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医学統計学シリーズ 2 新版 統計モデル入門
丹後 俊郎(著)
内容紹介
好評の旧版に加筆・改訂。統計モデルの基礎について具体例を通して解説。〔内容〕トピックス/Bootstrap/モデルの比較/測定誤差のある線形モデル/一般化線形モデル/ノンパラメトリック回帰モデル/ベイズ推測/MCMC法/他
編集部から
新版刊行にあたって
・具体例を1章追加:
「加齢に伴って変化する基準範囲の推定」(ノンパラメトリック回帰モデルの応用例)
・掲載しているプログラムの対応:
初版で対応していたS-Plusに加え,R言語でも動作確認を行った。
目次
1. トピックスI:新記録の誕生と競技水準の向上
1.1 考 え 方
1.2 新記録の数の確率分布
1.3 練習問題
2. トピックスII:病原性大腸菌O-157による集団食中毒
2.1 はじめに
2.2 データをみる目
2.3 統計モデル
2.4 尤度関数と最尤推定値
2.5 対数正規分布
2.6 最尤推定値は最小値?
2.7 適 用 例
2.8 なぜ対数正規分布
2.9 練習問題
3. Bootstrap―中央値の標準誤差を求める?
3.1 はじめに
3.2 古典的な統計学的推測
3.3 Bootstrapによる推測
3.4 Bootstrap信頼区間
3.4.1 パーセンタイル法
3.4.2 BC 法
3.4.3 BCa 法
3.5 演習問題
4. モデルを比較する
4.1 はじめに
4.2 MallowsのCp規準
4.3 AkaikeのAIC規準
4.4 自由度調整重相関係数
4.5 よく見かける変数選択法
4.6 AIlenのCV規準
4.7 モデル選択の例No.1
4.8 HjorthのCMV規準
4.9 モデル選択の例No.2
4.10 練習問題
5. 測定誤差のある線形モデル―測定法の比較
5.1 誤 差
5.2 正確度の評価の基本
5.3 測定法の比較
5.3.1 線形回帰式と線形関係式
5.3.2 Bootstrapによる推測
5.3.3 繰り返し測定のある場合
5.4 練習問題
6. 一般化線形モデル(GLIM)
6.1 はじめに
6.2 GLIMの三つの特徴
6.3 最尤推定
6.4 モデルの適合度の評価
6.5 Analysis of deviance
6.6 Over-dispersion
6.7 回帰係数の解釈
6.8 適 用 例
6.9 練習問題
7. ノンパラメトリック回帰モデル
7.1 基本的アイデア
7.2 局所重み付き平均――kernel smoother
7.3 局所重み付き線形回帰――loess
7.4 スプライン関数の利用――smoothing splines
7.5 Smootherのバラツキとsmoothingパラメータ
7.6 一般化加法モデル――GAM
7.7 練習問題
8. トピックスIII:加齢に伴って変化する基準範囲の推定
8.1 基準範囲
8.2 健常者標本のサンプリング
8.3 基準範囲の定義
8.4 基準範囲の古典的な推定方法
8.4.1 正規分布を利用する方法
8.4.2 ノンパラメトリック法
8.5 加齢に伴って変化する基準範囲
8.5.1 ノンパラメトリック分散安定化変換モデル
8.5.2 基準範囲推定のための^g(y)の外挿の必要性
8.5.3 血清アルカリ・フォスファターゼのデータへの適用
8.5.4 その他のデータへの適用例
9. イベント発生までの時間の長さに関するモデル
9.1 生存時間の確率分布
9.2 生存関数の推定
9.2.1 パラメトリック法
9.2.2 ノンパラメトリック法
9.3 比例ハザード回帰モデル
9.3.1 パラメトリックモデル
9.3.2 Coxのモデル――セミパラメトリックモデル
9.3.3 log-rank検定
10. Bayes 推 測
10.1 Frequentist――伝統的統計学
10.2 Bayesian
10.3 無情報事前分布
10.4 事後分布
10.5 階層的条件付き独立モデル
10.6 応用例
10.10 練習問題
11. Markov chain Monte Carlo法
11.1 期待値の計算
l0.2 Markov連鎖
11.3 Metropolis-Hastingsアルゴリズム
11.4 2種類のsampler
11.5 収束診断
11.6 Single-component MH法
11 7. Gibbs sampling
12. トピックIII:多施設共同臨床試験における施設間差
12.1 治療効果のモデル
12.2 Balanced dataでの推測
12.2.1 分散分析(ANOVA)法
12.2.2 最尤(ML)法
12.2.3 制限付き最尤(REML)法
12.3 Unbalanced dataでの推測の留意点
12.4 解析例
12.5 練習問題
13. トピックスIV:疾病地図と疾病集積性
13.1 はじめに
13.2 問題の所在
13.3 年齢調整でも不十分
13.4 Bayesian approach
13.4.1 Empirical Bayes
13.4.2 Bayesian hierarchical model
13.5 疾病の集積性
13.6 練習問題
付録A:最尤推定
A.1 尤度に基づくモデル
A.2 漸近的に同等な三つの検定統計量
A.3 信頼区間
A.4 デルタ法
付録B:プログラム他
文 献
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