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最終更新日:2019.05.22

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ガラスの百科事典

ガラスの百科事典
立ち読み

A5/696ページ/2007年10月20日
ISBN978-4-254-20124-6 C3550
定価21,600円(本体20,000円+税)

作花済夫 ・由水常雄 ・伊藤節郎 ・幸塚広光 ・肥塚隆保 ・田部勢津久 ・平尾一之 ・和田正道 編

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紀伊國屋書店 旭屋倶楽部 東京都書店案内

ガラスの全てを網羅し,学生・研究者・技術者・ガラスアーチストさらに一般読者にも興味深く読めるよう約200項目を読み切り形式で平易解説。〔内容〕古代文明とガラス/中世・近世のガラス/製造工業の成立/天然ガラス/現代のガラスアート/ガラスアートの技法/身の回りのガラス/住とガラス/映像機器/健康・医療/自動車・電車/光通信/先端技術ガラス/工業用ガラスの溶融/成形と加工/環境問題/エネルギーを創る/ガラスの定義・種類/振る舞いと構造/特性/他。[立ち読み]もご覧ください。

編集部から

 本書は,1985年に朝倉書店で刊行し好評を博した『ガラスの事典』の後継本として企画された。編集者であった作花先生に改めてご相談し,総勢8名の編集委員によって内容構成が検討され,前書の専門色濃き内容から,時流にあった歴史や文化,工芸などの色彩を強めた内容へと大幅に変更した。もちろん専門的な内容もしっかりまとめてある。
 ガラスは今日の日常生活に欠かせない存在となっている。身の回りの製品が生活必需品であると同時に,独特の美しさを兼ね備えているところがガラスの特徴である。この美しさはガラスが本来透明であることによるもので,とくに高度の美しさを求めるのがガラス工芸(ガラスアート)で,今や日本のいたるところで人気の的になっている。ガラスの長い歴史はガラス工芸の歴史であったともいえよう。
 本書は,ガラスのすべてをカバーする事典で,文明とガラス,ガラス工芸,ガラスと現代生活,自動車とガラス,情報化社会で活躍するガラス,ガラスの用途,ガラスの製造,ガラスの関わる環境問題などの話題を網羅している。全体が7部,21章の構成となっており,約200項目を見開き2頁または4頁でまとめ,独立して読み,理解できるように平易な解説をめざした。ガラスの歴史,工芸,科学,技術,工業に携わる研究者,技術者,愛好家,あるいはガラスを学ぼうとする学生,ガラスに関心をもたれる一般の方々が読者対象となっている。
 今後,何かのチャンスにガラスに興味が出てきたり,急にガラスの知識が必要になったときに役立つ百科事典として活用されると同時に,ガラスになお一層親しみ,ガラスの良さを見直し,またガラスの優れた素質を引き出してもらう契機の書となることを願っている。(星)

執筆者一覧

【執筆者】(執筆順)
由水常雄,肥塚隆保,山崎一雄,伊藤節郎,岡本文一,井上曉子,上松敏明,和田正道,増井暁夫,目鳥辰也,曽我直弘,岸井貫,岡田明,三角荘一,柴田憲章,作花済夫,北尾修二,立和名一雄,沖野誠機,鈴木英俊,清水紀夫,二宮正幸,木原幹夫,安藤英一,斉藤栄亮,山本雅史,安崎利明,大本英雄,河津光宏,樋口作夫,菊田雅司,山地道雄,吉田宏之,小林正明,小島浩士,山崎博樹,中尾泰昌,前田敬,睫攜隋す木有一,橘高重雄,広田慎一郎,尾山卓司,江田伸二,菊川信也,平尾一之,瀬戸博,Michael Weisser,小川信一,川上幸衛,境慎司,池上徹,服部明彦,石井雅夫,尾坂明義,田中修平,田中淳二,米田貴重,山崎誠司,瀬戸啓充,長嶋廉仁,高松敦,室町隆,氈受彰,小泉健,大西正志,田部勢津久,西井準治,大石泰丈,小熊学,高橋雅英,柴田修一,藤田晃司,杉本直樹,藤原巧,邱建栄,三浦清貴,桐原聡秀,黒川明,多田嘉宏,石野利弘,酒井恒蔵,伊賀元一,植田光夫,園田治,若月博,石橋和史,Christoph Hermanns,伊勢田徹,矢野哲司,新藤和義,芦野豊,堀野明,工藤透,東海林尚樹,谷村義忠,佐々木憲明,大橋清,藤沢章,虎溪久良,野上正行,安盛敦雄,細野秀雄,井上博之,幸塚広光,大田陸夫,花田禎一,神谷寛一,難波徳郎,紅野安彦,内野隆司,松岡純,柳田裕昭,近江成明,粟津浩一,小島一男,田中勝久,三浦嘉也,辰巳砂昌弘,竹田諭司,田中千禾夫,藤野茂,小松高行,井上悟,那須弘行

