ストレスの事典

河野 友信石川 俊男(編)

河野 友信石川 俊男(編)

定価 16,500 円(本体 15,000 円+税)

B5判/376ページ
刊行日:2005年10月20日
ISBN:978-4-254-30059-8 C3457

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内容紹介

今日の社会において質量ともに深刻化しつつあるストレスの諸相を,医科学と医療医学を中心にすえて,基礎と臨床の両面から多角的・実践的に解説。〔内容〕ストレス研究の歴史と展望/ストレス研究の現状/疾患とストレス(がん,感染症など)/ストレス研究の方法論/臨床に必要なストレスの知識/ストレス臨床の実際(温泉療法,海洋療法など)/ストレス病・ストレス関連疾患/ストレスコントロールの必要な領域/ストレスと健康問題のトピックス/他

編集部から

目次

 基礎編
序章 ストレス研究の実証を目指して
第1章 ストレス研究の歴史と展望
第2章 ストレス各論
 2.1 フロイトの理論
 2.2 アレキサンダーの理論
 2.3 シフネオス―テイラーの理論
 2.4 パブロフの理論
 2.5 ウォルピの理論
 2.6 ホームズの理論
 2.7 ラザルスのストレス理論
 2.8 セリエのストレス理論
 2.9 キヤノン―ベルナールのストレス理論
 2.10 ウォルフの理論
 2.11 レイリイのストレス理論
第3章 ストレス研究の現状
 3.1 遺伝とストレス応答
 3.2 神経系の発生・発達とストレス
 3.3 ストレスとフリーラジカル
 3.4 ストレスと脳
 3.5 ストレスと免疫
 3.6 ストレスと行動
 3.7 ストレスと心理
 3.8 ストレスと告知
 3.9 ストレスと睡眠
 3.10 ストレスと栄養
 3.11 ストレスとライフスタイル環境
 3.12 ストレスと運動・スポーツ
 3.13 情動とストレス
 3.14 老化とストレス
 3.15 ストレスとホメオスタシス
 3.16 ストレス度測定
 3.17 ストレス対処
 3.18 ストレスコントロール
 3.19 ストレスと薬効
 3.20 産業ストレス
 3.21 学校ストレス(教師・生徒)
 3.22 家族とストレス
 3.23 発達・養育とストレス
 3.24 性格とストレス(人格障害とストレス)
第4章 疾患とストレス
 4.1 疾患とストレス総論
 4.2 がん
 4.3 感染症
 4.4 自己免疫疾患
 4.5 心身症とストレス
 4.6 精神障害
第5章 ストレス研究の方法論
 5.1 分子生物学的研究法
 5.2 生理学的研究
 5.3 内分泌学的研究
 5.4 ストレス研究と遺伝子発現プロフィール解析
 5.5 免疫学的研究
 5.6 薬理学的研究
 5.7 画像解析的研究
 5.8 心理学的研究法
 5.9 行動科学的研究
 5.10 発達学的研究
 5.11 疫学的研究
 5.12 社会学的研究
第6章 ストレスの臨床研究
第7章 ストレス研究のための統計学
第8章 ストレス研究のツール
第9章 ストレス研究をめぐる諸問題
 9.1 ストレス研究における倫理的諸問題
 9.2 ストレス評価をめぐる問題―非線形人間のストレス研究の科学性
終章 よりよき生き方と生存への方途を探るためのストレス研究を
 臨床編
序章 新しい時代のストレス関達疾患への対処のあり方を探る
第1章 臨床に必要なストレスの知識
 1.1 ストレス刺激の細胞内伝達と細胞間伝達の機制
 1.2 ストレスに関与する脳神経の解剖
 1.3 心理ストレスと不適応状態
 1.4 ストレスと栄養との相互関係
 1.5 ストレスのメカニズム
 1.6 ストレス性身体症状とそのメカニズム
 1.7 ストレス性精神症状とそのメカニズム
 1.8 ストレスと行動
第2章 ストレスの臨床―総論
第3章 ストレス臨床の実際
 3.1 ストレスドック
 3.2 ストレスチェック
 3.3 ストレスカウンセリング
 3.4 ストレスと薬物療法
 3.5 リラクセーション法
 3.6 行動療法
 3.7 運動療法
 3.8 栄養療法
 3.9 温泉療法
 3.10 アロマテラピーとストレス
 3.11 音楽療法
 3.12 森林浴
 3.13 園芸療法
 3.14 海洋療法
 3.15 健康生成
 3.16 伝統医学,代替医療
 3.17 ストレスマネージメント
第4章 ストレス病・ストレス関連性疾患
 4.1 ストレス病・ストレス関連性疾患
 4.2 テクノストレス性疾患
 4.3 過労ストレス性疾患
 4.4 産業ストレス惟疾患
 4.5 結婚ストレス性疾患
 4.6 ストレス性性障害
 4.7 育児ストレス性障害
 4.8 学校ストレス・学習ストレス性障害
 4.9 退職とストレス性疾患
 4.10 老化とストレス性疾患
 4.11 死別ストレスと健康障害
 4.12 闘病ストレスと障害
 4.13 看護・介護ストレスをめぐる問題
第5章 ストレス病・ストレス関連性疾患の診療
第6章 ストレスコントロールの必要な領域
 6.1 死の臨床とターミナルケア
 6.2 医療職のストレス
 6.3 先端医療とストレス
 6.4 医療原性障害と医原病
 6.5 事故・災害ストレスと健康障害
 6.6 透析・移植におけるストレス問題
 6.7 救命救急・ICU・CCUにおけるストレス問題
 6.8 がんとエイズをめぐるストレス問題
 6.9 アレルギー疾患とストレス問題
 6.10 産業ストレスと健康管理
第7章 ストレスと健康問題のトピックス
 7.1 大震災ストレスと健康
 7.2 戦争とストレスと健康問題
 7.3 国際化とストレスと健康問題
 7.4 生殖とストレスと健康問題
 7.5 情報ストレスと健康問題
 7.6 ライフスタイルと健康問題
 7.7 ストレスと依存・嗜癖行動と健康問題
 7.8 政治・経済とストレスと健康問題
 7.9 新しいストレス対処
終章 ストレス時代をよく生きるには
索 引

