応用化学講座 12 遺伝子工学

木村 光村田 幸作(編)

木村 光村田 幸作(編)

定価 3,630 円(本体 3,300 円+税)

A5判/212ページ
刊行日:1990年10月10日
ISBN:978-4-254-25542-3 C3350

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内容紹介

〔内容〕遺伝子工学の原理とその展開/宿主ベクター系の開発と形質転換/目的酵素タンパク質の遺伝子の取得/遺伝子の発現/各種生物機能をもった細胞の育種とその利用/安全性の評価(育種生物の自然界への放出と工業化指針)

編集部から

目次

1. 遺伝子工学の原理とその展開
 1.1 遺伝子工学の背景
 1.2 遺伝子の単離と増幅
 1.3 遺伝子の発現とその利用
 1.4 今後の展望
2. ベクターと宿主菌の形質転換―原核微生物―
 2.1 大腸菌の形質転換
 2.2 大腸菌で用いられるプラスミドベクター
 2.3 バシルス菌の遺伝子操作
 2.4 シャトルベクター
 2.5 クローン化遺伝子の相同組換え
 2.6 放線菌の遺伝子操作
 2.7 その他の有用細菌の宿主-ベクター系の開発
 2.8 エレクトロポレーションによる遺伝子導入
3. ベクターと宿主菌の形質転換―酵母,カビ,キノコ―
 3.1 酵母の形質転換系
 3.2 供与体DNA
 3.3 酵母遺伝子のクローニング
 3.4 形質転換を利用した遺伝解析法
 3.5 発現ベクター
 3.6 分泌ベクター
 3.7 Saccharomyces cerevisiae以外の酵母宿主-ベクター系
 3.8 糸状菌の形質転換系
 3.9 キノコの形質転換系
4. 酵素たんぱく質の遺伝子の単離と解析
 4.1 生体の代謝
 4.2 変異株の取得
 4.3 たんぱく質のアミノ酸配列の決定
 4.4 遺伝子のクローニング
 4.5 遺伝子の塩基配列の決定
 4.6 遺伝子産物の同定
5. 遺伝子の発現―細菌を中心とする原核生物―
 5.1 原核生物遺伝子の基本構造
6. 遺伝子の発現―酵母を中心とする真核生物―
 6.1 真核生物遺伝子の発現と調節
7. 各種生物機能をもつ細胞の分子育種とその利用
 7.1 微生物
 7.2 動 物
 7.3 植物の生物機能向上と遺伝子工学
 7.4 ペプチド性物質の生産
 7.5 非ペプチド性物質の生産(代謝系酵素遺伝子の利用)
8. 遺伝子組換え生物の安全性
9. 参考文献
10. 索 引

執筆者紹介

【総編集者】伊藤嘉彦,生越久靖,北沢宏一,御園生 誠,諸岡良彦
【編集者】木村 光,村田幸作
【執筆者】上田正次,大山莞爾,木村 光,佐々木隆造,鈴木 譲,東江昭夫,原島 俊,室岡義勝,村田幸作,渡辺邦彦

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