栽培システム学

稲村 達也(編著)

稲村 達也(編著)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

A5判/208ページ
刊行日:2005年11月28日
ISBN:978-4-254-40014-4 C3061

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内容紹介

農業の形態は,自然条件や生産技術,社会条件など多数の要因によって規定されている。本書はそうした複雑系である営農システムを幅広い視点から解説し,体系的な理解へと導く。アジア各地の興味深い実例も数多く紹介。

編集部から

目次

1. 栽培システム学とは
 1.1 営農システム
 1.2 概念としての営農システムの系譜
2. 生産環境と農家の営農行動
 2.1 利用可能な資源
 2.2 生産と栽培管理
3. 生産技術の革新と農家の行動
 3.1 農作業と農業機械
 3.2 生産技術の発展
 3.3 新しい生産技術
4. 政治・経済と農業経営の行動
 4.1 98年以降の自給率低下のはらむ問題
 4.2 畜産の経営環境と経営の存続状態―国内生産の後退―
 4.3 農業経営の存続メカニズムと存続可能領域の狭まり―政策・制度の役割―
 4.4 農業経営の自律的な展開の方向
5. 生態環境と農家の行動
 5.1 生態系における窒素の循環
 5.2 窒素の環境負荷の現状
 5.3 環境に負荷をかけない農業
 5.4 現行の環境保全型農業,有機農業
6. 持続的農村社会の形成と農家の行動
 6.1 土地に刻まれた歴史と農業
 6.2 消費者,農業生態系と共生する農家行動
7. アジアの栽培システム
 7.1 中国―蘇南地域における郷鎮企業の発展と規模農業の展開―
 7.2 タイの天水田
 7.3 野菜
 7.4 果樹
 7.5 アジアにおける有畜複合生産システム
 7.6 水産業
 7.7 林業
索 引

執筆者紹介

【編集者】稲村達也
【執筆者】稲村達也,梅田幹雄,新山陽子,間藤 徹,宮本 誠,藤本高志,丁 艶蜂,李 昆志,曹 衛星,宮川修一,縄田栄治,宇都宮直樹,廣岡博之,笠井亮秀,竹田晋也,横山繁樹,河野泰之

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