第四紀学

町田 洋大場 忠道小野 昭山崎 晴雄河村 善也百原 新(編著)

町田 洋大場 忠道小野 昭山崎 晴雄河村 善也百原 新(編著)

定価 8,250 円(本体 7,500 円+税)

B5判/336ページ
刊行日:2003年05月28日
ISBN:978-4-254-16036-9 C3044

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内容紹介

現在の地球環境は地球史の現代(第四紀)の変遷史研究を通じて解明されるとの考えで編まれた大学の学部・大学院レベルの教科書。〔内容〕基礎的概念/第四紀地史の枠組み/地殻の変動/気候変化/地表環境の変遷/生物の変遷/人類史/展望

編集部から

目次

1. 第四紀学の基礎的概念
 1.1 第四紀学のめざすもの
 1.2 第四紀とは
 1.3 研究の発展とその背景
2. 第四紀地史の枠組み
 2.1 層序研究の基礎
 2.2 対比,編年と年代決定
 2.3 総合的な編年研究
3. 地殻の変動―第四紀地穀変動の特質と由来―
 3.1 概 説
 3.2 第四紀地殻変動の背景となるプレートテクトニクスの進歩
 3.3 変動帯と安定帯の地殻変動の特色
 3.4 第四紀環境変動の要因としての大地形の成立とテクトニクス
4・ 気候変化
 4.1 現在の地球の大気と海洋
 4.2 気侯変化の要因
 4.3 氷床コア
 4.4 海底コア
 4.5 湖沼コア
 4.6 その他の気候変化の指標―サンゴ骨格―
5. 地表諸環境の変遷
 5.1 大陸氷床の消長史
 5.2 海面変化史
 5.3 第四紀の河川と湖沼
 5.4 第四紀の沙漠
 5.5 レス
 5.6 第四紀のテフラと火山活動史
 5.7 第四紀の土壌
 5.8 洞窟とその堆積物
6. 生物群の変遷
 6.1 概説
 6.2 植物群と植生
 6.3 動物群
 6.4 第四紀の生態系
7・ 人類史
 7.1 人類紀としての第四紀
 7.2 人類史復元へのアプローチ
8. 第四紀研究の問題と展望
 8.1 地球環境の将来予測をめざす―氷期-間氷期サイクルの気候変化―
 8.2 人為作用と気候変化
 8.3 人為作用による自然生態系の改変
 8.4 地球温暖化と生物多様性の危機
 8.5 地殻変動・火山活動と人間活動
 8.6 環境の危機と第四紀研究
主要参考図書
引用文献
索引
 日本語索引
 欧文術語索引
執筆者紹介

執筆者紹介

【編集者】町田 洋,大場忠道,小野 昭,山崎晴雄,河村善也,百原 新
【執筆者(五十音順)】大場忠道,小野 昭,河村善也,成瀬敏郎,福澤仁之,増田耕一,町田 洋,百原 新,山崎晴雄

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