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スペクトル解析ハンドブック
日野 幹雄(総編集)
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内容紹介
理工学のみならず，医学や経済学その他の分野においても幅広く応用されているスペクトル解析について，基礎から丁寧に解説するとともに，一線で活躍する各分野の執筆者が実際の応用事例を紹介したスペクトル解析の総合事典。〔内容〕基礎編（スペクトル解析の基礎，ウェーブレット解析，カオスとフラクタル）／応用編（流体力学，気象，海洋，海岸，地震・地震工学，土木・建築，機械工学，航空宇宙・船舶・自動車，化学・化学工学，光学，音声・画像処理，医学，ファイナンス）
編集部から
目次
スペクトル解析への入門ガイド
0. スペクトル解析について
0.1 はじめに
0.2 フーリエ解析法発展の歴史
0.3 フーリエ解析と理工学の諸問題
0.4 スペクトル計算法
0.5 さらなる展開
基礎編
1. スペクトル解析の基礎
1.1 準備
1.2 スペクトル推定(直接法)
1.3 スペクトル推定法―信号モデルによる方法―
1.4 フィルタ
1.5 非定常解析
2. ウェーブレット解析
2.1 連続ウェーブレット変換
2.2 離散ウェーブレット変換
3. カオスとフラクタル
3.1 カオス
3.2 フラクタルな図形と測度
3.3 自己アフィンフラクタル
3.4 マルチフラクタル
3.5 各種のフラクタル
応用編
4. 流体力学
4.1 乱流場の表現とスペクトル
4.2 自由せん断流のスペクトル特性
4.3 壁面せん断流のスペクトル特性
4.4 その他の事項
5. 気象
5.1 大気現象のスペクトル
5.2 大気の乱流特性
5.3 地球大気の時空間スペクトル解析
5.4 地球大気の３次元スペクトル展開
5.5 地球大気のウェーブレット解析
5.6 数値予報に用いられるスペクトルモデル
6. 海洋・海岸
6.1 海洋中の波動のスペクトル解析
6.2 海洋波の方向スペクトルの推定理論
6.3 波浪のスペクトルと確率特性
6.4 波浪の高次スペクトルと非線形性
6.5 ソリトンスペクトル解析
6.6 超音波を利用した海象計測
6.7 電波を利用した海象計測
6.8 ベクトル変動の回転スペクトル表示
7. 地震学・地震工学
7.1 グローバル地震学
7.2 フーリエスペクトル
7.3 応答スペクトル
7.4 エネルギースペクトル
7.5 設計用スペクトル
8. 土木
8.1 流域地形のスペクトル解析
8.2 降雨のスペクトル特性
8.3 降雨流出におけるスペクトル解析
8.4 河川流量，流速に関するスペクトル解析
8.5 河床のスペクトル特性
8.6 地下水位の水位変動とスペクトル解析
8.7 湖沼におけるスペクトル特性
8.8 密度流のスペクトル特性
8.9 風
9. 土木・建築
9.1 橋梁の耐風設計
9.2 建築物の耐風設計
9.3 制震・免震
9.4 へルスモニタリング，構造同定
10. 機械
10.1 音響解析・音響制御への応用
10.2 振動試験・実験モード解析への応用
10.3 スペクトル解析による故障診断
10.4 構造動力学への応用
10.5 構造信頼性解析への応用
11. 航空・宇宙，船舶，自動車
11.1 航空機の運動解析における応用
11.2 非定常空気力学／空力弾性解析における応用
11.3 構造動力学における応用
11.4 空力騒音解析における応用
11.5 字宙利用分野における応用
11.6 波浪中の船体運動
11.7 船体運動の統計モデルによる解析
11.8 局所定常時系列過程としての船体運動の取り扱い
11.9 船体運動時系列の予測
11.10 水槽試験データの周波数領域での解析
11.11 多変量自己回帰モデルによる船体運動の解析
11.12 多変量自己回帰モデルを用いた船体運動解析
11.13 自動車騒音解析における応用
11.14 自動車の制御系設計におけるパラメータ
12. 化学・化学工学
12.1 分光スペクトル
12.2 分光スペクトル測定の手法
12.3 化学計測におけるスペクトル
12.4 粉体工学へのスペクトルの応用
12.5 プロセスシステム工学へのスペクトルの応用
12.6 微粒子工学へのスペクトルの応用
12.7 かくはん混合技術へのスペクトルの応用
13. 光 学
13.1 光の回折と結像
13.2 光学系の周波数応答
13.3 光コンピューティング
13.4 超短パルスの波形整形とスペクトル合成
14. 音声・画像処理
14.1 発声系
14.2 音声生成のモデル
14.3 音芦のスペクトル分析
14.4 音声処理への応用
14.5 画像情報処理の基礎
14.6 画像のスペクトル解析とその応用
15. 医学
15.1 循環系
15.2 脳神経系
15.3 感覚系
15.4 生体ゆらぎ
16. 社会・経済
16.1 社会経済分析とスペクトル解析
16.2 周波数領域の解析―1変量の場合―
16.3 周波数領域の解析―多変量の場合―
16.4 非定常経済時系列とスペクトル解析
16.5 今後の展開
17. 人文科学―文学作品のスペクトルを中心に―
17.1 文字情報と読みのスペクトル
17.2 暗黙知について
17.3 文学の暗黙知とその可視化
17.4 暗黙知の可視化モデルと解析方法
17.5 暗黙知の解析事例
索 引
執筆者紹介
【総編集者】日野幹雄
【編集委員(担当順)】佐藤俊輔，吉川 昭，山田道夫，佐野雅己，早川美徳，木谷 勝，田中 博，長島秀樹，橋本典明，吉井敏尅，大町達夫，山田 正，宮田利雄，大熊武司，鈴木浩平，久保田弘敏，大津皓平，高木通俊，幸田清一郎，小森 悟，谷田貝豊彦，小林隆夫，中嶋正之，浪花貞夫，堀井清之
【執筆者(五十音順)】青野利夫，赤松幹之，浅井雅人，浅枝 隆，阿部雅人，石井 清，伊藤憲治，伊藤芳樹，伊福部達，今井 聖，岩崎 仁，上田哲彦，臼井支朗，運上茂樹，大久保賢治，大熊武司，大島俊之，大嶋正裕，大津皓平，大町達夫，小川浩平，沖 大幹，甲斐憲次，片桐純治，勝地 弘，川邊武俊，川村 宏，木田重雄，北森武彦，吉川 昭，木村 晃，木谷 勝，木竜 徹，久保田雅久，幸田清一郎，輿石 肇，小鹿紀英，小林隆夫，小松敬治，齋藤 茂，佐々木文夫，佐藤 薫，佐藤俊輔，佐野雅己，清水孝一，下坂厚子，白井正明，神野健二，鈴木浩平，鈴木真二，鈴木英男，砂田憲吾，高木通俊，武田克巳，田中 博，田村哲郎，辻 義之，辻本哲郎，坪井誠司，徳田恵一，徳田正幸，豊田国昭，豊田利夫，中尾光之，中迫 昇，中嶋正之，長島秀樹，中林功一，浪花貞夫，西岡通男，西田修三，彌津家久，橋本典明，長谷川和義，長谷部正彦，早川道雄，早川美徳，林 良一，日高重助，日比谷紀之，藤田睦博，堀井清之，蒔田秀治，増田 章，益田重明，松村昌典，丸田芳幸，翠川三郎，室井ちあし，持尾隆士，望月 修，諸星典子，屋代春樹，安田孝志，谷田貝豊彦，山口隆美，山田 正，山田 均，山田道夫，山本光璋，横田康成，余田成男
