サプライ・チェインの設計と管理 ―コンセプト・戦略・事例―

D. スミチ-レビP. カミンスキーE. スミチ-レビ(著)/久保 幹雄(監修)

D. スミチ-レビP. カミンスキーE. スミチ-レビ(著)/久保 幹雄(監修)

定価 7,480 円(本体 6,800 円+税)

A5判/408ページ
刊行日:2002年01月20日
ISBN:978-4-254-27005-1 C3050

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内容紹介

米国IE協会のBook-of-the-Yearなど数々の賞に輝くテキスト。〔内容〕ロジスティクス・ネットワークの構成/在庫管理/情報の価値/物流戦略/戦略的提携/国際的なSCM/製品設計とSCM/顧客価値/情報技術/意思決定支援システム

編集部から

目次

1.サプライ・チェイン・マネジメントヘの招待
 1.1 サプライ・チェイン・マネジメントとは何か?
 1.2 なぜサプライ・チェイン・マネジメントが必要なのか?
 1.3 サプライ・チェイン・マネジメントの複雑性
 1.4 サプライ・チェイン・マネジメントにおける重要な課題
    ロジスティクス・ネットワークの構成/在庫管理/ロジスティクス戦略/サプライ・チェインの統合,戦略的提携/製品設計/情報技術と意思決定支援システム/顧客価値
 1.5 本書の目的と全体像
2.ロジスティクス・ネットワークの構成
 2.1 はじめに
 2.2 データ収集
    データの集約/輸送価格/距離の見積もり/倉庫費用/倉庫の容量/倉庫の候補地/ 要求されるサービスレベル/将来の需要
 2.3 モデルとデータの妥当性の検証
 2.4 解決のための手法
    近似解法と厳密解法の必要性/シミュレーション・モデルと最適化手法
 2.5 ネットワーク構成のための意思決定支援システムの重要な特徴
 2.6 コケコーラの配送問題の解決
3.在庫管理とリスク共同管理
 3.1 はじめに
 3.2 倉庫が1箇所の例
    経済的ロットサイズ・モデル/需要の不確実性の影響/複数発注機会/固定発注費用がない場合/発注費用が固定の場合/リード時間の変動
 3.3 リスク共同管理
 3.4 集中型配送システム 対 分散型配送システム
 3.5 サプライ・チェインにおける在庫管理
 3.6 実務上の問題
4.情報の価値
 4.1 はじめに
 4.2 鞭効果
    鞭効果の定量化/鞭効果における情報集中化の影響/鞭効果の対処法
 4.3 有効な予測
 4.4 システム間の調整のための情報
 4.5 あるべき製品をあるべき場所に
 4.6 リード時間の短縮
 4.7 サプライ・チェインの統合
    サプライ・チェインにおける相反する目的/相反する目標のためのサプライ・チェイン設計
5.ロジステックス戦略
 5.1 はじめに
 5.2 集中管理と分散管理
 5.3 ロジステックス戦略
    直接配送/クロスドッキング
 5.4 在庫転送
 5.5 集中型施設と分散型施設
 5.6 押し出し型システムと引っ張り型システム
    押し出し型サプライ・チェイン/引っ張り型サプライ・チェイン
6.戦略的提携
 6.1 はじめに
 6.2 戦略的提携のための枠組み
 6.3 3PL
    3PLとは何か?/3PLの長所と短所/3PLの課題と要件/3PL導入の課題
 6.4 小売・納入提携
    小売・納入提携の種類/小売・納入提携に対する要求/小売・納入提携における在庫の所有権/小売・納入提携を実施するうえでの問題点/小売・納入提携導入の方法/小売・納入提携の利点と欠点/成功と失敗
 6.5 物流統合
    物流統合の種類/物流統合の問題点
7.国際的なサプライ・チェイン・マネジメントの課題
 7.1 はじめに
    世界的市場が及ぼす影響力/技術力/世界規模で考えた費用の影響力/政治的経済的な力
 7.2 国際的なサプライ・チェインのリスクと利点
    リスク/国際的リスクの問題/国際的戦略を実現するために必要なもの
 7.3 国際的サプライ・チェイン管理の諸問題
    国際製品と地域製品/分散的自律管理と中央集中管理/その他のさまざまなリスク
 7.4 ロジスティクスにおける地域的な違い
    文化の違い/基盤設備/効率性の期待と評価/情報システムの利用可能性/人的資源
8.製品設計とサプライ・チェイン設計の統合
 8.1 はじめに
    ロジスティクスのための製品設計:概観/経済的な包装と輸送/同時処理と並行処理/遅延差別化/考慮すべき重要なポイント/
    押し出し型と引っ張り型の境界/事例分析
 8.2 納入業者を巻き込んだ新製品開発
    納入業者統合の範囲/効果的な納入業者統合の鍵/技術と納入業者の「ブックシェルフ」
 8.3 マスカスタマイゼイション
    マスカスタマイゼイションとは何か/マスカスタマイゼイションを機能させるには/マスカスタマイゼイションとサプライ・チェイン・マネジメント
9.顧客価値とサプライ・チェイン・マネジメント
 9.1 はじめに
 9.2 顧客価値の切り口
    要求との適合/製品の選択/価格とブランド/付加価値サービス/関係と経験
 9.3 顧客価値の評価尺度
 9.4 情報技術と顧客価値
10.サプライ・チェイン・マネジメントのための情報技術
 10.1 はじめに
 10.2 サプライ・チェイン情報技術の目標
 10.3 標準化
 10.4 情報技術基盤
    インターフェイス機器/通信/データベース/システムアーキテクチャー
 10.5 電子商取引
    電子商取引の各段階
 10.6 サプライ・チェイン・マネジメントを構成する要素
 10.7 サプライ・チェイン情報技術の統合
    開発の各段階/企業体資源計画システムと意思決定支援システムの導入/「いいとこどり」システム導入と単一ベンダーによる企業体資源計画システム導入の対比
11.サプライ・チェイン・マネジメントのための意思決定支援システム
 11.1 はじめに
 11.2 意思決定支援システムのシステム構成
    入力データ/分析ツール/提示ツール
 11.3 サプライ・チェインの意思決定支援システム
 11.4 サプライ・チェイン意思決定支援システムの選択
12. 文  献
13. 監修者あとがき
14. 和文索引
15. 欧文索引

執筆者紹介

【執筆者】D.スミチ・レビ,P.カミンスキ,E.スミチ・レビ
【監修】久保幹雄
【訳】伊佐田文彦,佐藤泰現,田熊博志,宮本裕一郎

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