マニン 数学・物理論集 隠喩としての数学

ユーリ ・I・マニン(著)/橋本 義武(訳)

ユーリ ・I・マニン(著)/橋本 義武(訳)

定価 5,720 円(本体 5,200 円+税)

A5判/360ページ
刊行日:2024年06月01日
ISBN:978-4-254-11162-0 C3041

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内容紹介

ロシアの数学者ユーリ・マニン(1937-2023)のエッセイ集Mathematics as Metaphor: Selected Essays of Yuri I. Maninの全訳。数学・物理・計算機科学など幅広いテーマを縦横に語る。〔内容〕数学的知識/隠喩としての数学/真理・厳密性・常識/ゲーデルの定理/職業・天職としての数学/数学と物理学/数論的物理学についての省察/他

編集部から

【推薦のことば】
現代にもいた「自然哲学者」—その意表を突くアイデア多彩な随筆集
時枝 正(スタンフォード大学教授)

「ユーリ・イヴァノヴィチ・マニンは20世紀後半数学の運命をゆさぶった一人—古めかしい言い回しを使えば現代の最も豊穣な「自然哲学者」であった.業績は純粋数学の数論や代数幾何から物理の場の量子論にわたり,量子コンピューターの構想は彼を嚆矢とする.著書10余,論文200超,諸国の科学アカデミー会員(オランダ,バチカン,ドイツ,フランス,…).独創的な評論,随筆も多く,本集の読者はその代表作を享受できる訳だ.」(本書所収 時枝正「跋」より)

目次

訳者まえがき(橋本義武)
序(フリーマン・ダイソン)

イントロダクション

第I部  隠喩としての数学

数学的知識:内的・社会的・文化的諸相
隠喩としての数学
真理・厳密性・常識
ゲオルク・カントールとその遺産
ゲーデルの定理
『計算可能と計算不可能』の序
職業・天職としての数学

第II部  数学と物理学
数学と物理学
数学と物理の関係
数論的物理学についての省察

第III部  言語・意識・書評
神話的トリックスター:心理学・文化理論における研究
言葉と意識の初期発達(系統発生)
誰もいない都市という元型
書評:“Triangle of Thoughts”
書評:『自閉症児エリーの記録』
優れた証明は,私たちを賢くする証明である:ユーリ・マニンへのインタビュー

跋(時枝 正)

執筆者紹介

【原著者】
ユーリ・I・マニン
Yuri Ivanovich Manin

1937年クリミア半島シムフェロポリ生まれ.
モスクワ大学でイゴール・シャファレヴィチの指導の下,博士号を取得.
モスクワ大学教授,MIT教授を経て1993年よりマックス・プランク研究所(ボン)教授.
関数体上のモーデル予想の解決,ガウス-マニン接続,ADHM(Atiyah-Drinfeld-Hitchin-Manin)構成など,代数幾何,数論,数理物理に関わる幅広い分野で業績を残した.
1999年ショック賞,2002年カントール・メダル,2010年ボーヤイ賞受賞.
2023年ドイツにて逝去.

【訳者】
橋本 義武(はしもと よしたけ)
東京都市大理工学部教授

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