栄養科学ファウンデーションシリーズ 2 応用栄養学 (第3版)

江上 いすず多賀 昌樹(編著)

江上 いすず多賀 昌樹(編著)

定価 2,970 円(本体 2,700 円+税)

B5判/192ページ
刊行日:2021年04月05日
ISBN:978-4-254-61659-0 C3377

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス くまざわ書店

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店

内容紹介

簡潔かつ要点を押さえた,応用栄養学の「教えやすい」教科書。〔内容〕栄養ケア・マネジメント/食事摂取基準の理解/成長・発達・加齢(老化)/ライフステージ別栄養マネジメント/運動・スポーツと栄養/環境と栄養/他

編集部から

【第1刷 訂正のお詫びとお知らせ】
本書の目次 iii ページにおきまして,ご執筆箇所の表記に誤りがありました.正しくは以下の通りです.

(誤)
1. 栄養ケア・マネジメント [江上いすず,宮澤洋子]
1.1 栄養ケア・マネジメントの概念 
 1.1.1 栄養ケア・マネジメントの定義
 1.1.2 栄養ケア・マネジメントの過程
 1.1.3 栄養管理の国際標準化と栄養管理プロセス
1.2 栄養アセスメントの意義と方法
 1.2.1 栄養アセスメントの意義と目的
 1.2.2 栄養アセスメントの方法
 1.2.3 アセスメントの結果から現状把握と課題の抽出
 1.2.4 目的達成のための個人目標の決定
1.3 栄養ケア計画の実施,モニタリング,評価,フィードバック
 1.3.1 栄養ケア計画の作成と実施
 1.3.2 モニタリングと個人評価
 1.3.3 マネジメントの評価

(正)
1. 栄養ケア・マネジメント
1.1 栄養ケア・マネジメントの概念  [江上いすず,宮澤洋子]
 1.1.1 栄養ケア・マネジメントの定義
 1.1.2 栄養ケア・マネジメントの過程
 1.1.3 栄養管理の国際標準化と栄養管理プロセス
1.2 栄養アセスメントの意義と方法 [多賀昌樹]
 1.2.1 栄養アセスメントの意義と目的
 1.2.2 栄養アセスメントの方法
 1.2.3 アセスメントの結果から現状把握と課題の抽出
 1.2.4 目的達成のための個人目標の決定
1.3 栄養ケア計画の実施,モニタリング,評価,フィードバック [多賀昌樹]
 1.3.1 栄養ケア計画の作成と実施
 1.3.2 モニタリングと個人評価
 1.3.3 マネジメントの評価

読者の皆さまならびに関係各位にご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに,ここに訂正させていただきます.

目次

第1章 栄養ケア・マネジメント
1.1 栄養ケア・マネジメントの概念 [江上いすず,宮澤洋子]
 1.1.1 栄養ケア・マネジメントの定義
 1.1.2 栄養ケア・マネジメントの過程
 1.1.3 栄養管理の国際標準化と栄養管理プロセス
1.2 栄養アセスメントの意義と方法 [多賀昌樹]
 1.2.1 栄養アセスメントの意義と目的
 1.2.2 栄養アセスメントの方法
 1.2.3 アセスメントの結果から現状把握と課題の抽出
 1.2.4 目的達成のための個人目標の決定
1.3 栄養ケア計画の実施,モニタリング,評価,フィードバック [多賀昌樹]
 1.3.1 栄養ケア計画の作成と実施
 1.3.2 モニタリングと個人評価
 1.3.3 マネジメントの評価

第2章 食事摂取基準の基礎的理解
2.1 食事摂取基準の意義 [今枝奈保美]
2.2 食事摂取基準策定の基礎理論 [今枝奈保美]
 2.2.1 エネルギーの指標
 2.2.2 栄養素の指標
 2.2.3 策定における基本的留意事項
2.3 食事摂取基準活用の基礎理論 [今枝奈保美]
 2.3.1 食事摂取基準の活用とPDCAサイクル
 2.3.2 食事調査などによるアセスメントの留意事項
 2.3.3 食事摂取基準の活用における基本的留意事項
 2.3.4 個人の食事改善を目的とした評価・計画と実施
 2.3.5 集団の食事改善を目的とした評価・計画と実施
2.4 エネルギー・栄養素別食事摂取基準 [江上いすず]
 2.4.1 エネルギー
 2.4.2 科学的根拠に基づいた栄養素必要量策定の方法
 2.4.3 たんぱく質
 2.4.4 脂質
 2.4.5 炭水化物
 2.4.6 エネルギー産生栄養素バランス
 2.4.7 ビタミンの食事摂取基準
 2.4.8 ミネラルの食事摂取基準

