シリーズ〈生活科学〉 生活文化論 (訂正版)

佐々井 啓篠原 聡子飯田 文子(編著)

佐々井 啓篠原 聡子飯田 文子(編著)

定価 3,080 円(本体 2,800 円+税)

A5判/192ページ
刊行日:2002年04月10日
ISBN:978-4-254-60591-4 C3377

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内容紹介

生活に根差した文化を,時代ごとに衣食住の各視点から事例を中心に記述した新しいテキスト。〔内容〕生活文化とは/民族/貴族の生活(平安)/武家(室町・安土桃山)/市民(江戸)/ヨーロッパ/アメリカ/明治/大正/昭和/21世紀/他

編集部から

目次

1.生活文化とは
 1.1 「生活」の定義
 1.2 「文化」の意味
 1.3 「生活文化」とは
2.生活文化と民族
 2.1 風土に住まう
 2.2 現代に生きる民族服
 2.3 食文化の分布
3.貴族の生活1平安時代
 3.1 寝殿造りに住まう
 3.2 束帯と襲色目
 3.3 大 餐
4.武家の生活[室町・安土桃山時代]
 4.1 座敷の発達―書院造りの形成
 4.2 武家服飾と古典芸能
 4.3 本膳料理と懐石料理
5.貴族の生活2[ヨーロッパ18世紀]
 5.1 ロココ様式の室内装飾
 5.2 18世紀フランス宮廷の美
 5.3 ブルボン王朝の豪奢な食卓
6.市民の生活1江戸時代]
 6.1 町家―町人文化とともに開花した建築様式
 6.2 「だて」と「いき」
 6.3 飲食店と料理屋の出現
7.市民の生活2ヨーロッパ19世紀]
 7.1 アーツ・アンド・クラフツ運動から世紀末芸術へ
 7.2 ダンディとクリノリン
 7.3 レストランの出現
8.市民の生活3アメリカ19世紀]
 8.1 夢のアメリカンホームを求めて
 8.2 ミシンと既製服の誕生
 8.3 西部開拓とアメリカンスタイルの確立
9.明治の生活文化
 9.1 都市住宅とサラリーマン
 9.2 和服と女学生
 9.3 行事食と日常食
10.明治の洋風文化
 10.1 洋風住居
 10.2 鹿鳴館と改良服.アクセサリー
 10.3 西洋料理の開化
11.新しい造形ヨーロッパ20世紀]
 11.1 モダンハウスの誕生
 11.2 背広服とイブニングドレス
 11.3 食の合理性とおいしさの追求
12.大正ロマンの世界
 12.1 文化住宅とシンプルライフ
 12.2 洋風の和服
 12.3 コロッケの流行
13.昭和のモダニズム
 13.1 インターナショナルスタイルの住宅
 13.2 モダンガールの誕生
 13.3 洋食の常食化
14.流行は世界に[20世紀後半
 14.1 nLDKスタイルと商品化住宅
 14.2 ジーンズとミニスカート
 14.3 ファーストフードとグルメ時代
15.21世紀の生活文化
 15.1 個をつなぐ住まい
 15.2 機能性とファッション
 15.3 食品機能の追究と食環境の充実を目指して
16.参考図書
17.索  引

執筆者紹介

【編集者】佐々井 啓,篠原聡子,飯田文子
【執筆者】佐々井 啓,篠原聡子,飯田文子,村田あが,米今由希子,鈴木みのり,山岸裕美子,福田陽子,岩崎恵子,沼田早苗,神埜正子,牧田知子,山村明子,尾林道子,小町谷寿子,赤堀博美,伊藤香織,桜井理恵,鈴木佐代,先川直子,草野千秋,木下壽子,小野洋子,田代久美,島崎佐智代,青木淳子,大杉真奈美,鈴木桜子

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