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かたちと意識 (普及版) ―隠された主体を尋ねて―
小川 一行(著)
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内容紹介
科学とデザイン世界の橋わたしをめざす。〔内容〕かたちの不思議/知覚空間の基本原理/ゲシュタルト理論/生体内での情報の変容/知覚の古典力学/トポロジー/意識についての省察/色の世界のメタ・モデル/メタ・モデルと量子力学/他
編集部から
目次
1. 序章 旅へのいざない
2. かたちの不思議
2.1 かたちと形
2.2 用語について
3. 知覚空間の基本原理
3.1 知覚空間の数学的描像
3.2 充填・排他原理
3.3 重畳規則
3.4 公理系の設定
4. ゲシュタルト理論
4.1 エーレンフェルスの洞察と実験事実
4.2 ゲシュタルト理論の枠組
4.3 ゲシュタルト理論の展開(場の理論)
4.4 ケーラー空間とレヴィン空間
5. 生体内での情報の変容
5.1 眼の構造と機能
5.2 視覚中枢の構造と機能
5.3 眼による情報の収集
5.4 並列分散処理(PDP)
6. 知覚の古典力学
6.1 感覚と知覚
6.2 知覚の力学
6.3 心理の保存量
6.4 ハミルトン形式の運動方程式
6.5 古典力学の中のメタ・モデル
7. トポロジー
7.1 脳内空間
7.2 知覚多様体
7.3 メタ・モデルの表現
7.4 メタ・モデル
8. 意識についての省察
8.1 現象学における意識
8.2 意識の線形構造
9. 色の世界のメタ・モデル
9.1 光と色知覚
9.2 色知覚の本性
9.3 色空間と色立体
9.4 混色のベクトル・モデル
9.5 ヤング-ヘルムホルツの理論
9.6 CIE-XYZ表色系
9.7 (x,y,Y)空間の色立体
9.8 色 差
9.9 調 和
10. メタ・モデルと量子力学
10.1 ミクロとマクロ
10.2 知覚の不確定性と二面性
10.3 モデルと観測
10.4 シュレーディンガー方程式
11. 終章 マルコの話
12. 索 引