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ビタミン総合事典
日本ビタミン学会(編)
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内容紹介
1996年刊行の『ビタミンの事典』を全面改訂。科学技術の進歩に伴うビタミンの新しい知見を追加。健康の維持・増進へのビタミンの役割についても解説。〔内容〕ビタミンA/ビタミンD/ビタミンE/ビタミンK/ビタミンB1/ビタミンB2/ビタミンB6/ナイアシン/パントテン酸/葉酸/ビタミンB12/ビオチン/ビタミンC/カロテノイド/フラボノイド/不飽和脂肪酸/ユビキノン(コエンザイムQ)/ピオプテリン/活性リン脂質/ピロロキノリンキノン/カルニチン/付録
編集部から
目次
「ビタミン総合事典」発刊によせて
目 次
0. ビタミン研究の歴史
Ⅰ脂溶性ビタミン
1. ビタミンA
1.1 はじめに(概要と歴史)
1.2 構造,化学
1.3 代謝,生体内分布,貯蔵
1.4 生理作用,欠乏症,過剰症
1.5 臨床,症例,臨床応用
1.6 摂取基準,エビデンス
1.7 相互作用,受容体機能
1.8 トピックス
1.8.1 レチノイレーション(レチノイル化)
1.8.2 学習と記憶
1.8.3 合成レチノイド
2. ビタミンD
2.1 はじめに(概要と歴史)
2.2 構造,化学
2.3 吸収,代謝と体内輸送
2.4 生理作用と欠乏症・過剰症
2.5 受容体機能と分子メカニズム
2.6 食事摂取基準と栄養疫学
2.7 臨床応用
2.8 誘導体と創薬研究
2.9 トピックス
2.9.1 酵素―基質ドッキングモデル
3. ビタミンE
3.1 はじめに(概要と歴史)
3.2 化学的・生化学的特性
3.2.1 ビタミンE の化学構造と生物活性
3.2.2 ビタミンE の抗酸化作用
3.2.3 In vivo におけるビタミンE の抗酸化作用
3.3 体内動態
3.3.1 吸収・代謝・代謝産物の機能
3.3.2 a ―TTP
3.4 生理・薬理作用
3.4.1 a ―トコフェロール
3.4.2 a ―トコフェロール以外のトコフェロール同族体
3.4.3 トコトリエノール
3.4.4 トコトリエノールの細胞生理作用
3.4.5 相互作用
3.5 臨 床
3.5.1 ヒト欠乏症と先天性疾患
3.5.2 臨床応用
3.6 食事摂取基準
3.7 安全性
3.8 トピックス
3.8.1 遺伝子発現とビタミンE
3.8.2 老化に伴う疾患とビタミンE
3.8.3 a ―トコフェロールリン酸
3.8.4 ビタミンE コハク酸(a ―トコフェロールコハク酸)
4. ビタミンK
4.1 はじめに(概要と歴史)
4.2 生化学的特性
4.2.1 生合成
4.2.2 化学的構造,酵素作用,関連化合物
4.3 生理作用
4.3.1 腸管よりの吸収,血中輸送および体内分布
4.3.2 血中濃度推移,代謝および体内動態
4.3.3 血液凝固および動脈石灰化に対する作用
4.3.4 骨代謝調節作用
4.4 欠乏症
4.4.1 欠乏症状
4.4.2 新生児,乳児,肝疾患など
4.5 薬理作用
4.5.1 過剰症・安全性
4.5.2 ビタミンK 製剤
4.5.3 ビタミンK サプリメント・保健機能食品・その他
4.5.4 ビタミンK の相互作用
4.6臨 床
4.6.1 肝疾患
4.6.2 骨粗鬆症
4.6.3 循環器疾患
4.6.4 その他の疾患
4.7 栄 養
4.7.1 摂取の現状と問題
4.7.2 ビタミンK の食事摂取基準
4.7.3 食事摂取基準の活用
4.7.4 栄養管理におけるビタミンK
4.8 トピックス
4.8.1 ビタミンK 作用と遺伝子多型,テーラーメイド医療
4.8.2 新しいビタミンK の作用
Ⅱ水溶性ビタミン
1. ビタミンB1
1.1 はじめに(概要と歴史)
1.2 構造,化学,生理作用
1.2.1 構造と化学
1.2.2 生理作用
1.3 生合成,吸収,代謝
1.3.1 チアミンの生合成
1.3.2 チアミンの吸収
