ヒューマン・インタフェイスの基礎と応用

村田 厚生(著)

村田 厚生(著)

定価 3,190 円(本体 2,900 円+税)

B5判/220ページ
刊行日:2024年02月01日
ISBN:978-4-254-20180-2 C3050

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内容紹介

日本出版サービス刊行の同名書籍を継承。ヒューマン・インタフェイスの考え方の必要性,設計上重要になる認知科学的な基礎,入力装置や表示装置の設計,さらにコンピュータシステムやソフトウェア設計におけるヒューマン・インタフェイスまで,基礎から応用までを詳細に解説。

編集部から

目次

第1章 ヒューマン・インタフェイスの概要
 1.1 ヒューマン・インタフェイスとは
 1.2 ヒューマン・インタフェイスの社会的意義
 1.3 ヒューマン・インタフェイスの関連分野
 1.4 ヒューマン・インタフェイスの3つの側面
 1.5 ヒューマン・インタフェイスのアプローチ法
 1.6 ヒューマン・インタフェイス設計のための基本原則
 1.7 ヒューマン・インタフェイスの評価の仕方
 1.8 本書の構成
第2章 入力装置,表示装置におけるインタフェイス
 2.1 入力装置
  2.1.1 キーボード
  2.1.2 マウス,トラックボール,ジョイスティックなど―間接型―
  2.1.3 タッチスクリーン,ライトペン―直接型―
  2.1.4 入力装置の操作性の評価
  2.1.5 パフォーマンス・モデルの2次元的な動きへの拡張
 2.2 表示装置
 2.3 音声による入出力
  2.3.1 音声入力
  2.3.2 マルチタスクの状況における音声入出力の有効性
 2.4 視線による入力技術
第3章 人間とコンピュータの対話方法
 3.1 情報をいかにして伝えるか
 3.2 メッセージの設計
 3.3 コマンド言語の設計
 3.4 Graphical User Interface(GUI)
 3.5 メニュー選択
 3.6 スクリーン設計
 3.7 ウィンドウ設計
 3.8 コンピュータの応答時間
 3.9 マニュアル・オンラインヘルプ
 3.10 わかりやすい文書とは
 3.11 マルチメディアとハイパーテキスト
第4章 ソフトウェア設計
 4.1 ソフトウェアの設計過程
 4.2 ソフトウェア設計における人間工学的原則
 4.3 ソフトウェア設計における認知科学的原則
 4.4 ソフトウェア工学からのヒューマン・インタフェイス設計へのアプローチ
  4.4.1 ソフトウェア工学
  4.4.2 ソフトウェア設計におけるヒューマン・インタフェイスの視点
  4.4.3 ソフトウェア工学における3つのアプローチ
第5章 認知科学の基礎
 5.1 知覚特性
  5.1.1 視覚系の構造
  5.1.2 視覚の計算理論
  5.1.3 特徴統合理論
  5.1.4 文脈効果,プライミング効果
  5.1.5 パターン認識
 5.2 記憶特性
  5.2.1 感覚記憶
  5.2.2 短期記憶
  5.2.3 長期記憶
  5.2.4 再生と再認
  5.2.5 ヒューマン・インタフェイス設計における記憶モデルの配慮
 5.3 命題ネットワーク
 5.4 プライミング,活性化の拡散,干渉効果
 5.5 推論,スキーマ,スクリプト
 5.6 知識構造
  5.6.1 知識表現
  5.6.2 意味ネットワークモデル
 5.7 学習過程
  5.7.1 技能の獲得
  5.7.2 学習効果
第6章 認知工学
 6.1 認知工学とは
 6.2 認知工学の応用事例1
 6.3 認知工学の応用事例2
 6.4 認知工学の応用事例3
 6.5 認知工学の応用事例4
 6.6 認知工学の応用事例5
第7章 VDT作業におけるインタフェイス
 7.1 VDT作業の特徴
 7.2 照明条件
 7.3 VDTの光学的特性
 7.4 椅子,机,VDTワークステーションの設計
 7.5 VDT作業評価のガイドライン
第8章 ヒューマン・エラー
 8.1 ヒューマン・エラーとは
 8.2 ヒューマン・エラーのモデル
 8.3 エラーの原因,測定
 8.4 エラー防止のためのヒューマン・インタフェイス設計
第9章 疲労・ストレスの評価
 9.1 疲労,ストレス,MWLとは
 9.2 テクノストレス
 9.3 疲労,ストレスの測定法
 9.4 疲労,ストレスの評価
第10章 ヒューマン・インタフェイスの評価法
 10.1 実験に基づく評価
 10.2 実験計画
 10.3 実験結果の解析
 10.4 ガイドライン作成で評価対象となる項目
 10.5 Schneidermanの8つの原則
 10.6 ガイドライン(評価シート)の例
 10.7 評価シート(簡易版)
 10.8 評価シート(詳細版)
 10.9 Rubinstein(1984)のガイドライン1(90項目)
第11章 ヒューマン・インタフェイスのトピックス
 11.1 仮想現実感
 11.2 発想支援システム
 11.3 共同作業支援(CSCW)
 11.4 マルチメディアの考察
あとがき―むすびにかえて―
参考文献

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