外来アリのはなし

橋本 佳明(編)

橋本 佳明(編)

定価 3,740 円(本体 3,400 円+税)

A5判/200ページ
刊行日:2020年05月01日
ISBN:978-4-254-17172-3 C3045

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内容紹介

海外から日本に侵入する「外来アリ」について,基礎から対策までを解説。ヒアリ・アカカミアリ/アルゼンチンアリ/アシナガキアリ/ヒゲナガアメイロアリ/ツヤオオズアリ/オオハリアリ/コカミアリ/ハヤトゲフシアリ他を取り上げた。

編集部から

●海外から日本に侵入する「外来アリ」について,基礎から対策までを解説。

◆海外から日本に侵入し,さまざまな影響や被害をもたらす「外来アリ」についてまとめて学べる入門書.そもそもアリとはどういう生き物なのか,どういう種類の日本在来/外来のアリがいるのか,という基礎的な知識から始まり,なぜ外来アリは有害なのか,どういう対策をとり,どのように防除すればよいのか,といったことまで総合的に解説.
◆昆虫,外来種や害虫対策にかかわる研究者・実務者から,環境問題に関心の高い一般読者まで.図書館のレファレンスとしても好適。

国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター様のサイトでご紹介いただきました。(2020.5.11)

日本応用動物昆虫学会(応動昆)様のサイト上にて,書評を掲載いただきました。(2020.7.9)

※口絵に関しての補足(誤植訂正・提供者一覧)がございます.「コンテンツダウンロード」より適宜ダウンロードください。(2020.7.13)

目次

1. 外来生物としてのアリ〔橋本佳明〕
2. 増殖マシンとしてのアリ〔後藤彩子〕
3. 刺す虫としてのアリ〔夏秋 優〕
4. 外来アリの分類学〔吉村正志〕
5. 外来アリの社会生物学〔辻 和希〕
6. アリをめぐる種間相互作用と外来アリ〔上田昇平〕
7. ヒアリとアカカミアリ〔坂本洋典〕
8. アルゼンチンアリ〔井上真紀〕
9. アシナガキアリ〔YANG Chin-Cheng/翻訳:橋本佳明〕
10. ヒゲナガアメイロアリ〔伊藤文紀〕
11. ツヤオオズアリ〔菊地友則〕
12. オオハリアリ〔末廣 亘〕
13. コカミアリ〔宮川美里〕
章コラム 新顔の侵略的外来アリ―ハヤトゲフシアリ〔岸本年郎〕
14. 外来アリ防除の手法と課題〔五箇公一・坂本佳子〕

執筆者紹介

編者
橋本 佳明
(兵庫県立大学自然・環境科学研究所/兵庫県立人と自然の博物館)

著者(五十音順)
伊藤 文紀(香川大学農学部)
井上 真紀(東京農工大学農学部)
上田 昇平(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
菊地 友則(千葉大学海洋バイオシステム研究センター)
岸本 年郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
五箇 公一(国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室)
後藤 彩子(甲南大学理工学部)
坂本 洋典(国立環境研究所生物・生態系環境研究センター)
坂本 佳子(国立環境研究所生物・生態系環境研究センター)
末廣  亘(三菱UFJリサーチ&コンサルティング/岡山県和気町地域おこし協力隊)
辻  和希(琉球大学農学部)
夏秋  優(兵庫医科大学皮膚科)
宮川 美里(宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター)
吉村 正志(沖縄科学技術大学院大学沖縄環境研究支援センター)
YANG Chin-Cheng(京都大学生存圏研究所)

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