総観地理学講座 2 地域研究法

藤原 健蔵(編)

藤原 健蔵(編)

定価 5,720 円(本体 5,200 円+税)

A5判/244ページ
刊行日:1997年10月25日
ISBN:978-4-254-16602-6 C3325

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内容紹介

地域研究の方法を世界の主要地域別に解説した唯一のテキスト。〔内容〕地域研究の課題と方法/欧州/地中海地域/アメリカ合衆国/東南アジア/中国/アフリカ/南米/日本(東日本・西日本)/外国人による日本地域研究

編集部から

目次

1.  地誌研究とフィールドワーク
 1.1 20世紀における地誌研究
 1.2 世界認識の学問としての地誌研究
 1.3 フィールドワークをどのような形で行うか
 1.4 計画段階に欠かせない諸作業
 1.5 現地データの収集
 1.6 フィールドワークの実践
 1.7 研究対象への接近
2.  フランス地理学における地域研究法
 2.1 地域地理学としての地域研究
 2.2 地域的統合(地誌)―地域モノグラフィーの方法
 2.3 地域構造の研究―第2次大戦後1950-60年代における地域研究―
 2.4 最近のフランスにおける地域研究
3.  地中海地域における地域研究法
 3.1 地中海地域の特性と地域研究
 3.2 トルコ地域研究法
 3.3 エジプト地域研究法
 3.4 イタリア地域研究法
4.  アメリカ合衆国における地域研究法
 4.1 アメリカ地理学と地域研究
 4.2 日本におけるアメリカ研究の進展
 4.3 カリフォルニアの日系移民社会に関する研究の事例
 4.4 グレートプレーンズの変貌に関する研究の事例
 4.5 アメリカ地域研究における地理学の貢献
5.  中国における地域研究法
 5.1 中国の大きさ
 5.2 中国学と地域研究
 5.3 中国地域研究の実態と問題点
 5.4 中国地理学と地域研究
 5.5 今後の中国地域研究
6.  東南アジアにおける地域研究法
 6.1 対象地域と課題
 6.2 研究方法
 6.3 農村実態調査の事例
 6.4 何のための調査か
7.  アフリカ地域研究法
 7.1 アフリカの地域研究と地域スケール
 7.2 アフリカの中のサハラ以南アフリカ
 7.3 国レベルで見たアフリカ―植民地支配の影響―
 7.4 国境線にとらわれないアフリカ像
 7.5 事例的アフリカ地域研究法―ナイジェリアでの経験から―
8.  ラテンアメリカにおける地域研究法
 8.1 多様な環境と社会
 8.2 旅行と地域調査の機会
 8.3 自然環境の研究
 8.4 ラテンアメリカの都市と工業
 8.5 ブラジル北東部の開発の農業
 8.6 ラテンアメリカと日本
9.  日本における海外地域研究
 9.1 地域研究のはじまりと定義
 9.2 戦前期の日本人による海外地域研究の系譜
 9.3 地理学と地域研究の研究体制
 9.4 戦後日本における地理学と地域研究をめぐる論議
 9.5 日本における地理学的地域研究の方法
 9.6 地域研究の今後の課題と展望
10.  地域研究の地域的枠組み―関東地方を例として―
 10.1 地域研究と地誌,そして地域の構造的把握
 10.2 東京の影響を受けて変容する地域社会
 10.3 首都圏の空間構造
 10.4 空間構造の二重性
11.  共同研究による地域研究法―西日本を例に―
 11.1 個人研究と共同研究
 11.2 共同研究のタイプ
 11.3 共同研究の推進条件
 11.4 学生の研究団体による地域共同研究
 11.5 地理学研究者による共同研究
 11.6 異なる学問分野による共同研究
 11.7 共同地域研究のめざすもの
12.  外国人による日本地域研究
 12.1 地域研究の視座
 12.2 日本の地域像―その諸相
 12.3 地理学的地域研究
 12.4 日本学の展望
13.   索  引

執筆者紹介

【編集者】藤原健藏
【執筆者】秋山元秀,朝野洋一,梅原弘光,加藤 博,斎藤 功,島田周平,鈴木 董,竹内啓一,戸所 隆,中山修一,野澤秀樹,藤原健藏,米田 巌,矢ヶ崎典隆

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