入門分析化学シリーズ 分離分析

日本分析化学会(編)

日本分析化学会(編)

定価 4,180 円(本体 3,800 円+税)

B5判/136ページ
刊行日:1998年03月15日
ISBN:978-4-254-14565-6 C3343

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内容紹介

化学の基本ともいえる物質の分離について平易に解説。〔内容〕分離とは/化学平衡/反応速度/溶媒の物性と溶質・溶媒相互作用/汎用試薬/溶媒抽出法/イオン交換分離法/クロマトグラフィー/膜分離/起泡分離/吸着体による分離・濃縮

編集部から

目次

1. 分離とは
 1.1 分離分析の目的
 1.2 分離の方法
 1.3 分離方法の選択
 1.4 分離効率に関連する事項
2. 化学平衡
 2.1 化学平衡の一般概念
 2.2 一相内で物質が解離・会合する平衡
 2.3 相間を物質が移動する平衡
 2.4 実際の分析化学の試料と化学平衡
3. 無機溶液反応の機構と速度
 3.1 化学反応の速度と機構
 3.2 錯形成反応
 3.3 配位子置換反応
 3.4 接触反応
4. 溶媒の物性と溶質・溶媒相互作用
 4.1 結晶の溶解と溶媒物性
 4.2 溶質・溶媒相互作用に関わる溶媒の物性値
 4.3 溶質と溶媒の相互作用
5. 分離に使われる汎用試薬
 5.1 溶解に使われる試薬
 5.2 分離に使われる試薬
6. 沈殿の生成に基づく分離法
 6.1 目的別の沈殿生成の特徴
 6.2 2成分の混合溶液からの各成分の分離
 6.3 より高い収率で分離を行うために
7. 溶媒抽出法
 7.1 抽出試薬
 7.2 抽出のされやすさの表し方
 7.3 金属イオンの分離
 7.4 相洗浄と逆抽出
 7.5 溶媒抽出操作
8. イオン交換分離法
 8.1 イオン交換平衡
 8.2 樹脂の予備処理,再生,保存
 8.3 イオン交換樹脂
 8.4 無機イオン交換体
9. クロマトグラフィー
 9.1 分離法としてのクロマトグラフィー
 9.2 いろいろなクロマトグラフィー
 9.3 クロマトグラフィーの発展の歴史
 9.4 クロマトグラフィーによる分離の基本事項
 9.5 クロマトグラフィーの実際
10. 膜を用いる分離法
 10.1 膜の構造と機能
 10.2 膜分離操作の注意点
 10.3 各種の高分子膜
 10.4 イオン交換膜
 10.5 液体膜
11. 起泡分離
 11.1 装置と操作
 11.2 浮選はなぜ起こるか
 11.3 イオン浮選
 11.4 沈殿浮選(共沈浮選)
12. 吸着体による分離・濃縮
 12.1 活性炭
 12.2 機能性キレート樹脂
 12.3 機能性シリカゲル・機能性ガラビーズ
 12.4 キレートセルロース
13. 索  引

執筆者紹介

【編集】日本分析化学会
【編集委員長】寺田喜久雄
【編集副委員長】二瓶好正
【編集委員】飯田芳男,小熊幸一,角田欣一,長谷川佑子,藤枝修子

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