パンデミック時代のSDGsと国際貢献 ―2030年のゴールに向けて―

東洋大学国際共生社会研究センター(監修)/北脇 秀敏松丸 亮金子 彰眞子 岳(編)

東洋大学国際共生社会研究センター(監修)/北脇 秀敏松丸 亮金子 彰眞子 岳(編)

定価 2,970 円(本体 2,700 円+税)

A5判/164ページ
刊行日:2021年11月01日
ISBN:978-4-254-18061-9 C3040

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内容紹介

SDGsに沿った国際貢献・国際開発は,Withコロナ時代にどう展開していくべきか,フィールドでの実例を交えて解説。〔内容〕SCM/自然災害/統合水資源管理/公衆衛生/節水型農業/次世代育成/CSO/性役割態度/ICT

編集部から

目次

1. With コロナ時代のサプライチェーンマネジメントとSDGs
 -国際協力と日本の役割- 〔佐藤寛〕 
 1.1 はじめに 
 1.2 過去20 年のトレンド  
 1.3 開発とビジネスの相互接近  
 1.4 日本のODA と民間企業  
 1.5 新型コロナとサプライチェーン  
 1.6 新型コロナと日本の国際協力  
 1.7 新型コロナとSDGs  
 1.8 サプライチェーンマネジメントと倫理的リスク  
 1.9 日本国内にもある倫理的リスク  
 1.10 消費者と投資家の役割  
 1.11 持続可能なサプライチェーンをめぐる国際社会の動向 
 1.12 サプライチェーンマネジメントと日本の国際協力 
 1.13 利己的な利他主義の可能性 
 1.14 ゴール17 パートナーシップと日本の役割 

2. 自然災害への取り組みとSDGs 〔永見光三,松丸亮〕
 2.1 グローバルアジェンダにおける防災の重要性 
  2.1.1 災害とは何か  
  2.1.2 災害と人間の安全保障  
  2.1.3 防災と持続可能な開発の関係  
  2.1.4 仙台防災枠組(SFDRR)とSDGs  
  2.1.5 災害被害の現状  
 2.2 効果的な防災取組のあり方  
  2.2.1 災害リスク要因と災害リスク削減方策  
  2.2.2 災害の「多段的」連鎖特性を踏まえた取り組み 
  2.2.3 災害の「多元的」連鎖特性を踏まえた取り組み 
  2.2.4 開発と防災の両立のあり方 
 2.3 2030 年に向けた防災取り組み  
  2.3.1 コロナ禍を踏まえた防災支援  
  2.3.2 これからの防災のあるべき形  

3. SDGs達成に向けた統合水資源管理のあり方 〔松本重行〕
 3.1 開発途上国における水資源管理の課題  
 3.2 SDGs における統合水資源管理の位置づけ  
 3.3 水資源管理に関する日本の国際協力の成果と課題  
 3.4 現場の問題の解決に資する実践的な統合水資源管理とは
 
4. 公衆衛生関連の開発目標における衛生サービス  〔フラマン・ピエール〕
 4.1 はじめに  
  4.1.1 MDG 衛生ターゲットのレビュー 
  4.1.2 ミレニアム開発目標(MDGs)から持続可能な開発目標(SDGs)まで  
 4.2 SDG 6 および衛生サービス 
  4.2.1 衛生サービスのためのSDG の枠組み 
  4.2.2 SDG 6 の実施および監視の取り組みを担う機関 
  4.2.3 SDG 6 衛生ターゲットのための世界的な監視の枠組み
 4.3 概念から現実まで  
  4.3.1 SDG 6 衛生ターゲット達成に向けた進捗レビュー  
  4.3.2 SDG 6 衛生ターゲット達成への進展を阻む課題
 4.4 教訓と今後の展開 

5. 中国における節水型農業とSDGs
 -内モンゴルにおける持続可能な農業生産の展開-〔其其格〕
 5.1 はじめに 
 5.2 水資源利用と農業生産の状況
  5.2.1 水資源と開発利用状況
  5.2.2 干ばつと農業被害
  5.2.3 農業作付面積と生産状況
 5.3 節水型農業の発展状況
 5.4 節水灌漑導入状況
 5.5 節水の必要性
 5.6 持続可能な節水型農業の発展方策
 5.7 おわりに

6. SDGsと次世代育成-日本における家族・子育て支援政策と多様な主体による協働- 〔藪長千乃,高松宏弥〕
 6.1 SDGs と次世代育成,家族 
 6.2 家族政策の動向─先進諸国を中心に─ 
 6.3 日本における乳幼児の子育て支援 
 6.4 在留外国人の子育て支援 
 6.5 次世代育成とコペアレンティング,多様な主体の協働 

