音の科学

難波 精一郎(編)

難波 精一郎(編)

定価 4,290 円(本体 3,900 円+税)

A5判/208ページ
刊行日:1989年01月20日
ISBN:978-4-254-10072-3 C3040

    現在お取り扱いしておりません

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店 旭屋倶楽部

内容紹介

音の科学の現在を図表を駆使して平易に解説。〔内容〕聴覚と錯覚/音場の再生/音と健康/人間と音声/動物のボーカル・コミュニケーション/コンピュータと音声/音楽の記録/文化と騒音/放送における音/超音波の世界

編集部から

目次

1. 聴覚と錯覚
 1.1 音について
 1.2 聴覚の限界
 1.3 聴覚の錯覚
 1.4 聴覚を通して知る世界
2. 音場の再生――バイノーラル受聴から衝立ステレオまで
 2.1 原音の忠実な収音再生方式
 2.2 バイノーラルレコーディング
 2.3 ダミーヘッドシミュレーター
 2.4 バイノーラル再生(ヘッドホン再生)
 2.5 ステレオホニック再生
 2.6 ベターリスニングのために
3. 音と建築
 3.1 はじめに
 3.2 音の遊び・仕掛け
 3.3 吸音と遮音
 3.4 ホールの音響
4. 人間の音声
 4.1 はじめに
 4.2 ヒトの言語の特徴
 4.3 音声の生成の仕組みとその特徴
 4.4 音声の基本周波数制御の特徴とその機構
 4.5 おわりに
5. 動物のボーカルコミニュケーション
 5.1 コミュニケーションと音声
 5.2 動物の音声の研究方法
 5.3 動物の音声
 5.4 音声の出し方と聴音の仕組み
 5.5 鳥のボーカルコミュニケーション
6. コンピューターと音声――音声合成と音声認識
 6.1 音声が伝える情報
 6.2 音声合成
 6.3 音声認識
 6.4 音声合成と音声認識の将来――同時通訳ロボット
7. 音楽の記録――自動採譜による歌唱の楽譜化
 7.1 はじめに
 7.2 自動採譜
 7.3 音階と音程
 7.4 ピッチ抽出
 7.5 音符データの抽出
 7.6 調子と拍子の決定
 7.7 楽譜化
 7.8 採譜処理の高速化
 7.9 多重音の処理
 7.10 おわりに
8. 文化と騒音
 8.1 はじめに
 8.2 交通騒音
 8.3 近隣騒音
 8.4 騒音の印象を表現する用語
 8.5 おわりに
9. 放送における音
 9.1 はじめに
 9.2 音像の空間的印象の分析
 9.3 音像の広がり感の定量的表現
 9.4 広がり感付与による擬似ステレオ方式
 9.5 音像の距離感制御方式
 9.6 おわりに
10. 超音波の世界
 10.1 はじめに
 10.2 超音波とは
 10.3 超音波探査技術の原理
 10.4 最新の超音波探査技術と映像化
 10.5 音波の非線形現象
 10.6 おわりに
11. 索 引

執筆者紹介

【編集者】難波精一郎
【執筆者】井口征士,大串健吾,桑野園子,後藤敏幸,橘 秀樹,竹下信雄,中村 昭,難波精一郎,古井貞煕,藤崎博也

関連情報

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library