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内容紹介
現在,最も注目を集めている統計手法を,豊富な具体例を用い詳細に解説。〔内容〕単変量・多変量データ/回帰分析/潜在変数/観測変数/構造方程式モデル/母数の推定/モデルの評価・解釈/順序/付録:数学的準備・問題解答・ソフト/他
編集部から
【著者より】
近年,統計解析にしばしば利用されるようになったフリーソフトに
「統計解析環境R」があります.Rによって本書の全分析を実行
できるスクリプトを準備しました.当ページよりぜひ入手して,
本書の脇にPCを置き,追計算しながら学習を進めてください.
(2013年12月25日)
目次
1. 導入・単変量データ ―平均と分散―
1.1 モデルの特徴
1.2 本書の構成
1.3 対人知覚法
1.4 「セルフデータ」の作成
1.5 生データ
1.6 ヒストグラム
1.7 平均
1.8 分散・SD
1.9 確率変数
1.10 期待値
1.11 確率変数の分散
1.12 問題
2. 多変量データ ―共分散と相関係数―
2.1 確率ベクトル
2.2 多変量データ
2.3 拡大データ行列
2.4 平均ベクトル
2.5 平均偏差行列
2.6 分散行列
2.7 標準化データ行列
2.8 積率・共分散・相関係数
2.9 積率行列
2.10 共分散行列
2.11 相関行列
2.12 標本行列間の関係
2.13 母集団行列間の関係
2.14 問題
3. 回帰分析
3.1 単回帰モデル
3.2 平均偏差データの単回帰モデル
3.3 標準化データの単回帰モデル
3.4 重回帰モデル
3.5 重相関と決定係数
3.6 偏回帰係数の解釈
3.7 直接効果・間接効果
3.8 分析結果の解釈
3.9 問題
4. 潜在変数と測定方程式
4.1 潜在変数
4.2 共分散構造
4.3 推定量
4.4 標準化解
4.5 測定方程式の行列表記
4.6 共分散・相関構造の行列表記
4.7 識別問題
4.8 変数の分類
4.9 パスダイアグラム
4.10 問題
5. 観測変数の構造方程式
5.1 構造方程式
5.2 共分散構造
5.3 識別問題
5.4 標準化解
5.5 問題
6. 構造方程式モデル
6.1 構造方程式
6.2 共分散構造
6.3 モデルの記述
6.4 識別問題
6.5 標準化解
6.6 分析数値例
6.7 問題
7. 母数の推定 Ⅰ
7.1 方程式の不能・不定
7.2 最小2乗基準
7.3 最適化・適合度関数
7.4 微分・導関数
7.5 最適化計算の実際1 ―識別―
7.6 最適化計算の実際2 ―丁度識別―
7.7 最適化計算の実際3 ―識別不能―
7.8 問題
8. 母数の推定 Ⅱ
8.1 確率密度と正規分布
8.2 最尤推定法
8.3 適合度関数
8.4 極所最適解・非収束・発散
8.5 不適解
8.6 その他の推定法・最適化法
8.7 問題
9. 因果モデルの構成
9.1 基本的性質
9.2 統制と因果関係 ―実験的研究と因果関係―
9.3 非統制状況における因果モデル ―相関的研究と因果関係―
9.4 因果モデルの構成
10. モデルの評価
10.1 全体的評価
10.2 解の検定
10.3 適合度指標
10.4 情報量規準
10.5 RMSEA
10.6 部分的評価
10.7 母数の検定・標準誤差・信頼区間
10.8 標準化残差 ―観測変数の評価―
10.9 決定係数 ―方程式の評価―
10.10 数値例
10.11 問題
11. モデルの解釈
11.1 直接効果
11.2 総合・間接効果
11.3 共分散・相関
11.4 解釈例
11.5 標準化前の係数の解釈
11.6 基準変数の変動の分解
11.7 解釈例の分類
11.8 問題
12. 順序尺度データの扱い
12.1 閾値のモデル
12.2 順序変数間の相関
12.3 順序変数と連続変数の相関
12.4 カテゴリカル因子分析
12.5 項目反応理論
12.6 プロビット回帰分析
12.7 問題
13. 平均・共分散構造分析
13.1 切片の推定
13.2 平均構造・共分散構造
13.3 最尤推定
13.4 縦断データの因子分析
13.5 「自己」「他者」「メタ」の分布の比較
13.6 問題
14. 多母集団比較
14.1 多母集団のモデル
14.2 因子比較
14.3 不完全データの因子分析
14.4 行動遺伝学モデル
14.5 問題
15. 数学的準備
15.1 シグマ記号
15.2 線形代数入門
16. Q&A
17. ギリシャ文字の読み方
18. 問題解答
19. ソフトウェア
19.1 AMOS
19.2 CALIS
19.3 EQS
19.4 LISREL
20. 索 引