7. セブにおける市民社会組織(CSO)による持続可能な開発目標への関与に対する自発的モニタリング

 -目標達成に向けた考察-     〔マリア・ロザリオ・ピケロ・バレスカス,高松宏弥 他〕 
 7.1 概  要 
 7.2 自発的モニタリングに向けた実験的実施
    ─会話から対話および調査─  
 7.3 対話からの洞察  
  7.3.1 顔および声と共に  
  7.3.2 課題をかかえる場所や地域 
  7.3.3 異なる手法による同じSDGs への取り組み  
  7.3.4 地域および国際的協力者の集中 
  7.3.5 SDGs への取り組みに関する有望な成果と課題  
 7.4 セブCSO およびSDGs への関与に関する2020 年調査の概要
  7.4.1 複数のゴールへの取り組みのための複数の実践者 
  7.4.2 セブ内外におけるSDGs への取り組み 
  7.4.3 複数のプロジェクト,時期,協力者
  7.4.4 人々,コミュニティ,資源に関する課題への対策としてのプロジェクト
  7.4.5 SDGs および受益者 
 7.5 議論:2030 年に向けて共に進んでいくために

8. 夫妻の家事・育児時間の割合
 -性役割態度とワーク・ライフ・バランス-〔伊藤大将〕
 8.1 はじめに 
 8.2 調査・分析方法  
 8.3 家事の割合  
 8.4 性役割態度  
 8.5 性役割態度と家事の割合の関係 
 8.6 ワーク・ライフ・バランス 
 8.7 ワーク・ライフ・バランスと家事・育児時間の割合の関係
 8.8 結  論 

9. 新型感染症により再定義される教育におけるICTの役割 〔内藤智之〕
 9.1 は じ め に
 9.2 新型感染症による教育への直接的影響
 9.3 新型感染症と今後の教育のあり方 
  9.3.1 教育を再定義するデジタルトランスフォーメーション
  9.3.2 教育にICT を活用する効果とは何か 
  9.3.3 教育分野のICT 投資における費用対効果  
 9.4 VUCA 時代に再定義される高等教育の提供手法  
 9.5 AI により大学が提供できる新たな価値 

10. SDGs実現に向けての国際共生社会研究センターの次の構想 
  〔東洋大学国際共生社会研究センター編集委員会〕
 10.1 はじめに   
 10.2 本書編集の背景  
  10.2.1 センターの持続可能な開発に向けた具体的取り組みの蓄積 
  10.2.2 社会・経済システムの変化とSDGs
  10.2.3 大規模災害・新型感染症のひろがりとSDGs 
 10.3 本書所収論文に示された人間の安全保障によるSDGs 実現のために取り組むべき課題
  10.3.1 ビジネスと連携した国際開発におけるステークホルダーのあり方 
  10.3.2 衛生,水供給・管理の重要性 
  10.3.3 すべての活動の基礎としての防災 
  10.3.4 次世代の人材の育成
  10.3.5 SDGs を実質的なものにするための社会の多様な主体の参加
 10.4 センターが次になすべきこと 
  10.4.1 センターの次の活動に向けて
  10.4.2 SDGs 実現のための研究課題の方向 
  10.4.3 新たな動向に対応したこれからの研究方法

執筆者紹介

1章
佐藤 寛 アジア経済研究所 研究推進部,上席主任調査研究員 
2章
永見光三**
 国際協力機構(JICA)地球環境部,次長兼防災グループ長
松丸 亮* 東洋大学国際学部,教授
      東洋大学国際共生社会研究センター,副センター長
3章
松本重行**
 国際協力機構(JICA)地球環境部,
 審議役兼次長兼水資源グループ長
4章
フラマン・ピエール**
 (株)極東技工コンサルタント 海外事業部,総括課長
 日本サニテーションコンソーシアム,調整官(国際業務)
5章
其其格** 中国内蒙古自治区社会科学院牧区発展研究所,副研究員
6章
藪長千乃* 東洋大学国際学部,教授
高松 宏弥** 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部,講師
7章
マリア・ロザリオ・ピケロ・バレスカス**
RCE-Cebu,コーディネーター/元フィリピン大学社会学部,教授/元東洋大学国際地域学部,教授
高松 宏弥 前掲
アルヴィン・レイ・ユー 元フィリピン大学セブ校学生課,課長
ニニョ・アルジェン・ベロクラ
 フィリピン大学セブ校経営学部,学部生
フェリックス・アカアク・ジュニア
 RCE-Cebu,ユース・ボランティア
カトリーナ・ぺスタニ RCE-Cebu,ユース・ボランティア
ゼナイダ・タブカノン
 フィリピン大学セブ校副学長室(運営担当),事務職員
8章
伊藤大将* 東洋大学国際学部,助教
9章
内藤 智之 神戸情報大学院大学 副学長,特任教授
10章 本書編集委員
北脇秀敏*  東洋大学国際学部,教授
 東洋大学国際共生社会研究センター,センター長
松丸 亮  前掲
金子 彰**  東洋大学国際共生社会研究センター,客員研究員
眞子  岳 東北大学大学院国際文化研究科,特任助教(研究)

所属,肩書(役職)は2021年9月現在
*東洋大学国際共生社会研究センター,研究員
**東洋大学国際共生社会研究センター,客員研究員

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