気象ハンドブック (第3版)

新田 尚住 明正伊藤 朋之野瀬 純一(編)

新田 尚住 明正伊藤 朋之野瀬 純一(編)

定価 41,800 円(本体 38,000 円+税)

B5判/1032ページ
刊行日:2005年09月20日
ISBN:978-4-254-16116-8 C3044

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内容紹介

現代気象問題を取り入れ,環境問題と絡めたよりモダンな気象関係の総合情報源・データブック。気象学地球/大気構造/大気放射過程/大気熱力学/大気大循環気象現象地球規模/総観規模/局地気象気象技術地表からの観測/宇宙からの気象観測応用気象農業生産/林業/水産/大気汚染/防災/病気気象・気候情報観測値情報/予測情報現代気象問題地球温暖化/オゾン層破壊/汚染物質長距離輸送/炭素循環/防災/宇宙からの地球観測/気候変動/経済気象資料

編集部から

目次

  第I編 気象学
1. 太陽系のなかの地球
 1.1 総説
 1.2 太陽系の構造
 1.3 太陽
 1.4 地球型惑星
 1.5 木星型惑星
 1.6 そのほかの天体
 1.7 地球の特性
2. 大気の構造
 2.1 大気組成
 2.2 大気の鉛直構造
 2.3 静止大気の方程式
 2.4 大気大循環の概要
 2.5 大気大循環の季節変化
3. 大気の放射過程
 3.1 総説
 3.2 太陽放射と地球放射
 3.3 大気中の放射過程
 3.4 エーロゾルと雲の放射過程
 3.5 大気―地表面系の放射収支
4. 大気の熱力学過程
 4.1 総説
 4.2 乾燥空気の熱力学
 4.3 湿潤空気の熱力学
5. 雲と降水の物理過程
 5.1 総説
 5.2 雲・降水を構成する粒子
 5.3 雲形成と隆水発達の概略
 5.4 暖かい雨のメカニズム
 5.5 冷たい雨のメカニズム
6. 大気中の境界層
 6.1 総説
 6.2 大気境界層の乱流理論
 6.3 接地境界層
 6.4 エクマン境界層
 6.5 地表面での熱収支
 6.6 大気物質の拡散
7. 大気化学
 7.1 総説
 7.2 成層圏オゾン
 7.3 対流圏の化学
8. 大気中の光,音,電気
 8.1 総説
 8.2 大気中の光学現象
 8.3 大気中の音
 8.4 大気中の電気
9. 気象力学
 9.1 総説
 9.2 基礎方程式
 9.3 波動論
 9.4 不安定論
 9.5 波と平均流の相互作用
 9.6 惑星の気象力学
10. 大気大循環
 10.1 基本方程式系
 10.2 地衡風平衡および準地衡風平衡
 10.3 大気大循環による諸量の輸送
 10.4 モンスーン
 10.5 中層大気の循環
11. 気象の実験
 11.1 気象の流体実験
 11.2 雲物理学における実験
  第II編 気象現象
12. 総説
 12.1 中緯度擾乱
 12.2 温帯性低気庄の雲と降水
 12.3 波動擾乱
 12.4 熱帯域の気象
 12.5 気象現象と水
13. 地球規模
 13.1 定常波
 13.2 自由波(ノーマルモード)
 13.3 赤道波
 13.4 ブロッキング
14. 総観規模
 14.1 高気庄・低気圧
 14.2 寒冷渦
 14.3 モンスーン低気圧
 14.4 偏東風波動
 14.5 切離低気圧
15. 中小規模
 15.1 クラウドクラスター
 15.2 スーパークラスター
 15.3 ガストフロント
16. 局地気象
 16.1 海陸風
 16.2 山谷風循環
 16.3 雷
  第III編 気象技術
17. 地表からの観測
 17.1 総説
 17.2 気象器械と測定原理
 17.3 気象観測の種類とその方法
18. 宇宙からの気象観測
 18.1 総説
 18.2 静止気象衛星
 18.3 極軌道気象衛星
 18.4 TRMM(熱帯隆雨観測衛星)
 18.5 その他の地球観測衛星による気象観測
19. 気象の解析・監視
 19.1 総説
 19.2 気象の解祈
 19.3 天気図作成と利用
 19.4 客観解析
 19.5 天侯・気侯の監視
20. 気象の予測
 20.1 総説
 20.2 気象予報の種類
 20.3 気象予報の技術
 20.4 気象予報各論
  第IV編 応用気象
21. 自然エネルギーと気象
 21.1 総説
 21.2 自然エネルギーの種類
 21.3 風力発電
 21.4 太陽熱
 21.5 太陽光
 21.6 自然エネルギー導入に向けて
22. 水資源と気象
 22.1 総説
 22.2 水資源とは
 22.3 日本の水資源
 22.4 世界の水資源
 22.5 水資源の有効利用と水文気象
 22.6 21世紀の水資源問題
23. 農業と気象
 23.1 総説
 23.2 植物生産力と気候条件
 23.3 農作物と気象
 23.4 耕地の気象環境
 23.5 耕地環境の改良
 23.6 作況調査への隔測画像データの利用
24. 林業と気象
 24.1 総説
 24.2 森林の種類
 24.3 森林面積の滅少
 24.4 林木の生長と気象
 24.5 森林の気象環境
 24.6 森林の蒸発散
 24.7 気候温暖化の森林への影響
25. 水産と気象
 25.1 総説
 25.2 操業と気象条件
 25.3 漁獲量変動・資源変動と気象
 25.4 水産生物と海気象
 25.5 水産増養殖と気象
 25.6 衛星からみたプランクトンの変化
26. 建築と気象
 26.1 総説
 26.2 熱と建築
 26.3 風と建築
 26.4 水と建築
 26.5 都市・建築と地球環境問題
27. 波浪と気象
 27.1 総説
 27.2 波浪の特性
 27.3 風波の発達
 27.4 波浪予報
 27.5 波浪の気候学
28. 交通と気象
 28.1 総説
 28.2 道路と気象情報
 28.3 航空と気象情報
 28.4 海運と気象情報
 28.5 経済運航と気象情報
29. 大気汚染と気象
 29.1 総説
 29.2 大気汚染と光化学スモッグ
 29.3 環境濃度と気象条件
 29.4 海陸風と大気汚染
 29.5 大気汚染予報の実際
 29.6 衛星からみたエーロゾルの変化
30. 経済活動と気象
 30.1 総説
 30.2 消費活動と気象
 30.3 ウエザーマーチャンダイジング
 30.4 天候デリバティブ
 30.5 電力と気象
31. 防災と気象
 31.1 総説
 31.2 風害
