やさしい化学30講シリーズ 4 赤外分光30講

山崎 昶(著)

山崎 昶(著)

定価 2,750 円(本体 2,500 円+税)

A5判/144ページ
刊行日:2016年03月20日
ISBN:978-4-254-14674-5 C3343

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店 旭屋倶楽部

内容紹介

大学でつまずきやすい化学の基礎をやさしく解説。各講末には楽しいコラムも掲載。〔内容〕赤外線の分類/スペクトルの単位/赤外線分光・測定用の装置とガイド/ランベルト・ベールの法則/医学への利用/テラヘルツ分光学/黒体輻射/他

編集部から

目次

はじめに
第1講 赤外線の分類
 Tea Time ハーシェルの実験
第2講 スペクトルの記載に用いられる単位
 Tea Time クラークの三法則
第3講 赤外線分光・測定用の装置 その1
 Tea Time 赤外顕微鏡
第4講 赤外線分光・測定用の装置 その2
 Tea Time マイケルソンと干渉計
第5講 赤外線分光・測定用の装置 その3
 Tea Time ボロメータの歴史
第6講 赤外吸収スペクトル測定の手順 その1
 Tea Time 熱素(calorique)
第7講 赤外吸収スペクトル測定の手順 その2
 Tea Time 「ヌジョール」の由来
第8講 赤外吸収スペクトルからわかること その1
 Tea Time コブレンツ伝
第9講 赤外吸収スペクトルからわかること その2
 Tea Time フーリエ
第10講 波数領域ごとの吸収帯の分類 その1
 Tea Time 三水素陽イオン
第11講 波数領域ごとの吸収帯の分類 その2
 Tea Time フーリエ解析とラジオ放送
第12講 波数領域ごとの吸収帯の分類 その3
 Tea Time 金星の雲の成分
第13講 類縁化合物のスペクトルの例
 Tea Time 司法化学(裁判科学)と赤外吸収スペクトル
第14講 反応段階の追跡とスペクトルの変化 その1
 Tea Time カプロラクタムの現在の製造法
第15講 反応段階の追跡とスペクトルの変化 その2
 Tea Time 交互禁制律と金属原子に配位したときの赤外吸収スペクトル
第16講 反応段階の追跡とスペクトルの変化 その3
 Tea Time 繊維の鑑別
第17講 反応段階の追跡とスペクトルの変化 その4
 Tea Time 遮熱塗料
第18講 官能基/原子団ごとの吸収スペクトルの表
 Tea Time 大気の窓
第19講 赤外吸収スペクトルの集積
 Tea Time ドップラー伝
第20講 赤外吸収スペクトルのデータベース
 Tea Time ドップラー効果の実測実験
第21講 近赤外分光
 Tea Time 光ファイバーと近赤外部吸収
第22講 ランベルト‒ベールの法則
 Tea Time 「空の青」と「水の青」
第23講 パルスオキシメータ その1
 Tea Time 二波長分光法
第24講パルスオキシメータ その2
 Tea Time 静脈認証
第25講 臨床医学への赤外線の利用
 Tea Time 生体の窓
第26講 身近な近赤外線の利用
 Tea Time 暗視装置(ノクトヴィジョン)
第27講 すばる望遠鏡と宇宙の果て
 Tea Time 超遠距離銀河と赤方偏倚
第28講 「遠赤外線」とは
 Tea Time 火山のリモートセンシングと赤外線観測
第29講 「テラヘルツ分光学」
 Tea Time 寒極天文学
第30講 黒体輻射
 Tea Time 発熱体の色調と温度の関連
索引

執筆者紹介

関連情報

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library