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連続講座〈絵本の愉しみ〉 3 イギリスの絵本 (下) ―伝統を引き継いだ作家たち―
吉田 新一(編著)
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- 吉田新一先生インタビュー
※ 〇本シリーズの著者・吉田先生のインタビューです(「学校図書館速報」2019年3月1日号)。
内容紹介
伝統を受け継いだ作家たちの人柄やエピソード,絵や文章に隠された意味についてユーモアを湛えながら解説。〔内容〕ギフト・ブックスとその挿絵画家たち/E.アーディゾーニ/J.バーニンガム/Q.ブレイク/(田園生活者としての)ポター。
編集部から
〇本書の著者・吉田新一先生のインタビュー
「絵本作家や作品世界の魅力伝える子どもと絵本の幸せな出会いを」が、「学校図書館速報」の「こども・本」欄(2019年3月1日号)に掲載されました。学校図書館協議会様のご厚意により、右欄よりダウンロードできるようにいたしました。ぜひ、ご一読ください!
目次
第1章 ギフト・ブックスとその挿絵画家たち
(1) ギフト・ブックスとは
(2) 代表作家ラッカム
(3) エドマンド・デュラック
(4) カイ・ニールセン
(5) アーサー・ラッカムの『マザー・グース』
第2章 エドワード・アーディゾーニ
(1) 代表作〈チム・シリーズ〉
(2) 『チムとゆうかんなせんちょうさん』
(3) 『チムひとりぼっち』
(4) 〈チム・シリーズ〉の他の作品
(5) 〈チム・シリーズ〉第1作の草稿と初版と現行版の比較
(6) 〈チム・シリーズ〉以外の諸作
『寝起きの悪かったジョニー』/『つきよのぼうけん』/『ダイアナと大きなさい』
(7) 他の作家とコラボレート
『小さな乗合馬車』 /『マローンおばさん』 /『ライラックの枝のクロウタドリ』 /『孔雀のパイ』
(8) その他,多彩な諸活動
◆エドワード・アーディゾーニ作品の邦訳本
第3章 ジョン・バーニンガム
(1) 処女作『ボルカ』から『ガンピーさんのふなあそび』ヘ
(2) 『ガンピ―さん』以後の作品
『ショッピング・バスケット』/『いつもちこくのおとこのこ』/『なみにきをつけて,シャーリー』/『コートニー』/『くものこどもたち』 /『ねえ,どれがいい?』/『ジュリアスはどこ?』 /『ガンピ―さんのふなあそび』
(3) バーニンガムの過去の生活体験
(4) 幼年向けの学習絵本
(5) 話題作
『おじいちゃん』 /『アルド わたしだけのひみつのともだち』
(6) バーニンガムが到達した円熟の世界
『ねんころりん』 /『旅するベッド』 /『シルヴィーどうぶつえんへいく』 /『ピクニック』 /『つなひき』
◆ジョン・バーニンガムの作品
夫人ヘレン・オクセンバリーの絵本
(1) 来歴と自らの育児体験を生かした年少者向けの絵本
『きょうはみんなでクマがりだ』/『おおきな おおきな おおきなかぶ』
第4章 クエンティン・ブレイク
(1) 来 歴
(2) 『ふしぎなバイオリン』
(3) 『ファンタスティックなデイジー・アーティチョーク』
(4) 『クエンティン・ブレイクのエイ・ビー・シー』
(5) 『10わのインコどこいった』
(6) 『ピエロくん』
(7) 『マグノリアおじさん』
(8) 『ザガズーじんせいってびっくりつづき』
(9) 『スプロケットおばさんのポケット』
(10) 『アーミテージさんのすてきなじてんしゃ』
◆クエンティン・ブレイクによる単独作〈作・絵〉の絵本
第5章 ビアトリクス・ポター(2)――作家について――
画家・物語作者・田園生活者のビアトリクス・ポター[ジュディ・テイラー(吉田新一訳)]
ビアトリクス・ポターのハリネズミ [ジュディ・テイラー(吉田新一訳)]
自己実現をとげたウィンダミア・レディ
ビアトリクス・ポターの絵の秘密――同時代の絵画から批判的学習をする――
ビアトリクス・ポターの1905年――作品の魅力と夢の実現、再生の年――
ビアトリクス,晩年の素顔 129
ビアトリクス・ポターと英国ナショナル・トラスト――若い学生さんたちへ――
ビアトリクス・ポターの農場経営
田園生活の中で――ミス・ルーイ―・チョイスとの出会いと交わり――
アメリカでの1920年代からの〈ポターの人と作品〉への理解
カラー付録:ビアトリクス・ポターが挿絵のモデルにした実景
あとがき
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