郷土史大系 生産・流通 (下) ―鉱山業・製造業・商業・金融―

阿部 猛落合 功谷本 雅之浅井 良夫(編)

阿部 猛落合 功谷本 雅之浅井 良夫(編)

定価 16,500 円(本体 15,000 円+税)

B5判/432ページ
刊行日:2020年12月01日
ISBN:978-4-254-53574-7 C3321

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内容紹介

主に製造業・流通を紹介。〔内容〕鉱山業/醸造業/製粉/製糸/絹織物業/窯業/製鉄業/金属加工/時計/自動車/航空機/電子機器/有機肥料/和紙/製薬/石油化学製品/マッチ/家具/電力業/問屋/デパート/金融業/他

編集部から

目次

IV 鉱山業
 総論 〔仲野 義文〕
 1. 金山・銀山 〔仲野 義文〕
 ■総説
 ■陸奥の金
 ■金山の生産と輸送
 西三川砂金山
 相川金銀山の開発
 金の製錬と小判の鋳造
 佐渡金銀山の近代化
 ■銀山の生産と輸送
 石見銀山
 生野銀山
 多田銀山
 院内銀山
 ■採掘技術
 ■労働力の編成
 ■鉱山の閉山
 海外進出
 鉱山の観光資源化
 2. 銅山業と製銅業・その他の鉱業 〔仲野 義文〕
 ■採銅所
 ■別子銅山
 ■足尾銅山
 ■尾去沢銅山
 ■阿仁銅山
 ■その他の鉱山(水銀・硫黄・錫・鉛亜鉛)
 水銀
 硫黄
 錫
 鉛・亜鉛
 3. 石炭 〔北澤 満〕
 ■総説
 ■石狩炭田と釧路炭田
 ■常磐炭田
 ■宇部炭田
 ■三池炭田
 4. その他
 4.1 石油 〔内藤 隆夫〕
 4.2 その他(石材中心) 〔丹治 雄一〕
 ■旧石器時代から江戸時代までの石材利用および石材業の概況
 ■近代の神奈川県域における石材業の展開
 
