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経営科学のニューフロンティア 11 生産スケジューリング
内容紹介
背景,概念,手法,モデル等を平易に解説。実践に役立つテーマも収載。〔内容〕問題の分類/手法の体系/シミュレーション/待ち行列網解析/ニューラルネット/グラフ理論/動的計画法/ラグランジュ乗数法/ラグランジュ緩和/各モデル他
編集部から
目次
I.生産スケジューリング概論
1. 生産スケジューリングの基礎概念
1.1 生産管理における生産スケジューリングの位置づけ
1.2 生産スケジューリングの現代的意味
1.3 生産スケジューリングの基本用語
1.4 生産スケジューリングの目的と定義
2. 生産スケジューリングの分類
2.1 物的システムの構造による分類
2.2 静的問題と動的問題
2.3 データの取扱い方に基づく分類
3. 生産スケジューリングの方法
3.1 生産スケジューリングの方法の分類
3.2 0R的アプローチ
3.3 AI的アプローチ
3.4 マンマシンシステム・アプローチ
II.生産スケジューリングの手法
4. シミュレーション
4.1 シミュレーションベース・スケジューリング
4.2 実装方法
4.3 ディスパッチングルール
4.4 ディスパッチングルールの性能
5. 待ち行列網解析
5.1 待ち行列網解析の原理
5.2 待ち行列網解析の用語と基本法則
5.3 待ち行列網モデルの解析方法
5.4 逆待ち行列網解析
6. ニューラルネット
6.1 ニューラルネットの基礎
6.2 バックプロパゲーション・ニューラルネット
7. ネットワークアルゴリズム
7.1 スケジューリングとネットワーク理論
7.2 最大流問題/最小カット問題
7.3 最大流問題のアルゴリズム
7.4 ネットワークアルゴリズムの応用
8. メタヒューリスティクス
8.1 メタヒューリスティクスと最適化
8.2 メタヒューリスティクスの手法
8.3 メタヒューリスティクスの適用方法
8.4 スケジューリング問窟への適用例
9. 動的計画法
9.1 本章の目的と位置づけ
9.2 取り扱う問題とその定式化
9.3 動的計画法による一品目生産在庫問題の解法
9.4 例解
10. ラグランジュ緩和法
10.1 ラグランジュ緩和法への期待
10.2 制約つき最適化問題
10.3 ラグランジュ緩和法の予備知識
10.4 ラグランジュ関数の幾何学的解釈と最適化
10.5 簡単な数値例による説明
11. ラグランジュ緩和法と生産スケジューリング
11.1 説明の手段
11.2 定式化
11.3 競売とラグランジュ緩和法
11.4 競売の実行
11.5 特徴と注意
III.各種の生産スケジューリング・モデル
12. バックワード/フォワード法を併用したジョブショップ・スケジューリング
12.1 個別受注生産のためのスケジューリング方式の展開
12.2 シミュレーションベースの生産スケジューリング
12.3 機械単純ジョブショップ過程モデル上での性能比較
12.4 実稼働中のシミュレーションベース・スケジューリング・システム上での性能比較
13. IQNAとニューラルネットを用いた循環型ジョブショップのための
自律的スケジューリング
13.1 背景
13.2 用語
13.3 提案するスケジューリング・モデル
13.4 実験
14. 遺伝的アルゴリズムによる生産ラインの多目的スケジューリング
14.1 多目的最適化問題
14.2 遺伝的アルゴリズムによる多目的最適化問題の解法
14.3 熱間圧延工程スケジューリング問題への適用例
15. バッチサイズの決定とジョブの順序づけを同時に行うスケジューリング
15.1 対象とする問題とそれに対する考察
15.2 アプローチの考え方
15.3 採用したアプローチ
15.4 本解法の実用面に関する考察
16. ペナルティ伝播ネットワークによるバッチプロセスの状況対応型スケジューリング
16.1 状況対応型スケジューリングとは
16.2 状況対応型スケジューラの位置づけ
16.3 対象とする製造工程
16.4 ペナルティ伝播推論の説明
16.5 生産スケジュール修正例
17. ラグランジュ分解調整法によるロットサイズ・スケジューリング:
ロットサイズとロット順序の同時最適化
17.1 本章の目的と位置づけ
17.2 取り扱う問題:切替え費のある多品目単一機械ロットサイズ・スジューリング
17.3 ラグランジュ分解調整法による解法
17.4 ラグランジュ乗数の更新ルール
17.5 切替え時間を考慮したモデルヘの拡張定式化
18. 索 引
執筆者紹介
【編集者】黒田 充,村松健児
【執筆者】黒田 充,忻 海洪,西岡靖之,玉置 久,村松健児,米田 清,井上一郎,冬木正彦,森戸 晋,今泉 淳