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電気・電子工学基礎シリーズ 16 量子力学 ―概念とベクトル・マトリクス展開―
中島 康治(著)
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内容紹介
量子力学の概念や枠組みを理解するガイドラインを簡潔に解説。〔内容〕誕生と概要/シュレーディンガー方程式と演算子/固有方程式の解と基本的性質/波動関数と状態ベクトル/演算子とマトリクス/近似的方法/量子現象と多体系/他。
編集部から
目次
1. 量子力学の誕生と概要
1.1 量子力学の概念と必要性
1.2 エネルギー量子と光子
1.3 原子の構造と古典論
1.4 前期量子論
1.5 行列力学
1.6 波動力学
2. シュレーディンガー方程式と演算子
2.1 波動関数Ψの解釈
2.2 古典的な波動方程式
2.3 シュレーディンガー方程式
2.4 定常状態
2.5 確率密度と確率の流れ
2.6 不確定性原理
3. 固有方程式の解と基本的物質
3.1 箱の中の自由粒子
3.2 状態数
3.3 トンネル効果
3.4 中心力場内の1粒子
3.5 水素原子
4. 波動関数と状態ベクトル
4.1 波動関数の展開
4.2 状態ベクトル:ブラとケット
4.3 位置表示
4.4 運動量表示
4.5 演算子と状態ベクトル
4.6 エネルギー期待値
4.7 期待値とエーレンフェストの定理
5. 演算子とマトリクス
5.1 状態ベクトルとマトリクス
5.2 共役演算子とエルミート演算子
5.3 ハミルトニアンの対角化
5.4 交換関係
5.5 ハイゼンベルグの運動方程式
6. フォノン,フォトン,スピンの基礎
6.1 箱の中の自由粒子の行列表示
6.2 2準位系
6.3 調和振動子と波動方程式
6.4 調和振動子の行列表示
6.5 角運動量とスピン
7. 近似的方法
7.1 変分法
7.2 摂動論
7.3 非定常状態の摂動論
7.4 散乱問題におけるボルン近似
8. 量子現象と多体系の量子力学
8.1 縮退のある摂動論とエネルギーギャップ
8.2 超伝導の現象論
8.3 多体系の量子力学
8.4 1次元波動方程式の量子化
8.5 シュレーディンガー方程式の場
8.6 電磁波と光子
8.7 電子系とフォトン (光子) の相互作用
8.8 電子系とフォノン (結晶イオン) の相互作用
演習問題解答
参考文献
索引