コンクリート工学 (第3版)
A5/192ページ/2017年09月05日
ISBN978-4-254-26171-4 C3051
定価3,080円(本体2,800円+税)
大塚浩司 ・武田三弘 ・小出英夫 ・阿波稔 ・子田康弘 著
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基礎からコンクリート工学を学ぶための定評ある教科書の改訂版。コンクリートの性質・施工をわかりやすく体系化。〔内容〕セメント/水・骨材/混和材料/フレッシュコンクリート/施工/強度/弾性・塑性・体積変化/耐久性/配合設計
編集部から
コンクリートは建設材料として重要であり,公共事業の抑制が叫ばれる昨今でも,国民一人当たり約5トンもの使用量である。廃棄物を原料として取り込めることもあり,環境面での寄与が期待されている。 本書は1992年に初版が刊行されたて以来,長く読み継がれ,今回で第3版となったコンクリート工学の教科書である。 コンクリートを構成するセメント,水,骨材,特別な性質を与えるための混和材料,コンクリートの強度や耐久性について体系的に解説している。また第3版ではコンクリートの施工に関する実務的な内容が加わった。コンクリートの変状を写真で紹介し,その対策も解説してあり,実務家にも役立つ。 演習問題を大幅に見直し,解答例も収録。教科書としてより使いやすくなった。
執筆者一覧
大塚浩司(東北学院大学名誉教授) 武田三弘(東北学院大学) 小出英夫(東北工業大学) 阿波 稔(八戸工業大学) 子田康弘(日本大学)
目次
0 序章 0.1 コンクリートとは 0.2 構造材料としてのコンクリートの特徴 1 セメント 1.1 概説 1.2 セメントの歴史 1.3 ポルトランドセメント 1.4 混合セメント 1.5 特殊セメント 1.6 産業廃棄物の利用 2 水・骨材 2.1 概説 2.2 水 2.3 骨材 3 混和材料 3.1 概説 3.2 分類および定義 3.3 混和材 3.4 混和剤 4 フレッシュコンクリート 4.1 概説 4.2 ワーカビリティー 4.3 材料の分離 4.4 空気量 4.5 初期性状(経時変化) 4.6 コンクリートの製造 4.7 各種コンクリート 5 コンクリートの施工と品質確保 5.1 概説 5.2 運搬 5.3 打込み・締固めおよび仕上げ 5.4 養生 5.5 継目 5.6 施工段階におけるコンクリート構造物の品質確保 6 コンクリートの強度 6.1 概説 6.2 強度理論 6.3 圧縮強度 6.4 その他の強度 6.5 破壊力学とコンクリート 7 コンクリートの弾性・塑性・体積変化 7.1 概説 7.2 弾性および塑性 7.3 体積変化とひび割れ 8 コンクリートの耐久性 8.1 概説 8.2 コンクリートの透水性(透気性) 8.3 凍害 8.4 化学的侵食 8.5 塩害 8.6 アルカリシリカ反応 8.7 キャビテーションおよびすりへり 8.8 中性化 8.9 コンクリートの耐久性向上技術 9 コンクリートの配合設計 9.1 概説 9.2 配合設計の基本的考え方と表し方 9.3 配合の設計方法 9.4 配合設計計算例
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