V 製造業
 総論 〔谷本 雅之〕
 1. 食品加工業 〔井奥 成彦〕
 1.1 総説
 ■統計に見る戦前期日本の食品加工業
 ■日本の食品加工業の地域的特色―特に醸造業について―
 1.2 醸造業
 ■酒(日本酒・焼酎・ビール) 〔大島 朋剛〕
 日本酒
 焼酎
 ビール
 ■醤油・味噌・酢 〔井奥 成彦〕
 醤油
 味噌
 酢
 1.3 製粉 〔生島 淳〕
 ■コムギ栽培と製粉業の始まり
 ■製粉工業の導入と発展
 ■第二次世界大戦後の動向
 1.4 製糖 〔大澤 篤〕
 ■幕末開港期
 ■明治維新期
 ■産業革命期
 ■日露戦後期
 ■第一次世界大戦期
 ■1920年代不況期
 ■満州事変期
 ■アジア太平洋戦争期
 1.5 製麺 〔久岡 道武〕
 ■製麺技術の伝来
 ■素麺産地の広がり
 ■うどん・そばの発明と機械製麺の発達
 ■新しい麺食文化の到来
 1.6 菓子 〔八百 啓介〕
 ■和菓子
 ■洋菓子
 1.7 缶詰 〔高柳 友彦〕
 1.8 清涼飲料水 〔河野 昭三〕
 ■欧米人の生活必需品:列強進出の落とし子
 ■外国人居留地とその附近:伝習から開業へ
 ■京都舎密局からの製造販売:官業から民業へ
 ■大手ビール会社の参入:ラムネからサイダーへ
 ■第二次世界大戦後の成長と発展:製品の多様化へ
 ■市場の競争激化と成熟化:国内から国外へ
 1.9 乳製品・酪農製品 〔矢坂 雅充〕
 ■戦後の乳業の展開
 ■開拓酪農と中小乳業プラント
 ■岩手県の開拓酪農と中小乳業メーカー
 1.10 たばこ 〔鎮目 良文〕
 2. 繊維産業・衣料産業
 2.1 総説 〔阿部 武司〕
 2.2 原料糸
 ■製糸業 〔松村 敏〕
 製糸業の成立
 幕末開港と生糸生産の急増
 明治~昭和戦前期の製糸業最盛期
 戦後と現在の製糸業
 ■綿紡績業 〔結城 武延〕
 江戸時代以前
 戦前から戦間期へ
 戦時期から戦後へ
 ■化学繊維・合成繊維 〔橋本 規之〕
 レーヨン工業の勃興
 産地の形成
 合成繊維産業の盛衰
 2.3 布生産
 ■絹織物業 〔松嵜 久實〕
 古代の養蚕と絹織物の伝来と普及
 中世の絹織物
 近世の絹織物業
 明治期の絹織物業
 大正・昭和戦前期
 第二次世界大戦後復興期
 ■綿織物業 〔谷本 雅之〕
 綿織物業の成立
 幕末開港と綿織物業の再編
 綿織物業の複層的発展
 産地綿織物業の力織機化
 戦時から戦後へ
 ■毛織物業 〔橋口 勝利〕
 近代日本と毛織物業
 毛織物業の始まり
 尾西産地の発展―工業化と製品転換
 毛織物業の飛躍
 ■化繊・合繊の織物業 〔白木沢 旭児〕
 戦前の人絹織物業
 戦後の化繊・合繊織物
 ■メリヤス産業 〔大森 一宏〕
 メリヤスの導入
 輸出の増加
 組織化の進展
 分業システム
 商標問題
 メリヤスからニットへ
 2.4 縫製 〔岩本 真一〕
 ■縫製(業)とは
 ■縫製業成立以前の衣料品生産
 ■幕末開港と縫製業の成立
 ■居留地貿易撤廃後の展開
 ■戦時統制下の拡大
 ■戦後繊維産業の再編から縫製業の躍進へ
 ■躍進の陰に
 3. 窯業
 3.1 総説 〔宮地 英敏〕
 3.2 陶磁器 〔宮地 英敏〕
 ■古代から中世の陶磁器業
 ■茶の湯の隆盛と近世陶磁器業
 ■幕末開港期から明治前期にかけて
 ■近代における飲食器生産
 ■戦後の飲食器製造
 3.3 碍子・衛生陶器・ニューセラミックス 〔宮地 英敏〕
 ■碍子
 ■衛生陶器
 ■ニューセラミックス
 3.4 硝子産業 〔黄 完晟〕
 ■日本の硝子産業の概略
 近代的な硝子工業の形成
 戦時経済と戦後の混乱期の硝子工業
 戦後の発展期の硝子産業
 板硝子の工業
 ■日本の主な硝子産業の地域・東京と大阪
 東京の硝子工業
 大阪の硝子工業
 ■硝子産業の展望
 3.5 セメント業 〔渡邉 恵一〕
