シリーズ〈数学の世界〉 3 社会科学の数学 ―線形代数と微積分―

沢田 賢渡邊 展也安原 晃(著)

沢田 賢渡邊 展也安原 晃(著)

定価 2,750 円(本体 2,500 円+税)

A5判/152ページ
刊行日:2002年03月28日
ISBN:978-4-254-11563-5 C3341

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内容紹介

社会科学系の学部では数学を履修する時間が不十分であり,学生も高校であまり数学を学習していない。このことを十分考慮して,数学における文字の使い方などから始めて,線形代数と微積分の基礎概念が納得できるように工夫をこらした

編集部から

目次

1. いくつかの注意
 1.1 文字の使用
 1.2 文字の作成
 1.3 さらなる抽象化
    練習問題
2. 行 列
 2.1 行列の定義
 2.2 いくつかの行列
 2.3 クロネッカーのデルタ
 2.4 行列の演算
 2.5 ベクトル
    練習問題
3. 連立1次方程式
 3.1 連立1次方程式とは
 3.2 連立1次方程式の解法
 3.3 簡約な行列
 3.4 一般の連立1次方程式の解法
 3.5 逆行列
    練習問題
4. 集 合
 4.1 集 合
 4.2 集合の表し方
 4.3 集合の性質
    練習問題
5. 写像・関数
 5.1 写像・関数
 5.2 関数のグラフ
    練習問題
6. ベクトル空間
 6.1 ベクトル空間
 6.2 1次独立と1次従属
 6.3 ベクトルの最大独立個数
 6.4 ベクトル空間の基底と次元
 6.5 R2,R3の場合
    練習問題
7. 線形写像
 7.1 線形写像
 7.2 表現行列
 7.3 固有値,固有ベクトルと行列の対角化
    練習問題
8. 1変数関数の微分
 8.1 平均変化率
 8.2 微  分
 8.3 極限の概念
 8.4 関数の連続性
 8.5 関数の微分可能性
 8.6 関数の極値
 8.7 関数の近似と微分
    練習問題
9. 多変数関数の微分
 9.1 n変数関数
 9.2 n変数関数の微分
 9.3 偏微分
    練習問題
10. 積 分
 10.1 定積分
 10.2 原始関数
 10.3 定積分と原始関数の関係
     練習問題
11. 付 録
 11.1 連立1次方程式の基本変形
 11.2 正則行列
12. 参考文献
13. 索  引

執筆者紹介

【執筆者】沢田 賢,渡邊展也,安原 晃

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