1.3.3 チアミンの代謝
1.4 栄養と欠乏症
1.4.1 栄 養
1.4.2 ビタミンB1 栄養の評価法
1.4.3 欠乏症
1.5 欠乏症の臨床
1.6 トピックス
1.6.1 チアミンのリボスイッチ制御分子としての機能
1.6.2 チアミンによる糖尿病合併症の予
1.6.3 チアミンとがん
2. ビタミンB2
2.1 はじめに(概要と歴史)
2.2 構造,化学
2.3 補酵素作用と作用機構
2.4 生理作用と欠乏症
2.5 栄養,吸収および代謝
2.6 疾患との関連
3. ビタミンB6
3.1 はじめに(概要と歴史)
3.2 化学構造と生合成,関連化合物
3.3 補酵素作用
3.4 生理作用(ヒト(動物)の体内での生体内代謝;消化・吸収)
3.5 栄養(摂取基準と栄養評価,欠乏症・過剰症)
3.6 食品中の含量
3.7 新しい機能―疾病との関係
3.8 分子栄養学
4. ナイアシン
4.1はじめに(概要と歴史)
4.2構造,化学
4.3 消化・吸収,代謝
4.4 様々な作用
4.4.1 ナイアシンの生理作用
4.4.2 臨 床
4.4.3 ADP―リボシル化
4.4.4 新たな作用
4.5 食事摂取基準と栄養学
4.6 トピックス
4.6.1 ナイアシン関連化合物によるアポトーシスや分化の誘導
4.6.2 ナイアシンおよび関連化合物による遺伝子発現の制御
5. パントテン酸
5.1 はじめに(概要と歴史)
5.2 生化学的特性
5.2.1 化学的構造,関連物質
5.2.2 微生物における生合成
5.2.3 植物におけるパントテン酸の生合成
5.2.4 酵素作用
5.3 生理作用
5.3.1 消化,吸収,運搬
5.3.2 代謝機能
5.4 欠乏症
5.4.1 ヒトにおける欠乏症
5.4.2 動物における欠乏症
5.5 薬理作用
5.5.1 過剰症・安全性
5.5.2 サプリメント
5.6 臨 床
5.6.1 効能・効果と用法・用量
5.6.2 症例と臨床応用
5.6.3 先天性疾患
5.7 栄養疫学
5.7.1 食事調査
5.7.2 健康調査
5.8 食事摂取基準
5.8.1 エビデンス
5.8.2 目安量
5.9 トピックス
5.9.1 パントテン酸の工業的生産プロセス
5.9.2 メタボリックシンドローム対策,抗ストレス作用,抗疲労作用
6. 葉 酸
6.1 はじめに(概要と歴史)
6.2 生化学的特性
6.2.1 化学構造,生合成,関連化合物
6.2.2 補酵素作用
6.3 吸収,貯蔵と排泄
6.3.1 葉酸の吸収
6.3.2 葉酸の体内貯蔵量
6.3.3 葉酸の排泄
6.4 欠乏症
6.5 薬理作用
6.6 臨 床
6.7 相互作用
6.8 栄養疫学(食事調査)
6.9 食事摂取基準(エビデンス)
6.10 トピックス
7. ビタミンB12
7.1 はじめに(概要と歴史)
7.2 生化学的特性
7.2.1 ビタミンB12 および関連化合物の化学構造と理化学的性質
7.2.2 ビタミンB12 の生合成
7.2.3 ビタミンB12 の補酵素作用
7.3 生理作用
7.3.1 ビタミン B12 が関与する代謝
7.3.2 ビタミンB12 の代謝
7.4 吸収・輸送と薬理作用
7.4.1 ビタミンB12 の吸収と輸送
7.4.2 ビタミンB12 の薬理作用
7.5 欠乏症と臨床
7.5.1 ビタミンB12 欠乏症
7.5.2 ビタミンB12 の臨床
7.6 食事摂取基準と栄養学
7.6.1 ビタミンB12 の食事摂取基準
7.6.2 ビタミンB12 の栄養学
7.7 トピックス
7.7.1 ビタミンB12 関与酵素の構造生物学
7.7.2 B12 補酵素の修復およびアデノシル化酵素の構造生物学
7.7.3 ビタミンB12 結合タンパク質の構造生物学
8. ビオチン
8.1 はじめに(概要と歴史)
8.2 生化学的特性
8.2.1 生合成
8.2.2 化学構造・酵素作用・関連物質
8.3 生理作用
8.3.1 消化・吸収
8.3.2 代謝・新規生理機能
8.4 欠乏症
8.4.1 欠乏症
8.4.2 ビオチン欠乏の発症とバイオマーカーメカニズム
8.4.3 実験動物
