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朝倉心理学講座 15 高齢者心理学
内容紹介
高齢者と加齢という変化をとらえる心理学的アプローチの成果と考察。〔内容〕歴史と展望/生理的加齢と心理的加齢/注意/記憶/知能,知恵,創造性/感情と幸福感/性格/社会環境/社会関係/臨床:心理的問題,心理的介入法
編集部から
目次
第1部 総論:高齢者心理学の基礎
1.高齢者と加齢をめぐる心理学的考察の歴史と展望
1.1 近代以降の欧米における高齢者心理学の歴史
1.2 日本の高齢者心理学の歴史
1.3 理論と方法の展開
2.生物学的加齢と心理的加齢
2.1 心理的加齢のモデル
2.2 視聴覚の加齢が心理的加齢へ与える影響
2.3 脳の加齢が心理的加齢へ与える影響
3.高齢者を取り巻く社会的環境
3.1 高齢社会とは
3.2 高齢者のライフスタイル
3.3 エイジズム
第2部 各論:高齢者心理学の展開
4.注 意
4.1 選択的注意
4.2 分割的注意と処理資源
4.3 抑制機能
4.4 トップダウン制御機能
4.5 まとめ:加齢と注意
5.記 憶
5.1 実験的な方法
5.2 日常記憶
5.3 記憶研究のこれから
6.知能,知恵,創造性
6.1 知 能
6.2 知 恵
6.3 創 造 性
7.情動・感情と幸福感
7.1 高齢者と感情・情動
7.2 感情的適応としての主観的幸福感
7.3 高齢者自身の健康感
7.4 今後の課題
8.性 格
8.1 高齢期における性格特性の安定性と加齢変化
8.2 高齢期への適応と人格発達
8.3 高齢期の生き残りと性格
9.高齢期の社会関係
9.1 高齢者はどのような社会関係を持っているか
9.2 加齢,ライフコースと社会関係の変化
9.3 社会関係がウェル・ビーイングに与える効果
9.4 おわりに:「社会的」視点の重要性
10.臨床:高齢期の心理的問題
10.1 高齢期の心理的問題
10.2 認 知 症
10.3 高齢者介護
10.4 うつ病・自殺
10.5 それ以外の精神症状
11.臨床:心理的介入法?臨床的介入の実際
11.1 高齢者の臨床を考える
11.2 心理的介入の実際
11.3 おわりに:心理的介入法の課題
研究ガイド:高齢者心理学を学ぶ人のために
事項索引
人名索引
執筆者紹介
【執筆者】
佐藤眞一,権藤恭之,成田健一,熊田孝恒,石原治,稲垣宏樹,高山緑,藺牟田洋美,増井幸恵,小林江里香,梼木てる子,小野寺敦志
(執筆順)