自動車技術シリーズ 5 自動車の材料技術 (普及版)

林 直義(編)

林 直義(編)

定価 5,280 円(本体 4,800 円+税)

B5判/164ページ
刊行日:2008年08月20日
ISBN:978-4-254-23775-7 C3353

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内容紹介

現在自動車に使われている材料を中心に,基礎から最新材料を紹介。リサイクル等環境問題に対する取り組みと材料の将来像にも言及〔内容〕構成材料/現状と将来(鉄鋼,鋳鉄,軽合金,樹脂,ゴム,ガラス,油脂,燃料,新素材)/環境問題。初版1996年9月1日刊。

編集部から

目次

1. 自動車の構成材料
 1.1 自動車の発展と材料
 1.2 構成材料の変遷
  1.2.1 鋼板・鋼管
  1.2.2 特殊鋼・構造用鋼
  1.2.3 アルミ合金
  1.2.4 樹脂
  1.2.5 ゴム材料
  1.2.6 ガラス
 1.3 自動車材料の課題
2. 自動車用材料の現状と将来展望
 2.1 鉄鋼
  2.1.1 鋼板,鋼管
  2.1.2 構造用鋼,特殊用途鋼
 2.2 鋳鉄
  2.2.1 鋳鉄材料の変遷
  2.2.2 鋳鉄・鋳鋼材料の種類と特徴
  2.2.3 コンポーネントと材料の種類
  2.2.4 鋳鉄材料の課題と対応技術
  2.2.5 鋳鉄・鋳鋼材料に対する今後の課題
 2.3 アルミニウム材料
  2.3.1 自動車のアルミ化の進展と現状
  2.3.2 ボデーパネル
  2.3.3 アルミ押出形材の構造部品への適用
  2.3.4 熱交換器
  2.3.5 その他の部品
  2.3.6 アルミニウム系新材料
  2.3.7 今後の動向
 2.4 樹脂材料
  2.4.1 はじめに
  2.4.2 内装材料
  2.4.3 外板,外装材料
  2.4.4 機能(構造)部品材料
 2.5 ゴム材料
  2.5.1 はじめに
  2.5.2 自動車用ゴム材料の分類
  2.5.3 熱可塑性エラストマー
  2.5.4 自動車部品とゴム素材に対する課題
  2.5.5 おもな自動車用ゴム部品の材料動向
  2.5.6 まとめ
 2.6 無機材料(ガラス)
  2.6.1 自動車用ガラスの変遷
  2.6.2 自動車用材料としての要求特性とガラスの基本的特性
  2.6.3 部位別分類と工法,商品展開
  2.6.4 最近の技術開発展開
  2.6.5 今後の自動車用ガラスの方向性
 2.7 油脂,燃料
  2.7.1 自動車用燃料
  2.7.2 内燃機関用潤滑油
  2.7.3 ギヤ油と自動変速機油
  2.7.4 等速ジョイント用グリース
 2.8 新素材
  2.8.1 はじめに
  2.8.2 セラミックス
  2.8.3 金属間化合物
  2.8.4 複合材料
  2.8.5 チタン合金
  2.8.6 アモルファス金属
  2.8.7 高機能表面処理
 3.1 排気ガス対策
  3.1.1 はじめに
  3.1.2 排ガス規制と触媒
  3.1.3 触媒の基本特性
  3.1.4 触媒を取り巻く諸問題
  3.1.5 おわりに
 3.2 オゾン層破壊物質対策
  3.2.1 概論
  3.2.2 カーエアコン用冷媒の対策
  3.2.3 発泡分野の対策
  3.2.4 洗浄分野の対策
  3.2.5 将来の対応への方向性
 3.3 資源・環境と車両の設計
  3.3.1 自動車を取りまく資源・環境の動向(リサイクルの必要性)
  3.3.2 自動車のリサイクル,廃棄の現状
  3.3.3 法規動向
  3.3.4 リサイクルしやすい車
  3.3.5 クリーンな車
  3.3.6 販売会社・サービスで発生する廃棄物とリサイクル
4. 索引

執筆者紹介

【編集委員長】池上 詢
【副委員長】近森 順
【編集委員】安部正人,井上悳太,岡 克己,大沢 洋,小林敏雄,城井幸保,芹野洋一,高波克治,辻村欽司,農沢隆秀,原田 宏,林 直義,東出隼機,間瀬俊明,山川新二,柳瀬徹夫
【編集幹事】林 直義
【執筆者】池本雄次,牛尾英明,上原紀興,川崎輝夫,小山一夫,杉本繁利,竹中 修,中嶋一義,橋本欣郎,林 直義,平野 明,船曳正起,保田哲男,宮坂明博,柳田 茂,吉田英雄

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