 ■日本におけるセメント業の勃興
 ■市場と生産地域の拡大
 ■企業間競争の激化と戦時下の再編
 ■戦後のセメント業
 4. 金属と金属加工業
 4.1 総説 〔長島 修〕
 4.2 製鉄業
 ■たたら製鉄 〔相良 英輔〕
 近世前期のたたら製鉄
 近世中期のたたら経営
 銑生産から割鉄生産へ
 近世後期松江藩のたたら製鉄
 近代のたたら製鉄
 ■近代製鉄業 〔長島 修〕
 たたら製鉄から近代製鉄業へ
 近代製鉄業の成立
 明治維新後の釜石製鉄業
 中小坂鉱山
 陸海軍の製鋼事業
 官営八幡製鉄所の確立
 4.3 アルミニウム 〔三和 元〕
 ■アルミニウム製錬業の発達
 ■アルミニウム製錬業の再建と新規参入
 ■アルミニウム製錬業の衰退
 ■アルミニウム加工業の発展
 4.4 金属加工 〔老川 慶喜〕
 ■産業用鋳物産地―川口など
 日用品鋳物生産から機械鋳物生産へ
 川口鋳物業の発展と製造品目の多様化
 明治30~40年代の各種鋳物生産
 在来技術の変革
 第一次世界大戦後の川口鋳物業
 5. 機械製造
 5.1 総説 〔沢井 実〕
 明治の機械工業
 戦間期の機械工業
 戦時期の機械工業
 戦後の機械工業
 5.2 時計 〔鈴木 淳〕
 5.3 船舶 〔小池 重喜〕
 ■近代的海事政策体系成立・再編と造船業の本格的発展
 海事政策体系成立と貨客船建造業の発展開始
 1899年(明治32)再編成
 遠洋航路補助法制定と日本造船業の本格的成立
 ■明治末・大正初年の変化
 超弩級戦艦建造体制への参入と造船需要倍増
 貨物船分野の展開
 ■第一次世界大戦前後における造船業の躍進
 貨物船建造の急増と造船業確立
 レシプロ貨物船建造の最的質的発展と貨物船建造業の本格的成立
 ■1920・30年代の展開
 中古船大量輸入と世界的な船腹過剰
 タービン・ディーゼル船段階への移行開始・展開
 日本:タービン化からディーゼル化へ
 船舶改善助成施設
 5.4 鉄道車両 〔沢井 実〕
 ■明治の鉄道車両工業
 ■戦間期の鉄道車両工業
 ■戦時期の鉄道車両工業
 ■戦後の鉄道車両工業
 5.5 自転車 〔朝倉 雅寿〕
 ■産業の成立
 ■産業の展開
 ■第二次世界大戦後の成長と衰退
 5.6 オートバイ 〔出水 力〕
 ■総説
 オートバイ生産の夜明け
 戦後のオートバイ生産の再スタート
 ■戦前のオートバイ産業
 先達たち
 日本モータース製造所
 陸王内燃機
 ■戦後のオートバイ産業の再出発
 ホンダの起業とスズキの業種転換
 メーカー乱立期から今日の4社体制へ
 海外レース参戦と輸出産業へ
 本格的な海外現地生産
 5.7 自動車 〔四宮 正親〕
 ■自動車産業の誕生
 ■小型車の普及
 ■小型車工業の形成と発展
 ■日産自動車の小型車生産
 ■国産車の育成
 ■軍部と自動車産業
 ■京浜工業地帯と自動車産業
 ■国産自動車メーカーの誕生と発展
 日産自動車
 トヨタ自動車
 スズキ
 本田技研工業
 ■自動車産業と遠州
 5.8 航空機 〔坂上 茂樹〕
 ■上毛の雄―中島飛行機
 ■神戸系二社―川崎と川西
 川西航空機
 川崎航空機
 ■名古屋の両雄―愛知と三菱
 愛知航空機
 三菱重工業
 ■震災、空襲、工場疎開―三菱重工業の事例
 ■戦後復興から発展的再編へ
 おわりに
 5.9 兵器
 ■日本海軍の艦艇を中心とする兵器生産の方法と実態 〔千田 武志〕
 海軍形成期の艦艇の保有
 兵器国産化への途と実態
 日露戦争後の海軍の拡張
 軍縮期とその後の兵器生産
 ■陸軍 〔佐山 二郎〕
 5.10 産業機械 〔鈴木 淳〕
 ■ポンプ
 ■織機
 ■紡績機械
 ■内燃機関
 5.11 電気機械(重電機) 〔長谷川 信〕
 ■重電機製造の源流
 ■重電機産業の成立と寡占化
