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学生のための機械工学シリーズ 2 制御工学 ―古典から現代まで―
内容紹介
基礎の古典から現代制御の基本的特徴をわかりやすく解説し,さらにメカの高機能化のための制御応用面まで講述した教科書。〔内容〕制御工学を学ぶに際して/伝達関数,状態方程式にもとづくモデリングと制御/基礎数学と公式/他
編集部から
目次
1. 制御工学を学ぶに際して
1.1 制御の基本概念―フィードバック思想―
1.2 制御系の分類
1.3 制御系の基本構成
1.4 制御理論発展の歴史
2. 伝達関数に基づくモデリングと制御
2.1 伝達関数によるモデリング
モデリングとは/線形微分方程式と伝達関数/ブロック線図と等価交換/
過渡応答/周波数応答
2.2 伝達関数に基づく制御理論
ラウス・フルビッツの安定判別法/ナイキストの安定判別法/制御系の特性と
性能評価/制御系の設計法
3. 状態方程式に基づくモデリングと制御
3.1 状態方程式によるモデリング
状態方程式と出力方程式/状態方程式の解と安定性/可制御と可観測/
座標変換と正準系
3.2 状態方程式に基づく制御理論
状態フィードバックによる極配置/オブザーバとその応用/最適制御
3.3 補 遺
可制御条件の証明/可観測条件の証明/可制御正準変換/可観測正準変換/
ケイリー・ハミルトンの定理
4. さらに制御工学を学ぶに際して
4.1 ディジタル制御理論
サンプル値系列/z変換法/パルス伝達関数/状態方程式の離散化/
閉ループの安定性/ディジタル補償器の実現
4.2 機械システム高機能化のための制御理論
機械制御の基礎/高機能化のための制御理論/ロボット制御理論/
制御理論の応用事例
5. 制御工学のための基礎数学と公式
5.1 ラプラス変換
ラプラス変換/フーリエ変換/推移定理/微分・積分のラプラス変換/
逆変換と展開定理/初期値・最終値の定理
5.2 線形代数
連立1次方程式と行列/行列の演算/行列式/固有値ベクトル/固有値/
1次独立と階数/2次形式
6. 演習問題解答
7. 索 引