朝倉心理学講座 9 臨床心理学

海保 博之(監修)/桑原 知子(編)

海保 博之(監修)/桑原 知子(編)

定価 3,740 円(本体 3,400 円+税)

A5判/196ページ
刊行日:2007年04月15日
ISBN:978-4-254-52669-1 C3311

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内容紹介

臨床心理学の基礎と理論を紹介する。〔内容〕概説/基礎―人格・発達・アセスメント/対象―神経症圏・精神病圏・心身症・境界例・実存的課題/アプローチ―精神分析・ユング派・行動療法・ロジャーズ派/応用―教育・医療・司法。

編集部から

目次

1. 臨床心理学とは何か?概観と展望
1.1 臨床心理学とは何か  
 臨床心理学の特殊性/対立の共存
1.2 臨床心理学の実践  
 目的/方法/確かなこと
1.3 臨床心理学はどこから来て,どこへ行くのか  
 臨床心理学のルーツと日本における展開/臨床心理学の質的変化と今後の課題

2. 臨床心理学の基礎
2.1 人格(パーソナリティ) 
 パーソナリティの定義/パーソナリティと心理的不適応/精神病理を説明する現代のパーソナリティ理論/臨床心理学におけるパーソナリティの意味
2.2 発   達  
 臨床心理学における「点」と「線」:発達という視座/プロスペクティヴな発達研究が明かすもの/発達的視点から見るトラウマ/発達の「地」としての関係性
2.3 アセスメント  
 アセスメントとは/アセスメントに必要な基礎知識/アセスメントの方法/アセスメントにおける倫理

3. 臨床心理学の対象
3.1 神経症圏を中心に  
 神経症による心理学の創造/神経症の「主体性」/ある神経症者の夢
3.2 精神病圏を中心に 
 精神病圏の分類/臨床心理学的観点から/心理療法的アプローチ
3.3 心身症を中心に 
 心身症について/病院で出会ったバウムから/身体を病むという経験/身体疾患者への心理療法
3.4 境界例を中心に  
 「境界例」とは/治療関係の中で生じること/「境界例」的病態と治療のこれから
3.5 実存的な課題 
 実存主義の背景/実存的アプローチの特徴/実存的課題の根源性/共存性と超越性

4. 臨床心理学のアプローチ
4.1 精神分析  
 精神分析という実践/精神分析という方法論/精神分析は人のこころをどう考えるのか:学問としての精神分析/おわりに:日本の精神分析の状況と臨床心理学
4.2 ユング派  
 対という視点/ユング派において心理療法とは/「つながること」と「切ること」という対
4.3 行動療法  
 行動療法という作業とその定義/行動療法の特徴/行動療法によるアプローチの三つの柱/行動療法に期待されていること/行動療法においてターゲットとなる行動の種類/行動のABC(機能分析)モデル/認知モデル
4.4 ロジャーズ派  
 クライエント中心療法の理論/クライエント中心療法の発想/クライエント中心療法の発展的理解/フォーカシング指向心理療法/新しい理解によるセラピー過程の内実/別の視点から見たクライエント中心療法:構成主義を例として

5. 臨床心理学の応用
5.1 教   育  
 学校教育現場における心理臨床活動の歴史を知る/学校教育現場での心理臨床家の役割を学ぶ/「臨床の視座」と「教育の視座」の相違点を自覚する/おわりに:「臨床の視座」が学校教育現場で真に活かされるために
5.2 医   療  
 医療における臨床心理士の現状/近代医学の趨勢と医療の見直し/医療における心理臨床
5.3 司法領域 
 司法領域の主な専門職と臨床心理学/司法領域における心理臨床実践:少年院での実践から

事項索引 
人名索引  

執筆者紹介

【執筆者一覧】
桑原知子,若林明雄,遠藤利彦,永田法子,田中康裕,角野善宏,山森路子,金山由美,大山泰宏,藤山直樹,北口雄一,神村栄一,廣瀬幸市,牧,剛史,駿地眞由美,石原,宏
(執筆順)

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