 31.3 竜巻災害
 31.4 塩害
 31.5 波浪害
 31.6 高潮害
 31.7 水害(大雨害)
 31.8 雪害・なだれ
 31.9 氷害・凍害・霜害
 31.10 雷災(落雷害・ひょう害)
 31.11 冷害・干害・高温害
 31.12 その他の気象災害
 31.13 台風災害
 31.14 火災と気象
 31.15 防災業務
 31.16 防災と情報システム
32. 生活と気象
 32.1 総説
 32.2 生活と気象情報の利用
 32.3 衣料と気象
 32.4 健康と気象
 32.5 花粉症と気象
 32.6 紫外線カット
 32.7 熱中症と気象
33. 病気と気象
 33.1 総説
 33.2 季節変化や気象の特徴と気象病・季節病
 33.3 気象病・季節病に関する最近の状況
 33.4 これまでの研究の流れ
 33.5 現状
 33.6 これからの方向
34. レジャーと気象
 34.1 総説
 34.2 登山のための気象学
 34.3 スキーヤー,スノーポーダーのための気象学
 34.4 マリンスポーツのための海洋気象学
 34.5 スカイレジャーのための気象学
 34.6 ゴルフ気象学
 34.7 キャンプの気象学
 34.8 スポーツ気象学
 34.9 観天望気の局地予報
35. 気象知識の普及・教育・報道・民間気象事業
 35.1 総説
 35.2 気象知識の普及・広報活動
 35.3 気象教育
 35.4 報這機関と気象情報
 35.5 ウエザー(天気)キャスターとその役割
 35.6 民間気象業務と気象予報士
  第V編 気象・気候情報
36. 観測値(実況)
 36.1 総説
 36.2 気象観測
 36.3 航空気象観測
 36.4 地球環境観測
 36.5 気候監視
 36.6 エルニーニョ監視
 36.7 海洋・海上気象観測
37. 予測・解析情報
 37.1 総説
 37.2 数値予報
 37,3 波浪予報
 37.4 海氷予想
 37.5 エルニーニョ予測
38. 予報・加工情報
 38.1 総説
 38.2 観測データの統計
 38.3 メッシュ気候値
 38.4 天気予報・気象警報
 38.5 降水短時問予報
 38.6 予報ガイダンス,土壌雨量指数
 38.7 航空気象予報
 38.8 季節予報
 38.9 エルニーニョ予報
 38.10 海況予報
 38.11 海氷予報
 38.12 波浪予報
39. 民間気象事業者の気象サービスによる情報
 39.1 総説
 39.2 民間気象業務支援センター
 39.3 予報業務許可事業者による気象情報サービス
 39.4 民間気象会社等の気象情報サービスによって提供される気象情報例
40. 各種メディアによる気象情報サービス
 40.1 総説
 40.2 一般的傾向
 40.3 メディア別の具体例
 40.4 専門気象情報
 40.5 これからの気象情報サービス
  第VI編 現代気象問題
41. 地球温暖化
 41.1 放射強制力
 41.2 エーロゾル
 41.3 排出シナリオ
 41.4 温暖化予測
 41.5 影響評価・対策
42. オゾン層の破壊
 42.1 総説
 42.2 オゾン層の構造
 42.3 オゾン層の起源と進化
 42.4 オゾン層の維持機構
 42.5 オゾン層の破壊
 42.6 オゾン層破壊物質
 42.7 オゾン層の現状
 42.8 南極オゾンホールの形成機構
 42.9 南極以外でのオゾン減少の機構
 42.10 オゾン層破壊の影響の概要
 42.11 オゾン層破壊の生態系への影響
 42.12 オゾン層破壊の人体影響
 42.13 オゾン層破壊の気候影響
 42.14 オゾン層の保護
43. 汚染物質の長距離輸送
 43.1 総説
 43.2 輸送過程
 43.3 対流圏オゾンの化学過程
 43.4 対流圏エーロゾルおよび水溶性気体の除去過程
 43.5 人為起源物質の排出源
 43.6 人為起源物質の大陸間規模輸送
 43.7 大気質・気候変動への影響
44. 炭素循環
 44.1 総説
 44.2 大気―海洋―陸面での炭素量およびその間のフラックス
 44.3 人為起源二酸化炭素の収支
 44.4 大気中の二酸化炭素と輸送
 44.5 陸上生態系における炭素循環と吸収
 44.6 海洋における炭素循環と吸収
 44.7 モデルによる予測
45. 防災
 45.1 総説
 45.2 河川を指定した洪水予報の拡大
 45.3 台風による風の被害と台風進路予報の変遷
 45.4 死者が桁違いに大きくなるのは高潮を伴ったとき
 45.5 大雪に弱くなった都市化された生活
 45.6 集中豪雨による被害軽滅をめざして
46. 宇宙からの地球観測
 46.1 総説
 46.2 赤外線を用いた地球観測
 46.3 マイクロ波放射計
 46.4 レーダー
 46.5 可視波長
 46.6 地上調査
 46.7 海域の観測
 46.8 大気の観測
47. 気候変動
 47.1 総説
 47.2 地球史における気候変動
 47.3 氷期―間氷期の気候変動
 47.4 大気―海洋―陸面結合現象
 47.5 10年規模の変動
 47.6 ENSOおよび年々変動
 47.7 季節内変動
48. 気象と経済
 48.1 総説
 48.2 極端な天候と業界への影響
 48.3 天候と商品の実証的関係
 48.4 WMDの生気象的考察
49. 気象の人工調節
 49.1 総説
 49.2 気象の人工調節の歴史
 49.3 人工調節の原理
 49.4 人工調節の方法
 49.5 人工調節の例
 49.6 穫まき効果の評価
 49.7 人工調節の経済・環境・社会への影響
 49.8 気象の人工調節の現状と将来展望
  第VII編 気象資料(形式と所在)
50. 即時情報
 50.1 総説
 50.2 気象庁が行う情報伝達
 50.3 気象業務支援センターからの配信
51. 非即時情報
 51.1 総説
 51.2 電子媒体による提供
 51.3 印刷物による利用
 51.4 インターネットのホームページ
52. 資料処理の仕方
 52.1 総説
 52.2 統計処理
53. 格子点値とその応用
 53.1 総説
 53.2 利用者からみたGPV
 53.3 局地子報とGPV
 53.4 GPVの入手方法
 付録
  A.気象学単位・換算麦・換算式
  R.気象定数・常用値および気象学的諸量計算式
  C.気象災害の年表(1994~2004年)
索 引