目次

第吃堯.ラスの華やかな歴史

1. 古代文明とガラス
1.1 ガラスの起源 
1.2 メソポタミアのガラス 
1.3 エジプトのガラス 
1.4 古代イランのガラス 
1.5 ローマングラス 
1.6 ローマングラスの名宝 :ポートランドの壷とリュクルグスの坏
1.7 イスラムグラス 
1.8 中国の古代ガラス 
1.9 朝鮮の古代ガラス 
1.10 日本の古代ガラス 
1.11 正倉院のガラス 
1.12 古代ガラスの産地推定法(鉛同位体比法) 
1.13 古代メソポタミアのガラス製造秘伝書 

2. 中世・近世のガラス
2.1 ヨーロッパのガラス 
2.2 ヴェネチアのガラス 
2.3 秘伝書:ネーリの『ガラス製造法七書』 
2.4 ボヘミアのガラス 
2.5 中国清代のガラス 
2.6 ガリレイの望遠鏡とフックの顕微鏡 
2.7 江戸時代のガラス 
2.8 薩摩のガラス 

3. ガラス製造工業の成立
3.1 西欧のガラス工業の始まり 
3.2 ガラス工業の現代史 
3.3 明治初期のガラス技術の輸入 
3.4 板ガラス製造法の発展 
3.5 ガラスびんの製造法の発展 
3.6 日本の電気ガラスの工業化 

4. 天然ガラス
4.1 天然ガラスの種類 
4.2 黒曜石 
4.3 月のガラス 
4.4 宇宙のガラス 
4.5 火山溶岩起源のガラス(黒曜石を除く) 

第局堯〔ノ楼遒譴襯ラスアート

5. 現代のガラスアート
5.1 現代のガラスアートの始まり
5.2 アール・ヌーヴォーのガラス 
5.3 エミール・ガレ 
5.4 アール・デコのガラス 
5.5 北欧のガラス 
5.6 米国の現代ガラス 
5.7 日本の現代ガラス 

6. ガラスアートの技法
6.1 ガラスアートの技法について 
6.2 カットとエナメル絵付け 
6.3 グラヴィール,エッチング,ダイヤモンドポイント彫り 
6.4 サンドブラスト 
6.5 宙吹きと型吹き 
6.6 パート・ド・ヴェール 
6.7 プレスとスピン 
6.8 ステンドグラス 
6.9 ガラスの溶解 
6.10 装飾用ビーズ,トンボ玉 
6.11 色ガラス 

第敬堯仝渋綫験茲鮟瓩好ラスのいろいろ

7. 身の回りのガラス
7.1 ガラスびん 
7.2 食 器 
7.3 眼鏡のガラス 
7.4 鏡 
7.5 電灯(照明用ガラス) 
7.6 ほうろう 
7.7 レンジトップ(結晶化ガラス) 

8. 住とガラス
8.1 住とガラス 
8.2 遮熱ガラス 
8.3 複層ガラス 
8.4 防火ガラス 
8.5 汚れないガラス 
8.6 一方からしか見えないハーフミラー 
8.7 調光ガラス 
8.8 防犯ガラス 
8.9 防弾ガラス 
8.10 ガラスブロック 
8.11 壁材用ガラス 
8.12 ガラス短繊維(断熱材) 
8.13 ガラス長繊維(強化材) 

9. 映像機器とガラス
9.1 ブラウン管テレビのガラス 
9.2 液晶ディスプレイ用ガラス 
9.3 プラズマディスプレイ用ガラス 
9.4 透明導電性ガラス 
9.5 ハンダガラス 
9.6 ロッドレンズ 
9.7 非球面マイクロレンズ 
9.8 無反射ガラス 
9.9 磁気ディスク用ガラス 
9.10 フォトマスク用ガラス 

10. 健康・医療とガラス
10.1 体温計のガラス 
10.2 内視鏡:光ファイバーアレイ 
10.3 赤外線を透すガラス 
10.4 微生物・動植物細胞埋入ガラス 
10.5 ガラス線量計 
10.6 DNAチップとμ-TAS 
10.7 アンプル用ガラス 
10.8 抗菌ガラス 
10.9 治療用ガラス 

第孤堯仝鯆漫δ命に欠かせないガラス

11. 自動車・電車のガラス
11.1 自動車用ガラス
11.2 空冷強化ガラス 
11.3 合わせガラス 
11.4 撥水ガラス
11.5 防曇ガラス 
11.6 プライバシーガラス 
11.7 赤外線遮蔽ガラス 
11.8 紫外線遮蔽ガラス 
11.9 新幹線のガラス 
11.10 光反射応用ガラスビーズ 

