イラストレイテッド 錯視のしくみ

北岡 明佳(著)

北岡 明佳(著)

定価 3,190 円(本体 2,900 円+税)

B5判/128ページ
刊行日:2019年09月01日
ISBN:978-4-254-10290-1 C3040

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内容紹介

オールカラーで錯視を楽しみ,しくみを理解する。自分で作品をつくる参考に。〔内容〕赤くないのに赤く見えるイチゴ/ムンカー錯視/並置混色/静脈が青く見える/色の補完/おどるハート/フレーザー・ウィルコックス錯視ほか

編集部から

Webで話題の赤くないのに赤く見えるイチゴなど,オールカラーで錯視を楽しみ,しくみを理解する.自分で作品をつくるために.
・特に色に関する錯視が充実
・イラスト・写真の色・模様などがどのような効果を生むかが解説の中心
・特定の作図ソフトに依存しない汎用的な記述

目次

はじめに
目 次
第I部 色と錯視
 1 イチゴの色の錯視のつくり方
  1.1 ネットで人気のイチゴの錯視画像
  1.2 錯視画像はドローソフトの透明ツールでつくる
  1.3 なぜ錯視画像になるのか
  1.4 線型変換と非線型変換の違い
  1.5 記憶色説の考察
  Column 錯視図形のつくり方
 2 並置混色と錯視
  2.1 色は混ぜ合わせてつくられる
  2.2 並置混色とは何か
  2.3 並置混色にも加法混色と減法混色がある
  2.4 (加法混色の)白は(減法混色の)黒よりも暗い
  2.5 CMY を疑似原色とする加法混色系とRGB を疑似原色とする減法混色系の開発
  2.6 明るさの対比を並置混色の加法混色と減法混色で比較する
 3 ムンカー錯視とその仲間たち
  3.1 強力な色の錯視「ムンカー錯視」
  3.2 ムンカー錯視の性質
  Column 蛇の回転
 4 ムンカー錯視と並置混色の連続性
  4.1 並置混色変換によって描かれるムンカー錯視図
  4.2 描けない色を創り出す新しい技法
 5 静脈が青く見える錯視
  5.1 最も身近にある色の錯視
  5.2 「肌色」の画素の色の構成
 6 ヒストグラム均等化仮説と色の錯視
  6.1 24 ビット・フルカラー画像
  6.2 自然な画像と色の錯視画像
  6.3 ヒストグラム均等化仮説による説明
  6.4 「肌色化」アルゴリズム
  Column 錯視の個人差
 7 二色法による色の錯視
  7.1 色の錯視としての二色法
  7.2 二色法における加算的色変換
 8 色の補完現象と並置混色
  8.1 色の補完現象「ネオン色拡散」
  8.2 ネオン色拡散と並置混色の連続性
  Column 渦巻き錯視
 9 ホワイト効果と並置混色
  9.1 強力な明るさの錯視「ホワイト効果」
  9.2 ホワイト効果と並置混色の連続性
 10 2つの色変換と2つの並置混色
  10.1 透明視・半透明視
  10.2 2 つの色変換と2 つの並置混色の等価性
第II部 形・明るさ・動き
 11 踊るハート錯視
  11.1 ヘルムホルツの踊るハート
  11.2 北岡の踊るハート
 12 色依存の静止画が動いて見える錯視
  12.1 色依存のフレーザー・ウィルコックス錯視
  12.2 刺激と環境の「明るさ」にも依存する
  12.3 色依存のフレーザー・ウィルコックス錯視の最小単位
  12.4 色依存のフレーザー・ウィルコックス錯視を引き起こすトリガー
  12.5 その他
 13 色収差による傾き錯視
  13.1 静止画が動いて見える錯視画像に見られる傾き錯視
  13.2 色収差による位置ズレ現象と傾き錯視
  13.3 色収差による傾き錯視の応用
  13.4 色収差による傾き錯視いろいろ
 14 輝度勾配による明るさの錯視
  14.1 「錯視工作」の定番
  Column まぶしい錯視
 15 形の恒常性と坂道の錯視
索引

執筆者紹介

著者紹介

北岡明佳
立命館大学総合心理学部教授
2013年に「ガンガゼ」(2008年発表)レディーガガのアルバム「アートポップ」に使用される.
2017年に「赤くないのに赤く見えるイチゴ」錯視画像を発表,Twitterなどで話題に.
「錯視・錯聴コンテスト」審査委員長

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