執筆者紹介

【編集者】河野友信,石川俊男
【執筆者(執筆順)】青沼忠子,粟生修司,赤林 朗,吾郷晋浩,阿部輝夫,家接哲次,生野照子,石川俊男,一條智康,伊藤克人,伊藤順一郎,井上正康,上山敬司,上村尚人,内山 真,大川玲子,大島 彰,岡田宏基,岡村尚昌,小田博志,柏瀬宏隆,片渕俊彦,鴨下一郎,苅部正巳,川勝 忍,川上憲人,河野友信,川村則行,神庭重信,菊地孝則,木村和正,金 圭子,久保千春,久保木富房,久保田正春,栗林文雄,河野慶三,小杉正太郎,小林祐一,小牧 元,坂野雄二,坂本真佐哉,佐藤昭夫,佐藤英介,佐藤 隆,佐藤俊子,澤田みどり,芝崎 保,白井將文,白井泰子,新里里春,末松弘行,杉江 征,杉田峰康,仙波恵美子,高木厚司,高橋 進,竹内俊明,立花正一,龍田直子,田中利男,田中正敏,田中芳幸,塚本尚子,津久井 要,津田 彰,津田茂子,坪井康次,鳥居鎮夫,中井吉英,長井信篤,永尾光一,中川哲也,永田頌史,中野弘一,中野重行,中村丁次,夏目 誠,鍋島俊隆,西川將巳,野添新一,野田哲朗,野村 忍,橋爪 試,橋本雅美,花谷隆志,馬場安希,林 崚一郎,原 信一郎,福永幹彦,福西勇夫,降矢英成,保坂 隆,町沢静夫,町沢理子,桧井麗樹,松岡洋一,三國雅彦,三島徳雄,宮岡 等,宮田正和,宗像恒次,村上正人,村林信行,森本兼曩,失島潤平,八尋華那雄,失吹弘子,山内祐一,山岡昌之,山口 剛,山田清文,山本晴義,山本 浩,山元 弘,吉内一浩,渡辺久子

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