学生のための機械工学シリーズ 5 伝熱科学

稲葉 英男加藤 泰生大久保 英敏河合 洋明原 利次鴨志田 隼司(著)

稲葉 英男加藤 泰生大久保 英敏河合 洋明原 利次鴨志田 隼司(著)

定価 3,190 円(本体 2,900 円+税)

A5判/180ページ
刊行日:2004年03月20日
ISBN:978-4-254-23735-1 C3353

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内容紹介

身近な熱移動現象や工学的な利用に重点をおき,わかりやすく解説。図を多用して視覚的・直感的に理解できるよう配慮。〔内容〕伝導伝熱/熱物性/対流熱伝達/放流伝熱/凝縮伝熱/沸騰伝熱/凝固・融解伝熱/熱交換器/物質伝達/他

編集部から

目次

1. 伝熱科学
 1.1 伝熱科学で学ぶこと
 1.2 分子論に基づく熱と温度
 1.3 伝熱の三形態の基礎概念
2. 熱物性の基礎と実際
 2.1 熱物性の基礎
 2.2 熱伝導率の定義
 2.3 物質の各状態(相)における熱伝導率
 2.4 比熱の定義
 2.5 物質の各状態(相)における比熱
 2.6 潜熱の定義とその物理的意味
 2.7 各相変化の特徴と代表的な潜熱量
3. 伝導伝熱
 3.1 伝導伝熱の現象
 3.2 熱伝導の基礎方程式
 3.3 定常熱伝導
 3.4 非定常熱伝導
 3.5 拡大伝熱面
 3.6 熱伝導数値解析法
4. 対流熱伝達
 4.1 対流現象と対流熱伝達
 4.2 強制対流熱伝達
 4.3 自然対流熱伝達
5. 放射伝熱
 5.1 放射現象とその性質
 5.2 放射伝熱
 5.3 ガス体の放射伝熱
6. 凝縮伝熱
 6.1 凝縮伝熱現象の基礎
 6.2 膜状凝縮
 6.3 ヌセルトの液膜理論
 6.4 凝縮曲線
 6.5 その他の凝縮面における層流膜状凝縮
 6.6 垂直面上の乱流膜状凝縮
 6.7 不凝縮ガスの影響
 6.8 生活および環境における凝縮
7. 沸騰伝熱
 7.1 沸騰曲線
 7.2 沸騰伝熱の様式
 7.3 沸騰核生成と気泡成長
 7.4 核沸騰
 7.5 限界熱流束
 7.6 膜沸騰
 7.7 極小熱流束
 7.8 沸騰熱伝達に及ぼす諸因子の影響
8. 凝固・融解伝熱
 8.1 凝固・融解現象の基礎
 8.2 凝固伝熱モデルと無次元数
 8.3 ステファンの解析
 8.4 潜熱蓄熱
9. 熱交換器
 9.1 熱交換器の基礎
 9.2 熱通過率
 9.3 熱交換器における伝熱性能の計算
10. 物質移動を伴う熱伝達
 10.1 物質移動現象の基礎
 10.2 拡散による物質移動
 10.3 対流による物質移動モデル
 10.4 物質移動を伴う熱伝達
索 引

執筆者紹介

【執筆者】稲葉英男,大久保英敏,加藤泰生,鴨志田隼司,河合洋明,原 利次

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