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シリーズ〈都市地震工学〉 7 地震と人間
大野 隆造(編)
内容紹介
都市の震災時に現れる様々な人間行動を分析し,被害を最小化するための予防対策を考察。〔内容〕震災の歴史的・地理的考察/特性と要因/情報とシステム/人間行動/リスク認知とコミュニケーション/安全対策/報道/地震時火災と避難行動。
編集部から
【書評】
「Jレスキュー 2007年7月号」(イカロス出版)の「BOOK」欄で、
「人の心理や行動が災害の規模を左右する・・・」と、ご紹介いただきました。
目次
1 都市の震災
1.1 震災への取り組み
1.2 震災の歴史的考察
1.3 震災の地理的考察
1.4 地震との共存は可能か
2 災害の行動科学
2.1 さまざまな災害の現れ方と特性
2.2 災害と情報
2.3 災害と人間行動
2.4 ま と め
3 リスク認知とコミュニケーション
3.1 地震災害問題における社会的・心理的側面
3.2 リスク認知の一般的性質と地震災害リスクについての一般的特徴
3.3 安全対策に対する意識
3.4 リスクについてのマスコミ報道の影響
3.5 リスクコミュニケーションの分類
3.6 平常時における専門家からのリスクコミュニケーション
3.7 災害時におけるリスクコミュニケーション(クライシスコミュニケーション)
3.8 災害に強い社会の構築に向けて
4 地震時火災と避難行動 -情報伝達と地理イメージ変形を考慮した地震時行動シミュレーション-
4.1 地震時避難行動に関する意識調査と地理的イメージ調査
4.2 伝聞情報判断モデル
4.3 伝聞情報型避難シミュレーションモデル
4.4 地理的認識の避難行動への影響
4.5 結 論
索 引
執筆者紹介
【編集者】
大野隆造
【執筆者(執筆順)】
瀬尾和大,大野隆造,藤井聡,青木義次,大佛俊泰