第3章 成長, 発達, 加齢 [大口健司]
3.1 成長, 発達, 加齢の概念
 3.1.1  概念
 3.1.2 ライフステージの区分
3.2 成長, 発達に伴う身体的・精神的変化と栄養
 3.2.1 身長と体重の変化
 3.2.2 各器官の変化
 3.2.3 体組成の変化
 3.2.4 消化・吸収の変化
 3.2.5 代謝・免疫の変化
 3.2.6 運動,知能,言語,精神,社会性の変化
 3.2.7 食生活,栄養状態の変化
3.3 加齢に伴う身体的・精神的変化と栄養
 3.3.1 老化とは
 3.3.2 臓器の重量と機能の変化
 3.3.3 高齢期の疾患(病態,症候,治療)の特異性
 3.3.4 高齢期の生理的特性(予備力,適応能力,免疫力)
 3.3.5 高齢期の心理的特徴
 3.3.6 高齢期における栄養状態の特徴

第4章 妊娠期 [牧野登志子,小久保友貴]
4.1 妊娠期の生理的特徴
 4.1.1 妊娠の成立
 4.1.2 妊娠の維持と妊娠に関係するホルモン
 4.1.3 胎児付属物
 4.1.4 胎児の成長
 4.1.5 妊娠による母体の変化
 4.1.6 分娩
 4.1.7 産褥(さんじょく)
4.2 妊娠期の栄養的特徴
 4.2.1 妊娠期の食事摂取基準
 4.2.2 各妊娠期の食事の留意点
4.3 妊娠期の栄養アセスメント
 4.3.1 わが国における母子保健推進法の沿革
 4.3.2 臨床診査
 4.3.3 臨床検査
 4.3.4 身体計測
 4.3.5 生活習慣
4.4 栄養と病態・疾患,生活習慣(妊娠期の栄養と病態・疾患,生活習慣)
 4.4.1 つわり,悪阻(おそ)
 4.4.2 過体重・低体重
 4.4.3 貧血
 4.4.4 妊娠高血圧症候群
 4.4.5 妊娠糖尿病
 4.4.6 栄養素と奇形
4.5 妊娠期の栄養ケア
 4.5.1 妊産婦のための食生活指針(国家試験ガイドラインのため追加)

第5章 授乳期 [牧野登志子,小久保友貴]
5.1 授乳期の生理的特徴
5.2 授乳期の栄養的特徴
 5.2.1 乳汁の分泌
 5.2.2 授乳期の食事摂取基準
5.3 授乳期の栄養アセスメント
5.4 授乳期の栄養と病態・疾患,生活習慣
5.5 授乳期の栄養ケア

第6章 新生児期・乳児期 [牧野登志子,小久保友貴]
6.1 新生児期・乳児期の生理的特徴
 6.1.1 新生児の生理
 6.1.2 成長,発達
 6.1.3 生理機能の発達
 6.1.4 運動,精神機能の発達
6.2 新生児期・乳児期の栄養的特徴
 6.2.1 新生児期・乳児期の食事摂取基準
 6.2.2 乳汁栄養
 6.2.2 離乳
 6.2.3 離乳の支援ガイド
 6.2.4 離乳食の進め方の目安
6.3 新生児期・乳児期の栄養アセスメント
6.4 新生児期・乳児期の栄養と病態・疾患,生活習慣
 6.4.1 低出生体重児
 6.4.2 発育不良
 6.4.3 ビタミンK摂取と乳児ビタミンK欠乏性出血症
 6.4.4 貧血
 6.4.5 乳児下痢症
 6.4.6 乳糖不耐症
 6.4.7 便秘症
 6.4.8 食物アレルギー
 6.4.9 先天性代謝異常
6.5 新生児期・乳児期の栄養ケアのあり方

第7章 幼児期(成長期) [三浦綾子]
7.1 幼児期の生理的特徴
7.2 幼児期栄養の特徴
 7.2.1 幼児期の食事摂取基準
 7.2.2 幼児期の食事と摂食行動
7.3 幼児期の栄養アセスメント
7.4 栄養と病態・疾患、生活習慣
7.5 幼児の栄養ケア

第8章 学童期(成長期) [三浦綾子]
8.1 学童期の生理的特徴
8.2 学童期栄養の特徴
 8.2.1 学童期の食事摂取基準
 8.2.2 学童期の食生活の特徴
8.3 学童期の栄養アセスメント
8.4 栄養と病態・疾患、生活習慣
8.5 栄養ケアのあり方

第9章 思春期 [辻(,江上)]
9.1 思春期の生理的特長
9.2 思春期の栄養的特徴
 9.2.1 思春期の食事摂取基準
 9.2.2 思春期における栄養・運動・休養
9.3 思春期の栄養アセスメント
 9.3.1 臨床検査
 9.3.2 身体計測(身長・体重) 
9.4 栄養と病態・疾患,生活習慣
 9.4.1 摂食障害(Eating Disorder)
 9.4.2 貧血(鉄欠乏性)
 9.4.3 起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)
 9.4.4 不適切な身体活動・食生活・生活習慣
9.5 栄養ケアのあり方

第10章 成人期 [橋本沙幸]
10.1 成人期の生理的特徴
10.2 成人期栄養の特徴
 10.2.1 肥満とやせ
 10.2.2 朝食欠食・食生活
 10.2.3 運動習慣
 10.2.4 喫煙・飲酒
10.3 成人期の栄養アセスメント
 10.3.1 臨床診査
 10.3.2 身体計測
 10.3.3 臨床検査
 10.3.4 食事調査
10.4 栄養と病態・疾患、生活習慣
 10.4.1 生活習慣病
 10.4.2 糖尿病
 10.4.3 脂質異常症
 10.4.4 高血圧症
 10.4.5 虚血性心疾患
 10.4.6 脳血管障害
 10.4.7 悪性新生物(がん)
10.5 栄養ケアのあり方

