臨床試験用語事典

A. アール-スレイター(著)/佐久間 昭宮原 英夫折笠 秀樹(監訳)

A. アール-スレイター(著)/佐久間 昭宮原 英夫折笠 秀樹(監訳)

定価 10,780 円(本体 9,800 円+税)

A5判/416ページ
発売日:2006年10月25日
ISBN:978-4-254-32213-2 C3547

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内容紹介

診断方法,治療方法,予防方法,看護,患者のリスクプロフィールの知識と理解,などを改善し,疾患の原因論と病原論を支援することを目的とした「臨床試験」全般より500語余りを精選した用語辞典。基本的な用語から標準化に欠かせない重要な述語に定義を与えるだけでなく,その背景にある考え方,実際,展望を詳述する。より広く深い理解を得られるよう充実したクロスリファレンス,その先の知識に対しては参考文献を掲げるなど随所に使い勝手の良さを実現したもの。[立ち読み]もご覧ください。

編集部から

 臨床試験の先進国といえばイギリスです。本書はそのお膝下であるイギリス人によって著されたものです。それだけにイギリスのさまざまな制度・機関の解説も多く含まれ,訳出にあたってはさまざまなハードルが用意されており,また,訳語も定まっていない現状をもろに反映し,監訳にあたった宮原先生の奮闘に敬意を表する次第です。
 臨床試験の結果云々で製薬会社の命運が決まるのです。一発当たれば法外な利益が得られるわけで,緊急を要する薬の速やかな開発は世界各国で熾烈を極めています。開発に当たっては人体実験も行われるなど極秘扱いになるため,経済だけでなく政治も巻き込む側面ももち,ミステリーの題材としても大きなテーマ・領域ともなっているのも十分理解できます。大会社と言われていても,新製品のヒット作がなければ淘汰され,また,過去のヒット作も特許が切れてしまえば即優位性が失われ,等などで,企業合併が日常茶飯事といった感も強い業種と言えます。
 それだけに,新薬開発の研究者には厳格な倫理・モラルが要求され,また国際的な影響力をもつため段階を追った試験方法の規定がきめこまやかに定められています。また,データ採集によって都合の良い結論に導かれてしまうことも十二分に考えられるので,正しい統計の知識も必須となり,統計家と臨床医の正しい連携が重要な課題となるのです。
 病気に対する自分の苦しみは人にはわからない,逆もまたしかり,薬効の威力・有り難さはその個人しかわからないわけで,それだけにきめこまやかな臨床試験が強く望まれるのです。
 本書は,小項目と中項目が混在した辞典となっています。製薬会社などの翻訳者6名および監訳の先生方のご尽力により,難解な英文と簡略化された内容の難しさに思いのほか時間を要したものの,原著者にも音を上げるほど質問を行いながら意味不明さを出来得る限り排除しました。(田村)

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