8.4.4 家 畜
8.5 薬理作用
8.5.1 過剰症
8.5.2 サプリメント
8.5.3 大量投与
8.6 臨 床
8.6.1 症 例
8.6.2 先天性疾患
8.6.3 臨床応用
8.7 栄養疫学
8.8 食事摂取基準
8.8.1 科学的エビデンス
8.8.2 付加量についてのエビデンス
8.8.3 上限量についてのエビデンス
8.9 トピックス
8.9.1 糖尿病
8.9.2 遺伝子発現
9. ビタミンC
9.1 はじめに(概要と歴史)
9.2 生化学的特性
9.2.1 化学的構造,酵素作用,関連化合物
9.2.2 生合成経路と酸化還元系
9.3 生理機能
9.3.1 消化,吸収,代謝
9.3.2 生理作用
9.4 欠乏症
9.5 薬理作用
9.6 臨 床
9.7 相互作用
9.8 栄養疫学
9.9 食事摂取基準
Ⅲ ビタミン関連化合物
1. カロテノイド
1.1 はじめに(概要)
1.2 生産,物性
1.3 生理・薬理作用
1.4 疾病予防
2. フラボノイド
2.1 はじめに(概要と歴史)
2.2 分類と構造
2.3 生体利用性(吸収代謝)
2.4 生理機能と疾病予防
3. 不飽和脂肪酸
3.1 はじめに(概要と歴史)
3.2 栄養学と欠乏症(PUFA に関する話)
3.3 エイコサノイドと関連化合物(1)生合成と生理作用
3.4 エイコサノイドと関連化合物(2)医薬品としての開発
3.5 その他のアラキドン酸含有リン脂質由来のメディエーター
4. ユビキノン
4.1 はじめに(概要と歴史)
4.2 生理・生化学作用
4.2.1 電子伝達作用
4.2.2 抗酸化作用
4.2.3 生合成,代謝
4.2.4 臨床応用
4.2.5 その他
4.3 栄養学的必要性
4.3.1 生体での供給源と血中レベル
5. ビオプテリン
5.1 はじめに(概要と歴史)
5.2 生化学的特性
5.2.1 生合成(主経路)
5.2.2 生合成(サルベージ経路)
5.2.3 関連化合物
5.3 生理作用
5.3.1 芳香族アミノ酸水酸化酵素の補酵素として
5.3.2 一酸化窒素合成酵素の補酵素として
5.3.3 補酵素として以外の生理作用
5.4 欠乏症
5.4.1 高フェニルアラニン血症
5.4.2 ドーパ反応性ジストニア
5.4.3 セピアプテリン還元酵素欠損症
5.5 薬理作用と臨床応用
5.5.1 BH4 反応性フェニルアラニン水酸化酵素欠損症
5.5.2 血管内皮機能障害とBH4
6. 活性リン脂質
6.1 はじめに(概要と歴史)
6.2 イノシトール含有リン脂質とその代謝物
6.2.1 ホスファチジルイノシトールの構造および生合成
6.2.2 イノシトールリン脂質の生理的意義
6.2.3 グリセロホスホイノシトール(GPI)アンカータンパク質
6.2.4 イノシトール摂取の栄養価値
6.3 コリン含有リン脂質とその代謝物
6.3.1 コリンリン脂質およびその代謝物・代謝酵素
6.3.2 コリン摂取の栄養価値
6.3.3 消化管腔でのリン脂質分解と小腸上皮による吸収
6.3.4 ファーストメッセンジャーとしてのコリンリゾリン脂質の供給
6.3.5 リン酸モノエステル型リゾリン脂質メディエーター前駆体の供給
6.4 アミノ基含有リン脂質とその代謝物
6.4.1 n―3 系列の高度多価不飽和脂肪酸の供給源
6.4.2 ファーストメッセンジャーとしてのリゾアミノリン脂質の供給
7. ピロロキノリンキノン(PQQ)
7.1 はじめに(概要と歴史)
7.2 化 学
7.3 定量法と自然界での分布
7.4 栄養学(欠乏症と過剰症)
7.5 生理作用と臨床応用への期待
7.6 ピロロキノリンキノン依存性酵素
8. カルニチン
8.1 はじめに(概要と歴史)
8.2 生化学的特性
8.2.1 生合成
8.2.2 化学的構造,補酵素作用,関連化合物
8.3 生理作用
8.3.1 分解,吸収・再吸収
8.3.2 代謝,新規生理作用
8.4 欠乏症
8.5 薬理作用
8.6 臨 床
8.7 相互作用
8.8 栄養疫学
8.9 食事摂取基準
8.10 トピックス
付 録
索 引