 ■高度成長期以降の電気機械工場の地域分散
 5.12 通信機器(ラジオ) 〔平本 厚〕
 ■ラジオ産業の形成
 ■大企業の成立
 5.13 電子部品 〔中島 裕喜〕
 ■電子部品について
 ■無線通信の発展と電子部品生産の始まり
 ■軍事用電子部品の生産拡大と民生用電子部品への転換
 ■電子部品の技術革新と飛躍的な産業成長
 5.14 光学機器(カメラ・双眼鏡) 〔岡部 桂史〕
 ■戦前の遺産
 ■復興期の軍民転換
 ■東京の地場産業
 ■世界カメラ市場の制覇
 5.15 ミシン 〔大東 英祐〕
 ■輸入によるミシンの国内市場の成長
 ドイツ製ミシンの輸入
 シンガーの日本進出
 ■ミシンの国産化
 国産化への二つの経路
 月掛予約制度
 戦時経済体制下のミシン
 ■ミシン産業の復興と成長
 戦後復興と標準規格
 ミシン産業の成長
 市場の成熟化
 ■工業用ミシンの成長
 既製服の時代への対応
 工業用ミシンの成長
 5.16 情報機器 〔池元 有一〕
 ■日本の情報機器産業
 ■手厚い保護育成政策と事業化(高度経済成長期)
 ■自由化と互換機戦略(安定成長期)
 ■ダウンサイジングとパソコンの登場(1980年代以降)
 6. 化成品製造
 6.1 総説 〔鈴木 恒夫〕
 6.2 有機肥料 〔市川 大祐〕
 6.3 化学肥料 〔鈴木 恒夫〕
 6.4 染料(在来的な染料から化学染料へ) 〔天野 雅敏〕
 ■在来の染料生産の発展
 ■幕末開港以降の在来の染料生産
 ■化学染料の導入と普及
 6.5 製紙
 ■和紙 〔久米 康生〕
 古代から優勢な地方の産紙
 中世の檀紙と杉原紙
 越前の奉書紙と美濃の多彩な紙
 町人社会を支えた量産紙
 近代に洋紙と競合して
 ■洋紙 〔四宮 俊之〕
 6.6 製薬業 〔ジュリア・ヨング〕
 ■総説
 ■製薬業の基盤となる日本の医療行政の近代化
 ■大日本製薬(東京)の創立
 ■道修町:大阪薬品試験会社と大阪薬品会社
 ■製薬業の郷土が東京中央区日本橋本町に移動
 6.7 石油化学製品 〔橋本 規之〕
 ■石油化学工業の誕生
 ■コンビナートの形成
 ■成長の限界:環境問題と石油危機
 ■コンビナートの再編と事業統合
 7. 消費雑貨
 7.1 総説 〔谷本 雅之〕
 7.2 マッチ 〔武知 京三〕
 ■国産マッチの始まりから主要産地の形成へ
 ■マッチ輸出の盛衰と戦時統制期の動向
 ■マッチ業界の戦後復興から経営の多角化へ
 7.3 花莚・麦稈真田 〔神立 春樹〕
 ■花莚
 ■麦稈真田
 7.4 玩具 〔谷本 雅之〕
 7.5 履物 〔張 楓〕
 ■下駄
 ■靴
 7.6 家具 〔張 楓〕
 ■和家具
 ■洋家具
 ■戦後の動向
 7.7 電球 〔平沢 照雄〕
 ■日本における電球工業の形成
 ■1930年代における電球工業の発展と輸出産地の形成
 ■第二次世界大戦後における電球工業の再出発と地域分布
 ■都市電球工場の地方移転による輸出産地の形成とその衰退
 ■白熱電球・蛍光ランプからLED電球へ
 7.8 漆器 〔千森 督子〕
 ■漆器の歴史と漆器業の成立
 ■漆器業の製造工程と生産の場
 ■漆器産地の地域構造
 ■漆器業の近代化
 ■漆器業の現状と今後の展望
 7.9 石鹸・洗剤 〔大東 英祐〕
 ■石鹸工業の発展
 輸入の開始と国産化の動き
 石鹸工業の成立
 石鹸工業の成長
 戦中戦後の石鹸業界
 ■合成洗剤の成長
 戦前の合成洗剤
 重質洗剤の登場
 重質洗剤の進化
 コンパクト洗剤と洗剤市場の成熟化
 8. 電力業 〔中瀬 哲史〕
 ■生活の場「郷土」における電力業
 ■需要家の立場
 ■消費者としての立場
 ■発送配電設備の所在する地域住民としての立場
 火力発電と公害問題
 ダム建設がもたらした問題
 原子力発電の建設に伴う問題
 ■電気と人々の暮らし
 