第11章 更年期(成人期) [浅野友美]
11.1 更年期の生理的特徴
11.2 更年期の栄養的特徴
11.3 更年期の栄養アセスメント
11.4 更年期の栄養と病態・疾患、生活習慣
11.5 更年期の栄養ケア

第12章 高齢期 [髙橋 圭]
12.1 高齢期の生理的特徴
 12.1.1 骨格系
 12.1.2 神経系
 12.1.3 感覚器系
 12.1.4  消化器系
 12.1.5 代謝
 12.1.6 その他
 12.1.7 食欲
 12.1.8 日常生活動作(ADL),手段的日常生活動作(IADL)
12.2 高齢期の栄養的特徴
 12.2.1 高齢期の食事摂取基準
 12.2.2 高齢期のエネルギー
 12.2.3 高齢期のたんぱく質
 12.2.4 高齢期のビタミンD
 12.2.5 高齢期のナトリウム(食塩相当量)
12.3 高齢期の栄養アセスメント
12.4 高齢期の栄養と病態・疾患・生活習慣
 12.4.1 フレイル,サルコペニア
 12.4.2 転倒・骨折
 12.4.3 認知症
 12.4.4 咀嚼障害
 12.4.5 嚥下障害
 12.4.6 脱水症
 12.4.7 栄養障害の二重負荷
 12.4.8 老年症候群
 12.4.9 褥瘡(床ずれ)
 12.5 栄養ケアのあり方

第13章 運動・スポーツと栄養 [長谷川祐子]

13.1 運動・スポーツの目的
13.2 運動時の生理的特徴とエネルギー代謝
 13.2.1 骨格筋線維の分類
 13.2.2 エネルギー供給機構
 13.2.3 糖質代謝と脂質代謝の転換
13.3 健康増進と運動 
 13.3.1 有酸素運動と無酸素運動の効用 
 13.3.2 筋骨格系に対する運動の効用
 13.3.3 糖質代謝に対する運動の効用
 13.3.4 脂質代謝に対する運動の効用
 13.3.5 呼吸器系・循環器系に対する運動の効用
 13.3.6 免疫系に対する運動の効用
 13.3.7 運動と寿命
 13.3.8 運動のデメリット
13.4 スポーツと体力
13.5 運動と栄養ケア
 13.5.1 スポーツ選手の栄養素等目標摂取量
 13.5.2 栄養補給の頻度とタイミング
 13.5.3 たんぱく質摂取とトレーニング
 13.5.4 糖質摂取とトレーニング
 13.5.5 ウェイトコントロールと運動・栄養
 13.5.6 スポーツ性貧血
 13.5.7 水分・電解質補給
 13.5.8 サプリメントの利用

第14章 環境と栄養
14.1 ストレスと栄養 [多賀昌樹]
 14.1.1 恒常性の維持とストレッサー
 14.1.2 生体の適応性と自己防衛
 14.1.3 ストレスによる代謝と栄養
14.2 生体リズムと栄養 [多賀昌樹]
 14.2.1 生体機能の日内リズム
 14.2.2 生体リズムと栄養,食事摂取による同調
14.3 高温・低温環境と栄養 [多賀昌樹]
 14.3.1 温度環境と体温調節
 14.3.2 高温環境
 14.3.3 低温環境
14.4 高圧・低圧環境と栄養 [多賀昌樹]
 14.4.1 高圧環境
 14.4.2 低圧環境
14.5 無重力環境と栄養 [多賀昌樹]
 14.5.1 無重力環境での生理的変化
 14.5.2 宇宙食(space food)
14.6 災害時の栄養[江上いすず,水野尚子]
 14.6.1 災害時における栄養・食生活支援活動
 14.6.2  栄養及び健康状態の悪化を防ぐための栄養管理
 14.6.3 災害時に備えた食に関する普及啓発

文献
索引

執筆者紹介

江上いすず* 前 名古屋文理大学健康生活学部・教授
多賀昌樹* 和洋女子大学家政学部・准教授
浅野 友美 金城学院大学生活環境学部・講師
今枝奈保美 至学館大学健康科学部・教授
大口 健司 椙山女学園大学生活科学部・教授
小久保友貴 愛知淑徳大学健康医療科学部・准教授
髙橋  圭 名古屋文理大学健康生活科学部・准教授
辻  雅子 東京家政学院大学人間栄養学部・准教授
橋本 沙幸 神戸松蔭女子学院大学人間科学部・講師
長谷川祐子 文教大学健康栄養学部・非常勤講師
牧野登志子 金城学院大学生活環境学部・名誉教授
三浦 綾子 常葉大学健康プロデュース学部・教授
水野 尚子 松本大学人間健康学部・助手
宮澤 洋子 東海学園大学健康栄養学部・准教授
(*は編者,所属は2021年3月現在)

関連情報

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library