現代基礎数学 1 数学の言葉と論理

渡辺 治北野 晃朗木村 泰紀谷口 雅治(著)

渡辺 治北野 晃朗木村 泰紀谷口 雅治(著)

定価 3,630 円(本体 3,300 円+税)

A5判/228ページ
刊行日:2008年09月25日
ISBN:978-4-254-11751-6 C3341

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内容紹介

数学は科学技術の共通言語といわれる。では,それを学ぶには?英語などと違い,語彙や文法は簡単であるがちょっとしたコツや注意が必要で,そこにつまづく人も多い。本書は,そのコツを学ぶための書,数学の言葉の使い方の入門書である。

編集部から

本シリーズ
「刊行にあたって」

 基礎数学は,科学を表現するのに適切な言葉を整える.
 先端の数学は,時を経て洗練されて基礎を豊かにする.
 社会の情報化が進み,諸科学を支える数学の裾野が拡大していることを背景に,本講座は,幅広い横方向の広がりを見据えた現代の基礎と,数学の特質である縦方向の深まりの端緒を揃え,21世紀初頭に求められている数学を提供することを目的とする.
                                    [編集委員]

 *本文は各巻のそでに入っております。

目次

1. 論理と集合
1.1 命題論理
1.2 述語論理
1.3 証明
1.4 集合
章末問題

2. 写像と濃度
2.1 関数と写像
2.2 写像のグラフ
2.3 写像の性質
2.4 濃度
2.5 ベルンシュタインの定理
2.6 選択公理
章末問題

3. 二項関係
3.1 二項関係
3.2 順序と順序同型
3.3 同値関係と同値類
3.4 整数の構成
3.5 二項関係上の演算
3.6 実数の構成
章末問題

4. 数学的論法
4.1 対偶による証明
4.2 帰納法・帰納的定義
4.3 数学の言葉を使ってみよう
4.4 数学の言葉の使用例:形式言語入門
章末問題

章末問題解答
参考図書の紹介
索  引

執筆者紹介

【編集】
新井 仁之
小島 定吉
清水 勇二
渡辺 治

【著者】
渡辺 治(東京工業大学)
北野 晃朗(創価大学)
木村 泰紀(東邦大学)
谷口 雅治(岡山大学)

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