12. 光通信とガラス
12.1 光時代とガラス 
12.2 光ファイバー通信 
12.3 光ファイバー 
12.4 ガラスレーザー 
12.5 アサーマルガラス 
12.6 光信号増幅の原理 
12.7 光ファイバー増幅器 
12.8 平面導波路ガラス 
12.9 アレイ導波路グレーティング(AWG)
12.10 紫外線により作製されるファイバーブラッグ格子 

13. 先端技術ガラス(将来のハイテクガラス)
13.1 光メモリーガラス 
13.2 超高速スイッチングガラス 
13.3 2次非線形光学ガラス 
13.4 波長変換ガラス 
13.5 長時間光るガラス 
13.6 フェムト秒レーザーによる3次元機能性ガラス
13.7 フォトニック結晶 

第紘堯.ラスの製造:進歩の連続

14. 工業用ガラスの溶融
14.1 工業用ガラスの製造 
14.2 ガラスの原料
14.3 ガラスの溶融
14.4 タンク窯 
14.5 るつぼ窯 
14.6 ガラス溶融用耐火物 
14.7 ガラスの欠陥 
14.8 ガラスの均質度と開放度 

15. ガラスの成形と加工
15.1 板ガラスの成形 
15.2 びんガラスの成形 
15.3 軽量びんをつくる 
15.4 ガラス管の成形 
15.5 ガラスのプレス成形 
15.6 ガラスの徐冷 
15.7 ガラスの切断 
15.8 ガラスの研磨 
15.9 イオン交換 
15.10 粉末ガラス 
15.11 低融点フリット 
15.12 ガラスの表面処理・コーティング 
15.13 反射望遠鏡用主鏡ガラスの大型化 

第塞堯ヾ超・エネルギー問題に取り組む

16. ガラスをとりまく環境問題
16.1 ガラスの環境問題 
16.2 ガラス工場と環境 
16.3 二酸化炭素排出量の削減 
16.4 板ガラスの破壊と対策 
16.5 びんの破壊と対策 
16.6 ガラス中の有害成分 
16.7 びんガラスのリサイクル 
16.8 板ガラスのリサイクル 
16.9 テレビガラスのリサイクル 
16.10 放射性廃棄物固定化ガラス 

17. エネルギーを創るガラス
17.1 ソーラーコレクター用ガラス 
17.2 太陽電池用ガラス 
17.3 レーザー核融合ガラス 

第刺堯.ラスとは何だろう

18. ガラスの定義・ガラスの種類
18.1 ガラス・結晶・アモルファス 
18.2 ガラスの化学組成 
18.3 実用ガラスの組成 
18.4 シリカガラス 
18.5 特殊な酸化物ガラス 
18.6 フッ化物ガラスとカルコゲナイドガラス 
18.7 有機・無機ハイブリッドガラス 

19. ガラス独自の振る舞いと構造
19.1 ガラス転移とガラスの安定化 
19.2 ガラス化範囲 
19.3 ガラスの生成法の種類 
19.4 ゾル―ゲル法によるガラスの合成 
19.5 ガラスの原子配列 
19.6 X線回折・中性子線回折によるガラス構造の研究
19.7 分光法によるガラス構造の研究
19.8 分子動力学によるシミュレーション
19.9 量子化学計算 

20. ガラスの特性
20.1 ガラスの密度 
20.2 ガラスの屈折率 
20.3 光の透過と反射・散乱 
20.4 ガラスの色 
20.5 放射線着色とソーラリゼーション 
20.6 フォトルミネッセンス 
20.7 ガラスの熱膨張 
20.8 ガラスの比熱と熱伝導 
20.9 ガラスの特性温度 
20.10 ガラスの電気的性質 
20.11 ガラスのイオン伝導 
20.12 ガラスの化学的耐久性 
20.13 ガラスと水の反応 
20.14 ガラス融液の酸化・還元 
20.15 ガラス融液の粘度 
20.16 ガラスの強度と破壊 
20.17 ガラスの弾性率 
20.18 ガラスの硬度 
20.19 ガラスの「ひずみ」 
20.20 性質の加成性 

21. 熱や光による性質の変化
21.1 非線形光学ガラス 
21.2 アップコンバージョン蛍光 
21.3 短波長レーザー光による屈折率変化 
21.4 ポーリングによる2次非線形性の発現 
21.5 フェムト秒レーザー光照射による変化 
21.6 ガラスの分相 
21.7 ガラスの結晶化 
21.8 感光ガラス 
21.9 フォトクロミックガラス 

索 引