朝倉日本語講座 2 文字・書記

北原 保雄(監修)/林 史典(編)

北原 保雄(監修)/林 史典(編)

定価 4,950 円(本体 4,500 円+税)

A5判/264ページ
刊行日:2005年03月20日
ISBN:978-4-254-51512-1 C3381

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内容紹介

〔内容〕日本語の文字と書記/現代日本語の文字と書記法/漢字の日本語への適応/表語文字から表音文字へ/書記法の発達(1)(2)/仮名遣いの発生と歴史/漢字音と日本語(呉音系,漢音系,唐音系字音)/国字問題と文字・書記の教育/他

編集部から

目次

第1章 日本語の文字と書記
 1. 言語と文字
 2. 書記言語の機能
 3. 古代の表語文字
 4. 漢字の移入と適応
 5. 音節文字の成立
 6. 日本語の習記法とその歴史
第2章 現代日本語の文字と書記法
 1. 現代日本語の書記法の基本
 2. 文字体系とその働き
 3. 現代日本語の書記法
 4. 書記法の問題点
第3章 漢字の日本語への適応
 1. 日本語は文字をもたない言語だった
 2. 漢字は表語文字である
 3. 漢文訓読と字調体系の成立
 4. 日本における漢字の音よみ
 5. 酉暦700年前後の日本の音よみ
 6. 一般の官人たちの音よみ
 7. 漢字で日本語の文を書く
 8. 漢字の訓でことがらの文を書く
 9 .万葉仮名で歌を書く
 10. 朝鮮半島の漢字使用からの影響
第4章 表語文字から表音文字へ
 1. 「万葉仮名」の発生
 2. 万葉仮名から平仮名へ
 3. 万葉仮名から片仮名へ
 4. 仮名の体系とその問題点
第5章 書記法の発達(1)
 1. 漢字と古代日本の書記
 2. 古代の書記と『古事記』『日本書紀』
 3. 『万葉集』の歌の表記(I)
 4. 『万葉集』の歌の表記(II)
 5. 宣命体
第6章 書記法の発達(2)
 1. 書記の原理
 2. 実用的文書の表記
 3. 仮名文の表記
 4. 漢字片仮名交じり文
第7章 仮名遣いの発生と展開
 1. 『仮名文字遣』序文
 2. いろは仮名遣い
 3. 仮名遣いの成立
 4. 定家の仮名遣いの成立(1)
 5. 契沖仮名遣い
 6. 定家の仮名遣いの成立(2)
第8章 漢字音と日本語
 a. 呉音系字音
 b. 漢音系字音
 c. 唐音系字音
第9章 国字問題と文字・書記の教育
 1. 国字問題と文字・書記の教育
 2. 漢字仮名交じり文において,いわゆる正書法というものの意識を作ることについて
 3. 国字問題のうち「漢字」
 4. 仮名に関する文字問題
 5. ローマ字に関する文字問題
 6. 文字・書記の教育
第10章 文字研究の歴史
 1. 文字研究史の記述法
 2. 新井白石の文字研究
 3. 略体仮名研究史
 4. 万葉仮名研究史
 5. 漢字研究史
 6. 神代文字研究史
 7. 最後に
索 引

執筆者紹介

【監修】
北原 保雄(前筑波大学)

【編集】
林 史典(聖徳大学)

【著者】
林史典、佐竹秀雄、犬飼隆、月本雅幸、佐佐木隆、伊坂淳一、迫野虔徳、小倉肇、沼本克明、肥爪周二、小林一仁、矢田勉

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