シリーズ: シリーズ朝倉〈言語の可能性〉 2
言語学の領域II
A5/224ページ/2009年04月20日
ISBN978-4-254-51562-6 C3381
定価4,180円(本体3,800円+税)
中島平三 監修/今井邦彦 編
教科・科目 : 人文・社会科学
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言語学の伝統的研究分野といわれる音韻論・形態論・統語論などで解決できない諸課題を取上げ,その研究成果と可能性を解説。〔内容〕総論/意味論/語用論/関連性理論/手話/談話分析/コーパス言語学/文字論/身体言語論/今後の可能性
執筆者一覧
【監修者】 中島平三 【第2巻編集者】 今井邦彦 【執筆者】 今井邦彦,吉村あき子,原,大介,山口治彦,赤野一郎,瀬田幸人,今井朋彦 (執筆順)
目次
1. 総 論 この巻であつかう言語研究分野 科学の研究法 演繹法則的方法論は本当に言語研究になじむのか 各章の紹介
2. 意 味 論 意味論とは何か 文の意味的特徴 意味論の歴史 真理条件的意味論 句と語の意味 意味論は成立するのか 意味論の貴重な遺産
3. 語 用 論 語用論とは 語用論研究の歴史 ネオ・グライス派語用論 新領域の誕生
4. 関連性理論 関連性理論とは 伝 達 発話解釈の特性 語彙語用論 発話解釈と脳
5. 手 話 手話の種類 手話の使用者 手話は世界共通か 手話の言語学的研究─手話音韻論 手話に語順はあるか
6. 談話分析 はじめに ことばの実例を分析してみる 談話分析はことばをどのように眺めるのか 談話分析にはどのような研究があるのか
7. コーパス言語学 コーパス言語学とは コーパスの中はどうなっているのか どのようなコーパスがあるのか コーパスで何ができるか コーパスから何が見えるか これからのコーパス
8. 文 字 論 文字論とは 文字とは 文字の始まり 文字の種類 古代の文字体系 中国文字の起源と仕組み アルファベットと日本の文字体系 文字と文字研究のこれから
9. 身体言語論 はじめに 体感が導く台詞 解体される台詞 ひらかれた身体のために
10. 言語研究の可能性 言語の諸相 演繹法則的研究 解釈論 “新しい”2分野 手話について 文字論の今後 身体言語論
索 引
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