21世紀の化学シリーズ 14 化学工学

酒井 清孝(編著)/望月 精一松本 健志谷下 一夫石黒 博氏平 政伸吉見 靖男小堀 深(著)

酒井 清孝(編著)/望月 精一松本 健志谷下 一夫石黒 博氏平 政伸吉見 靖男小堀 深(著)

定価 3,960 円(本体 3,600 円+税)

B5判/212ページ
刊行日:2005年09月28日
ISBN:978-4-254-14664-6 C3343

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内容紹介

化学工学の基本現象である流動・熱移動・物質移動・化学反応について,身近な実例を通して基礎概念を理解できるようわかりやすく解説。〔内容〕化学工学入門/流れ/熱の移動/物質の移動/化学反応工学/物質移動を伴う化学反応工学

編集部から

目次

1 化学工学入門
1章で学習する目標
 1.1 ハーバーとボッシュ:アンモニア合成
 1.2 人は小型で精密な化学プラント
 1.3 化学工学の有用性
 1.4 化学工学の基礎概念:収支・平衡・速度
1章のまとめ
2 流れ
2章で学習する目標
 2.1 流れ学
 2.2 流体の定義
 2.3 蛇口から流れ落ちる水:連続の式とベルヌーイの式
 2.4 血管のサイズと血液の流れ:粘性のある流れ,層流と乱流
 2.5 ゴルフボールのディンプル:境界層と剥離
 2.6 流体の粘り気
 2.7 管の中を流れる流体の抵抗
2章のまとめ
3 熱の移動
3章で学習する目標
 3.1 熱伝導
 3.2 対流伝熱の基本概念と自然対流伝熱
 3.3 強制対流伝熱
 3.4 放射伝熱
 3.5 相変化を伴う伝熱
 3.6 人体における伝熱
3章のまとめ
4 物質の移動
4章で学習する目標
 4.1 グラハムとフィツク(拡散)
 4.2 フィツクの法則 
 4.3 開栓香水びん中の香料は何故香る?
 4.4 コーヒーカップ内の砂糖塊の溶解
 4.5 面白い膜の話
 4.6 膜モジュール(膜分離装置)の分離性能は?
 4.7 コンパートメントモデルとは?
 4.8 拡散の制御 
 4.9 ろ過による物質移動
4章のまとめ
4章の問題
5 化学反応工学
5章で学習する目標
 5.1 反応操作の難しさ
 5.2 反応器
 5.3 回分操作と流通操作
 5.4 物質収支
 5.5 反応速度と生成速度
 5.6 転化率
 5.7 反応次数,反応速度定数
 5.8 反応速度の温度依存性
 5.9 反応器の設計
 5.10 理想反応器
 5.11 回分式反応器の設計
 5.12 流通式反応器の設計
 5.13 反応器の多段化
 5.14 リサイクル
 5.15 複合反応の取扱い
5章のまとめ
6 物質移動を伴う化学反応工学
6章で学習する目標
 6.1 不均一反応と律速段階
 6.2 化学反応で促進される物質移動
 6.3 生体肺における酸素移動の解析:拡散と反応が逐次的に起こる場合
 6.4 ミジンコの飼いかた:拡散と反応が同時に起こる場合
 6.5 固体触媒を用いる反応の解析:拡散と反応が同時に起こる場合
6章のまとめ
問題解答
索 引

執筆者紹介

【編集者】戸嶋直樹,渡辺 正,西出宏之,碇屋隆雄,太田博道
【執筆者(執筆順)】酒井清孝,松本健志,望月精一,谷下一夫,氏平政伸,石黒 博,吉見靖男,小堀 深

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