医学統計学

宮原 英夫白鷹 増男(著)

宮原 英夫白鷹 増男(著)

定価 3,960 円(本体 3,600 円+税)

A5判/216ページ
刊行日:1992年10月25日
ISBN:978-4-254-12085-1 C3041

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内容紹介

医学・薬学・歯学・生物学を専攻する大学1,2年の学生を対象に,高校の確率・統計の基礎知識を必要としないレベルでこの領域でよく使われる基本的な手法を,関連する統計的な考え方と共に実例を用いてわかりやすく丁寧に解説した入門書。

編集部から

目次

1. 確率分布
 1.1 確率,確率分布,確率変数
 1.2 二項分布とグラフ
 1.3 ポアソン分布
 1.4 連続変数の確率分布
 1.5 正規分布
 1.6 二項分布の正規近似
 1.7 対数正規分布
2. 基本的な統計計画
 2.1 平均値,分散,標準偏差
 2.2 期待値
 2.3 ヒストグラム(その1)乱数データ
 2.4 ヒストグラム(その2)平均値の分布,標準誤差
 2.5 正規確率紙と対数正規確率紙
3. 相関,関連とリスクファクター
 3.1 相関と関係
 3.2 量的データの相関
 3.3 質的データの相関,関連
 3.4 相関比
 3.5 医学における因果関係とリスクファクター
4. 統計的仮説検定
 4.1 統計的仮説検定の考え方
 4.2 第1種の過誤(α)と第2種の過誤(β)
 4.3 統計的仮説検定の精度と症例数
 4.4 仮説検定の手順とその適用例
5. 母数の区間推定と標本分布
 5.1 母平均の区間推定(母分散が既知の場合)
 5.2 t分布
 5.3 母平均の区間推定(母分散が未知の場合)
 5.4 母出現率の区間推定
 5.5 X2分布
 5.6 母分散の区間推定
 5.7 F分布
6. 二つの平均値の差の検定
 6.1 各組からの標本に対応がある場合
 6.2 各組からの標本に対応がない場合
7. 二つの出現率の差の検定
 7.1 母出現率(百分率)との差の検定
 7.2 二つの集団における母出現率の差の検定
 7.3 フィッシャーの直接確率法
 7.4 事象の一致度の検定(相関のある比率の差の検定)
8. 3群以上の平均値の差の検定(分散分析と多群比較)
 8.1 一元配置分散分析
 8.2 多群比較
9. 回帰分析
 9.1 回帰とは
 9.2 最小二乗法による回帰式の決定
 9.3 誤差の推定と予測値の精度
 9.4 回帰係数の検定と推定
 9.5 回帰分析に関連した諸問題
10. 統計計算の周辺
 10.1 簡単な統計手法の意義
 10.2 研究の目的と統計計算
 10.3 データの収集と整理
 10.4 統計解析
 10.5 統計的結論から医学的結論へ
11. 付 表
 11.1 標準正規分布の表
 11.2 t分布の両側確率の表
 11.3 X2分布の上側確率の表
 11.4 F分布の上側確率の表
 11.5 スチューデント化した範囲の分布の上側確率の表
12. 参考文献
13. 索 引

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