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内容紹介
情報が送られる/届く仕組みをわかりやすく解説した入門書・教科書。電話や電子メール,インターネットなど身近な例を挙げ,情報ネットワークを初めて学ぶ読者が全体像をつかみながら学べるよう配慮した。
編集部から
本書は(株)昭晃堂から発行していた書目を朝倉書店より再発行するものです。
目次
1.電話とインターネットはなぜつながるか
郵便では,情報はどうやって相手に届くか/電話はどうやって相手につながるのか/インターネットを使ってWebやメールを楽しむ/情報ネットワークとは
2.音声とパソコンの信号―アナログとディジタル―
アナログ信号とディジタル信号/ヘルツ,デシベルおよびビット/変復調技術/文字コード/アナログとディジタルとは
3.電話がつながる―電話の仕組み―
電話で話が伝わるのは/電話機でダイヤルをすると何が起こるか/電話をつなぐ相手を見つける仕組み/回線交換とパケット交換/電話ネットワークの構成/電話ネットワークとこれを支える技術のまとめ
4.情報の渋滞が発生しないようにする―トラヒック理論―
トラヒックとトラヒック設計/ネットワークトポロジーとトラヒック理論/トラヒック理論の一般モデル/即時系のトラヒック理論/待時形の評価/トラヒック理論のまとめ
5.電子メールが届く,Webで世界中の情報を手に入れる
インターネットの仕組み/IPネットワーク(コネクショレス,ベストエフォート)/インターネットの運転手(IPアドレス,IPルーティング)/インターネットのツアーコンダクタ(TCP)/インターネットとは
6.大学内のネットワークはどう構成されるか―LANの仕組み―
LANの基本/イーサネット/無線LAN/LANの構成/LANとは
7.情報とネットワークのセキュリティ―安心してネットワークを使うには―
ネットワークによるセキュリティに関する相違/インターネットのセキュリティ/暗号の種類と使用法/情報とネットワークのセキュリティのまとめ
8.携帯電話を使う―無線通信と移動通信―
移動通信と携帯電話/携帯電話とPHS/電波とアクセス方式/大ゾーン方式と小ゾーン方式/携帯電話システム/携帯電話機と従来からの固定電話機との接続/携帯電話システムの動向
9.情報のハイウェイ―光通信とネットワーク―
ディジタル通信の基礎/多重化/光通信の基礎/ブロードバンドアクセス/情報ハイウェイのための技術とは