VI 商業
 総論 〔浅井 良夫〕
 ■商業史・流通史への関心の高まり
 ■古代
 ■中世
 ■近世
 ■近代
 1. 古代・中世 〔渡邊 誠〕
 2. 近世 〔本城 正徳〕
 ■幕藩制的市場と近世商業
 ■領主米の流通構造と幕藩制的市場の発展
 ■問屋制の発展
 ■幕藩制的市場の変容と三都商業の推移
 ■在方商業の展開
 ■幕府の商業政策
 3. 近代
 3.1 問屋 〔木山 実〕
 ■明治初期における荷受問屋の動向
 ■新たな問屋組織の形成:東京米問屋のケースなど
 ■問屋資本主義
 3.2 小売業と百貨店の出現 〔山口 由等〕
 ■近代都市と百貨店
 ■都市圏の拡大
 ■生活スタイルと小売業態
 ■商工行政の登場から小売業整備まで
 3.3 貿易商社 〔大島 久幸〕
 ■居留地貿易から直輸出の育成へ
 ■総合商社の成立
 ■商権自立への道
 4. 現代(戦後)
 4.1 商店街 〔柳澤 遊〕
 ■戦後復興期の商店街
 東京の戦後復興と商店街再建
 地方都市における商店街復興
 商店街組織の活動と商店街連合会の結成
 ■高度成長期の商店街発展の諸相
 商店街発展の動向―東京を中心に―
 商店街発展の諸要因
 ■石油危機後の商店街の変容
 新環境に直面した都市商店街
 商店街組織の停滞―1980年代―
 4.2 デパート・スーパー・コンビニ 〔山口 由等〕
 ■近代社会と小売大企業
 ■デパート
 ■スーパー
 ■コンビニ
 4.3 「流通革命」論と卸売業 〔須永 徳武〕
 ■「暗黒大陸」と「流通革命」論
 ■メーカーの流通系列化
 ■スーパーの登場と「問屋無用」論
 ■卸売業の成長戦略
 ■1960年代の幻影から1990年代の現実へ
 4.4 貿易の発展と貿易商社 〔大島 久幸〕
 ■戦後の日本貿易と経済成長
 ■戦後十大商社体制の確立
 ■商社冬の時代から夏の時代へ
 
 VII 金融
 総論 〔浅井 良夫〕
 ■通貨の歴史的視点
 ■東アジアの中の日本
 ■日本金融史における地域
 1. 古代・中世 〔田中 浩司〕
 ■古代
 出挙
 月借銭解
 金融の担い手と平安時代の状況
 貨幣と金融
 ■中世
 鎌倉幕府の金融政策
 中世後期の金融法令・徳政令
 金融・貸借契約の多様性
 金融の担い手としくみ
 むすびにかえて
 2. 近世 〔中川 すがね〕
 ■天下の台所
 ■大坂本両替仲間の形成
 ■両替店の業務と振手形発行
 ■近世後期の本両替仲間
 ■振手形の意義
 3. 近代 〔邉 英治〕
 ■戦前期日本の金融と金融機関
 ■近代的金融機関の創設
 ■産業革命期における金融機関の勃興と拡大
 ■両大戦間期における金融機関の動揺と再編
 ■戦時統制下における金融機関の整備と変容
 4. 戦後 〔早川 大介〕
 ■戦後日本の金融と金融機関
 ■戦後復興と金融機関の整備
 ■高度成長期の金融システム
 ■安定成長への移行と金融自由化の進展
 ■バブル後の金融危機と変革

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