執筆者紹介

【編集者】新田 尚,野瀬純一,伊藤朋之,住 明正
【執筆者(執筆順)】阿部 豊,田中 浩,浅野正二,松尾敬世,村上正隆,内藤玄一,近藤 豊,松田佳久,安成哲三,余田成男,新野 宏,高橋 劭,渡部雅浩,廣岡俊彦,高薮 縁,向川 均,村松照男,二宮洸三,中澤哲夫,上田 博,木村富士男,伊藤朋之,中井公太,八木正允,萬納寺信崇,早坂忠裕,沖 理子,田内利治,新田 尚,白木正規,栗原弘一,永沢義嗣,中村 一,経田正幸,大西晴夫,石井正好,板垣昭彦,佐々木律子,赤津邦夫,辻本浩史,内嶋菩兵衛,大家一志,坂本雄三,磯崎一郎,森川達夫,徳野正己,朝倉 正,高瀬邦夫,村山貢司,酒井重典,安保 徹,清水輝和子,下山紀夫,野瀬純一,横手嘉二,森田恒幸,増井利彦,時岡達志,原沢英夫,宮崎雄三,山中康裕,饒村 曜,住 明正,小池俊雄,岡本 創,本多嘉明,平 啓介,田近英一,阿部彩子,川村隆一,有沢雄三

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