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科学史ライブラリー 化学の歴史I
内容紹介
錬金術,近代化学,環境問題。化学の歩んできた道を人間社会との関わりも含め生き生きと描く。〔内容〕宇宙の本性とヘルメスの博物館/懐疑的科学者/化学原論/化学哲学の新体系/有機分析/化学の方法/化合物/産業に応用される化学/他
編集部から
目次
1. 宇宙の本性とヘルメス博物館について
1.1 中国錬金術
1.2 ギリシア錬金術
1.3 アラビア錬金術と中世の錬金術
1.4 ニュートンの錬金術
1.5 錬金術と錬金術文書伝統の消滅
2. 懐疑的化学者
2.1 パラケルスス主義
2.2 ヘルモント主義
2.3 酸-アルカリ理論
2.4 懐疑的化学者
2.5 ボイルの物理的物質論
2.6 ボイルの真空とその影響
2.7 ニュートンの化学
2.8 フロギストン主義者
2.9 まとめ
3. 化学原論
3.1 科学公務員
3.2 空気の化学
3.3 化学革命
3.4 余波
3.5 まとめ
4. 化学哲学の新体系
4.1 ドルトンの「新体系」
4.2 ドルトンの生涯
4.3 原子説
4.4 ドルトン理論の起源
4.5 ドルトン理論と電気化学
4.6 化学反応性
4.7 プラウトの仮説
4.8 容積比の関係
4.9 原子論への懐疑
4.10 まとめ
5. 有機物体の分析指針
5.1 純度
5.2 化学の基礎
5.3 装置と薬品の供給
5.4 リービッヒ・有機分析・研究学派
5.5 まとめ
6. 化学の方法
6.1 根による分類
6.2 型による分類
7. 化学化合物の構成と変容
7.1 原子価概念の確立
7.2 ケクレと化学構造論
7.3 構造論の勝利
8. 技術と製造業に応用される化学
8.1 アルカリ工業
8.2 染科と着色
9. 化学の原理
9.1 元素を分類する
9.2 希土類
9.3 不活性気体
9.4 元素をつくりだす
9.5 メンデレーエフの原埋
9.6 まとめ
人名索引
書名索引
事項索引