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講座 文明と環境 7 人口・疫病・災害 (新装版)
内容紹介
火山災害や疫病,それに気象災害・地震等が人口の変動にいかなる影響を与えたかを論じ,人口変動の事実が自然環境や疫病といかにかかわったかを解説。〔内容〕自然の猛威と文明/疫病と文明/近現代の人口変動/日本人口史/他。初版1995年9月20日刊。
編集部から
目次
1. 現代世界における人口変動の諸様相
1.1 合計特殊出生率―何人子供が生まれるか
1.2 乳児死亡率と平均寿命―何人の人が生き延び,人は何歳で死ぬか
2. 自然の猛威と環境・文明
2.1 自然の猛威とはなにか
2.2 猛威の複合と自然史への影響
2.3 自然の猛威が歴史に関わる条件
3. 自然の猛威と文明
3.1 異常気象と文明
3.2 地震と災害
3.3 人類の大移動を起こした海面の大変動
3.4 コラム:マヤ文明の滅亡
3.5 コラム:古墳時代の榛名山大噴火と火災
4.6 コラム:古代の大災害を語る八郎太郎伝説
4. 疫病と文明
4.1 ペスト大流行
4.2 産業革命期イギリスの人口と疫病
4.3 病気の東西交流
4.4 幕末開港と疫病――異文化接触と人口
4.5 近代日本の都市における疫病と人口
4.6 DDTは人類に何を与えたか
4.7 現代文明の病巣エイズ
4.8 コラム:死と病の社会史
5. 近現代の人口変動
5.1 清朝期中国の災害と人口
5.2 人口転換とエネルギー利用の転換
6. 日本人口史
6.1 日本文明史における環境と人口
7. 索 引
執筆者紹介
【総編集】
梅原 猛
伊東 俊太郎
安田 喜憲
【編集】
速水 融
町田 洋
【著者】
伊藤 繁,家田貴子,石 弘之,上田 信,内嶋善兵衛,大井邦明,鬼頭 宏,寒川 旭,杉山伸也,高橋眞一,田島和雄,新村 拓,早田 勉,速水 融,町田 洋,森脇 広,安元 稔