情動学シリーズ 2 情動の仕組みとその異常

山脇 成人西条 寿夫(編)

山脇 成人西条 寿夫(編)

定価 4,070 円(本体 3,700 円+税)

A5判/232ページ
刊行日:2015年05月25日
ISBN:978-4-254-10692-3 C3340

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内容紹介

分子・認知・行動などの基礎,障害である代表的精神疾患の臨床を解説。〔内容〕基礎編(情動学習の分子機構/情動発現と顔・脳発達・報酬行動・社会行動),臨床編(うつ病/統合失調症/発達障害/摂食障害/強迫性障害/パニック障害)

編集部から

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目次

基礎編
1 情動学習の分子機構(井上蘭・森寿)
 1.1 嚙歯類における古典的条件づけを用いた情動学習測定
 1.2 音恐怖条件づけに関連する扁桃体の神経回路
 1.3 情動記憶の獲得と扁桃体のシナプス可塑性
 1.4 恐怖記憶固定化の分子機構
 1.5 恐怖記憶の維持にかかわる分子機構
 1.6 情動記憶の再固定化および消去にかかわる分子機構
 1.7 LA 特異的遺伝子操作マウスの開発
おわりに
2 情動発現と顔(田積徹)
 2.1 顔の情報処理に特化した領域
 2.2 視線に応答するニューロンが含まれる脳領域
 2.3 サル扁桃体ニューロンの視線と頭の方向の情報処理
 2.4 扁桃体顔ニューロンの機能
 2.5 STS と扁桃体の機能的連携についての仮説
 2.6 社会生活における扁桃体の役割
 2.7 扁桃体と自閉症
おわりに
3 情動発現と脳発達(堀悦郎・小野武年・西条寿夫)
 3.1 社会的刺激認知の発達
 3.2 情動発達の基盤となる神経系
おわりに
4 情動発現と報酬行動(松本惇平・小野武年・西条寿夫)
 4.1 報酬系
 4.2 報酬行動におけるドパミンの役割
 4.3 快感の神経基盤
 4.4 報酬行動の状況・経験依存性
 4.5 性行動におけるオスラット側坐核ニューロンの応答
おわりに
5 情動発現と社会行動(清川泰志)
 5.1 動物の嗅覚系
 5.2 社会行動を司る匂い
 5.3 警報フェロモン
 5.4 ストレスの社会的緩衝作用
おわりに
臨床編
6 うつ病(岡田剛・岡本泰昌)
 6.1 うつ病の臨床徴候
 6.2 うつ病の認知心理学的所見
 6.3 うつ病の脳形態画像所見
 6.4 うつ病の脳機能画像所見
おわりに
7 統合失調症(福田正人・高橋啓介・武井雄一)
 7.1 臨床的に認められる統合失調症の情動症状
 7.2 統合失調症の情動症状の心理学的研究
 7.3 情動症状の意義とメカニズム
 7.4 情動症状と社会
 7.5 脳の情報処理と情動
 7.6 統合失調症の新時代と情動
8 発達障害(山末英典)
 8.1 社会脳仮説
 8.2 ヒトの共感能力の脳基盤
 8.3 ASD での共感能力の障害の脳基盤
 8.4 オキシトシン投与と社会的認知の改善,その脳画像所見
 8.5 オキシトシン投与による自閉症への治療可能性
 8.6 男女差と社会性
 8.7 社会性の男女差と社会脳領域の男女差
 8.8 オキシトシン関連分子の遺伝子多型と脳形態
 8.9 男女差と自閉症スペクトラム障害
おわりに
9 摂食障害(三宅典恵・山下英尚)
 9.1 摂食障害の診断と発症因子
 9.2 摂食障害の認知機能
 9.3 摂食障害の身体イメージ認知
 9.4 摂食障害の治療
おわりに
10 強迫性障害(中尾智博)
 10.1 OCD 概念の変遷と情動
 10.2 強迫と不安
 10.3 強迫と衝動:強迫スペクトラム障害
 10.4 強迫と認知
 10.5 OCD の亜型と脳
 10.6 治療によるOCD 回復の生物学的基盤
 10.7 OCD の情動と脳の統合モデル
11パニック障害(熊野宏昭)
 11.1 不安障害と情動制御
 11.2 パニック障害の神経解剖学モデル
 11.3 パニック障害の脳イメージング
 11.4 パニック障害の認知機能異常
おわりに
索 引

執筆者紹介

第2巻 編者
山脇成人 広島大学教授
西条寿夫 富山大学教授

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