役にたつ化学シリーズ 2 分子の物理化学

川崎 昌博安保 正一(編著)/吉澤 一成小林 久芳波田 雅彦尾崎 幸洋今堀 博山下 弘巳(著)

川崎 昌博安保 正一(編著)/吉澤 一成小林 久芳波田 雅彦尾崎 幸洋今堀 博山下 弘巳(著)

定価 3,960 円(本体 3,600 円+税)

B5判/200ページ
刊行日:2006年03月28日
ISBN:978-4-254-25592-8 C3358

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内容紹介

諸々の化学現象を分子レベルで理解できるよう平易に解説。〔内容〕量子化学の基礎/ボーアの原子モデル/水素型原子の波動関数の解/分子の化学結合/ヒュッケル法と分子軌道計算の概要/分子の対称性と群論/分子分光法の原理と利用法/他

編集部から

目次

1. 量子化学の基礎
 1.1 粒子性と波動性
 1.2 波動関数
 1.3 不確定性原理
 1.4 プランク走数
 1.5 波動関数のレベルと観測のレベル:波動関数の収斂
 1.6 粒子の一次元並進運動
2. ボーアの原子モデル
 2.1 水素原子の電子軌道と線スペクトル
 2.2 電子軌道の波動性
3. シュレーディンガー方程式
 3.1 シュレーディンガー方程式
 3.2 固有値方程式
 3.3 波動関数の意味
 3.4 箱の中の粒子の問題
 3.5 振動運動の量子化
 3.6 固転運動の量子化
4. 水素型原子の波動関数
 4.1 水素型原子のシュレーディンガー方程式
 4.2 水素型原子の原子軌道
 4.3 電子スピン
 4.4 多電子原子の構造
5. 分子の化学結合(原子価結合法と分子軌道法)
 5.1 原子価結合法によるこ原子分子の結合
 5.2 混成概念
 5.3 他の混成軌道
 5.4 アンモニアと水
 5.5 分子軌道法
 5.6 等核二原子分子の電子構造
 5.7 異核二原子分子の電子構造
 5.8 π共役系と自由電子モデル
6. 分子軌道法の概要
 6.1 多電子波動関数と演算子
 6.2 ハートリー―フォック法
 6.3 マリケンのポピュレーション解析
 6.4 半経験分子軌道法
 6.5 非経験分子軌道法
 6.6 分子軌道法の応用
7. 分子の対称性と群論
 7.1 分子の対称性
 7.2 対称性と群論
 7.3 分子軌道と対称性
8. 分子分光学の原理と利用法
 8.1 状態間遷移
 8.2 回転振動スペクトル
 8.3 電子スペクトル(紫外・可視吸収,発光)
 8.4 光電子分光法
 8.5 核磁気共鳴スペクトル
 8.6 電子スピン共鳴分光(ESR)
 8.7 XAFS(XANES,FT-EXAFS)
9. 励起状態と光化学反応
 9.1 分子解離をもたらす光励起過程
 9.2 励起状態からの化学反応
索 引

執筆者紹介

【シリーズ編集委員】
村橋俊一,戸嶋直樹,安保正一
【執筆者】
川崎昌博,安保正一,吉澤一成,小林久芳,波田雅彦,尾崎幸洋,玉井尚登,山下弘巳,今堀博,八尋秀典,黒田泰重

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