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朝倉物理学大系 13 量子力学特論
内容紹介
物質の二重性(波動性と粒子性)を主題として,場の量子論から出発して粒子の量子論を導出する。〔内容〕場の一元論/場の方程式/場の相互作用/量子化/量子場の性質/波動関数と演算子/作用変数・角変数・位相/相対論的な場と粒子性
編集部から
目次
序―量子力学特論
I部 波動性と粒子性
1.場の一元論
1.1 物質と力の担い手としての場
1.2 場の性質と役割
2.場の方程式
2.1 ガリレイ相対性
2.2 ガリレイ変換と5次元形式
2.3 ガリレイ共変な場の方程式
2.4 場の量によるG5の表現
3.場の相互作用
3.1 一般的性質
3.2 電磁相互作用
3.3 非慣性系と慣性力
4.量子化
4.1 量子力学の基礎仮定
4.2 量子化に対する要請と手続き
4.3 調和振動子の場合
4.4 場の量子化
5.量子場の性質1
5.1 理論の構成
5.2 波動性と物質波
5.3 粒子性と確率波
5.4 3種の波動量
6.量子場の性質2
6.1 シュレーディンガーの形式の拡張
6.2 クラスター性
6.3 干渉現象
Ⅱ部 波動関数と演算子
7.1 シュレーディンガー方程式の形式解
7.2 時間的変化と対称性
7.3 演算子G(t),U(t,0)の実例
7.4 再帰状態とその位相
8.作用変数・角変数・位相
8.1 古典論的な考察
8.2 量子論的考察
8.3 ハミルトン―ヤコビ表示
8.4 具体的な例
Ⅲ部 補遺
9.相対論的な場と粒子性
9.1 スカラー場の場合
9.2 ディラック場の場合
9.3 共変性・局所性・因果性
10.その他の関連問題
10.1 5次元形式の場の理論
10.2 ハミルトンの主関数とシュレーディンガーの波動関数
10.3 中性スカラー場の密度流
10.4 関数Gv( -)(x,t)
11.跋―量子力学小論
12.索引
執筆者紹介
【編集】
荒船 次郎
江沢 洋
中村 孔一
米沢 富美子
【著者】
亀淵 迪(前筑波大学)
表 実(慶応大学)