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シリーズ〈日本語の語彙〉 3 中世の語彙 ―武士と和漢混淆の時代―
安部 清哉(編)
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内容紹介
和・漢が混淆し深化していく中世の語彙を,武士を中心に一般庶民さらに外国人が使った日本語から探る。内容平家物語,太平記,吾妻鏡,古今著聞集,徒然草,古文書,倭玉篇,抄物,狂言集,御伽草子,天草版平家物語,日葡辞書,中国資料
編集部から
*本書英文タイトル
The Lexicon of Late Middle Japanese
The Age of the Samurai and Japanese-Chinese Hybrid Literature
目次
序 中世の語彙への誘い (安部清哉)
第1部 武士階層と和漢混淆の発展
1. 『平家物語』の語彙 (山本真吾)
2. 『太平記』の語彙 (橋本行洋)
3. 『吾妻鏡』の語彙 (田中草大)
4. 『古今著聞集』の語彙 (橋本博幸)
第2部 漢字・漢語の広がりと規範の変化
5. 連語から見た『徒然草』
―連語型文末表現と文体―(安部清哉)
6. 古文書の語彙 (辛島美絵)
7. 『倭玉篇』の語彙 (鈴木功眞)
第3部 口語世界の拡大
8. 抄物の語彙 (山田 潔)
9. 狂言集の語彙 (小林千草)
10. 御伽草子の語彙 (染谷裕子)
第4部 外国人がとらえた日本語の近代語化
11. 天草版『平家物語』の語彙 (濱千代いづみ)
12. 『日葡辞書』の語彙 (岸本恵実)
13. 中国資料の語彙 (蒋 垂東)
執筆者紹介
【編集】
飛田 良文
佐藤 武義(東北大学)
安部 清哉(学習院大学)