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内容紹介
学生・若い医師へ向けて“正しい”カルテを提示。〔内容〕診療録とは/POMR/診療録の見本/傷病名について/内科/外科/産婦人科/小児科/精神科/救急診療科/診療録管理の実践/医療情報開示/電子カルテの実際/英文診療録/付録
編集部から
目次
0. 序論
0-1 診療録に関する日米の格差
0-2 よい診療録の効用
1. 診療録とは
1-1 名称について
1-2 診原録の役割
1-3 保険診療における診療録の様式と記載の原則
1-4 診療録記載の原則
2. POMR(問題志向型診療録)
2-1 基本精神
2-2 POSのシステム
2-3 記録のポイント
2-4 POSの構成要素
2-5 POSの問題点・デメリットとその対策
3. 診療録の見本
3-1 主訴
3-2 現病歴
3-3 既往歴
3-4 家族歴
3-5 個人歴
3-6 システムレビュー
3-7 身体所見
3-8 検査所見
3-9 アセスメント/計画
3-10 経過記録
3-11 診療録の例
4. 傷病名について
4-1 診断のプロセスと傷病名
4-2 傷病名の記載と変更
4-3 国際疾病分類とは
4-4 国際疾病分類の構成
5. 内科
5-1 診療と診療録
5-2 診療録記載の時間的制約
5-3 入院診療録
5-4 外来診療録
5-5 署名・サイン
6. 外科
6-1 外科診療の特徴
6-2 外科における診療録の概要
6-3 インフオームド・コンセント
6-4 手術記録のモデル
6-5 POSによる外科の診療録
6-6 計画的診療における診療録
7. 産婦人科
7-1 産婦人科の特徴
7-2 データベース
7-3 現病歴・既往歴
7-4 問題リスト
7-5 初期計画
7-6 経過記録
7-7 緊急時の記載
8. 小児科
8-1 外来診療録
8-2 入院診療録
8-3 各種書類
9. 精神科
9-1 入院診療録に記載するおもな項目
9-2 入院中の診療録に記載するおもな項目
9-3 退院時の診療録と退院時サマリー
9-4 外来通院患者の診療録に記載するおもな項目
10. 救急診療科
10-1 救急医療からみた診療録のあり方
10-2 救急医療の特性からみた診療録作成
10-3 診療録は思考,行動のパターンを反映する
10-4 項目別の記載ポイント
10-5 予想される問題点
11. 診療録管理を実践する
11-1 診療録管理の意義
11-2 管理体制をどう組織するか
11-3 診療情報管理
11-4 チーム医療への診療情報管理の頁献
11-5 QOLを高める情報共有の必要性
12. 診療情報開示
12-1 診療情報提供の3つの流れ
12-2 診療録開示時代の幕開け
12-3 診療情報提供・診療録開示
12-4 患者が診療録開示を求める最初の動機
12-5 診療録開示に耐えうる心理社会的事項の記述
13. 電子カルテの実際
13-1 電子カルテの時代
13-2 電子カルテの特徴
13-3 ログインとログアウト,診療情報の管理
13-4 電子カルテの入力
13-5 電子カルテの課題と展望
14. 英語での診療録の書き方
14-1 入院診療録
14-2 紹介状
14-3 返書
14-4 海外渡航(短期旅行)者用の紹介状
付録1 診療録に関する法律
付録2 診療録記載に使用される略語
索 引
執筆者紹介
【編集者】阿部好文,福本陽平
【執筆者(執筆順)】日野原重明,阿部好文,宮本尚彦,福本陽平,古谷伸之,上野 滋,馬場 清,宮岡 等,高橋 恵,吉邨善孝,箕輪良行,霞堂直史,藤崎和彦,酒巻哲夫,武田裕子