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内容紹介
素粒子の平易な入門書。〔内容〕素粒子物理学とは/相対論的場の理論と量子力学/素粒子の世界を探る/対称性/U(1)ゲージ理論と量子電磁気学/弱い相互作用/対称性の破れ/電弱相互作用の統一理論/クォークとQCD/標準模型/他
編集部から
目次
1. 素粒子物理学とは
1.1 素粒子物理学とは
1.2 4種類の基本的な力
1.3 素粒子の分類
1.4 物理量の単位系と自然定数
2. 相対論的場の理論
2.1 特殊相対性理論
2.2 自由粒子の場の量子論
2.3 電子のスピンとディラック方程式
3. 素粒子の世界を探る
3.1 素粒子の高エネルギー散乱実験
3.2 散乱断面積
3.3 粒子加速器
3.4 粒子検出器
4. 素粒子の対称性
4.1 空間の座標変換と対称性,群
4.2 力学系の対称性と保存量
4.3 いろいろな群
4.4 内部空間と対称性
5. U(1)ゲージ理論と量子電磁気学
5.1 ファインマン図と物理量
5.2 U(1)ゲージ理論
5.3 量子電磁気学(QED)
5.4 量子電磁気学における摂動論
6. 弱い相互作用の低エネルギー領域での物理
6.1 弱い相互作用とフェルミの4体相互作用
6.2 弱い相互作用のカイラル対称性
6.3 4体相互作用模型の不完全性
7. 対称性の破れ
7.1 大域的な対称性の破れ
7.2 ゲージ対称性の破れ
8. 電弱相互作用の統一理論
8.1 非可換ゲージ理論
8.2 電弱統一理論
8.3 電弱統一理論の物理
9. クォークとQCD
9.1 クォークのカラーとフレーバー
9.2 QCD(量子色力学)
9.3 クォークの実在性とハドロンのジェット
10. 標準模型とフェルミオン世代
10.1 標準模型
10.2 フェルミオンの世代
10.3 世代の混合とCP不変性の破れ
10.4 中性K中間子,中性B中間子とCP不変性の破れ
10.5 ニュートリノの質量とニュートリノ振動
11. 標準模型を超えて
11.1 大統一理論
11.2 階層性と自然な理論
11.3 超対称性
11.4 宇宙と素粒子物理
11.5 量子重力
11.6 超弦理論
11.7 おわりに
12. 非可換ゲージ場の理論
12.1 リー群,リー代数とその表現
12.2 ゲージ対称性
12.3 ゲージ理論の幾何学的意味
12.4 ゲージ不変な作用と運動方程式
12.5 より一般的な作用と次元の数え方
13. 文献紹介
13.1 量子的場の理論
13.2 素粒子物理
13.3 一般相対性理論,宇宙物理
13.4 標準模型を超えた素粒子物理
13.5 連続群論
13.6 インターネット上の資料
14. 章末問題の解答
15. 主な素粒子
16. 索 引
17. 主な物理定数